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2014年11 月25日 (火曜日)
狛江市民祭り : のべ6万9千人が買い物やイベント楽しむ
「ふれあう心で豊かなまちを」を合い言葉に、38回目の狛江市民まつり(狛江市民祭り実行委員会主催)が11月16日に狛江第一小学校、狛江市役所、市民グランドなどで催された。風もない穏やかな陽気に誘われ、昨年より2,000人多い延べ69,000人(主催者発表)が、買い物やイベントを楽しんでいた。
祭りの開会を告げるパレードは、午前9時30分に市民グランドから小学生の鼓笛隊を先頭に、まつりの実行委員会、少年剣道クラブなど小学生からお年寄りまで多くの市民が参加。続いて市内の全神社の6基のみこし、はやし連の山車などが会場周辺の道路を練り歩き祭りムードを高めた。一小の舞台では、小川昭治実行委員長、来賓の高橋都彦狛江市長などがあいさつした後、恒例の地酒の鏡割りも行われ、マス酒で乾杯した。
舞台では、郷土芸能のおはやしやダンス、子どもたちに人気のテレビヒーローショー「烈車戦隊トッキュウジャー」などがくり広げられた。校庭にはカラフルなテントが並び、市民団体と友好都市の川口町、山梨県 小菅村などの物産展、公共団体や市民団体などが出店、買い物を楽しんでいた。
農産物品評会のテントでは、狛江産の野菜や果物、花などを展示、見学者の関心を集めており、午前中に行われた市内産の野菜の産直も人気を呼び、1時間あまりで売り切れた。買い物の駆けつけ大きな袋に下げた主婦らは野菜を家に置いてからもう一度出直して祭り見物しますなどと話していた。例年人気に宝船の宝分けを待つ市民も昼過ぎから並び始め、手に入れた野菜に笑顔だった。
歩行者天国となった本町通りでは、保育園児からおとなまでが、「エイサー」など郷土芸能の踊りやジャズ、ロック、ゴスペルなどのストリートライブや猿まわしが行われ見物客から大きな拍手がおくられた。
市役所会場の市民ひろばでは、市内の商工業者などによる模擬店や物販が行われ、ピーク時にはデパートの特売場のようなにぎわいを見せていた。舞台では市内のおはやしの競演や和太鼓、御台橋商栄会のゆるキャラ「バッシー」が登場するビンゴ大会(写真右下)が行われた人気を集めていた。午後2時からは、ことしの 夏に市内の14のレストランなどで実施された「わくわく元気!こま丼逸品コンテスト」の結果発表と表彰式がが行われ、最優秀賞にレストラン プティ・クーの「レトロKOMA-DON」が選ばれたほか優秀賞3点が発表された。その後、会場では飲食券5,000円分が当たるじゃんケイン大会が実施され、参加者と高橋都彦市長が、真剣な表情でじゃんけん合戦を繰り広げていた。
市民センターでは、54回目の文化祭が催され、華道、陶芸、写真、絵画などの作品展示やお茶会も催された。
市民グランドでは、幼児たちが楽しみとしているふわふあドームとふあふあボールプールが強風で中止となったが、体育協会のスポーツ祭が行われ、子どもからお年寄りまで幅広い年代の市民がグラウンドゴルフやサッカーボールを使ったゲームなどを楽しんでいた。
2014-11-25 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 08)経済・農業, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, h)東京都, 音楽, 食 | Permalink | コメント (0)
2014年11 月19日 (水曜日)
J3・FC町田ゼルビアが 福島ユナイテッドFCに2対0 : 完封勝利で入れ替え戦出場に望みつなぐ
明治安田生命J3リーグ第32節の6試合が11月16日に各地で行われた。FC町田ゼルビアは町田市野津田の町田市立陸上競技場で福島ユナイテッドFCと対戦、2対0で勝利した。2位の長野パルセイロが勝利したため町田の3位と勝ち点差1は変わらないが、最終節まで入れ替え戦出場の可能性に望みをつないだ。
写真(撮影 : すべて山本真人)=17分、FW鈴木孝司(#9)先制ゴールに喜ぶ町田イレブン
この試合が町田のホーム最終戦とあって、競技場には開幕戦に次いで2番目に多い4,472人が観戦、町田側のサポーター席からは「J2に連れて行って」などさまざまな思いを込めた応援メーッセジが掲げられた。試合前には来シーズンのユニフォーム発表などのイベントなどが催された。
町田と福島のこれまでの対戦成績は、2勝2負。初対戦だった昨年の開幕戦で悔しい負けを喫しており、アウェイで勝利して互角の結果となっているが、ホームでは未勝利のままで、他力本願とは言え入れ替え戦に出場するためには絶対に負けられない。
町田GK高原寿康(#21)がケガのため、修行智仁(#1)が9試合ぶりに先発し新卒の島崎恭平(#22)がベンチ入りした。
試合は序盤から町田が攻勢をかけてリズムをつかみ、17分にDFペ デウォン(#24)のクロスを頭で合わせたFW鈴木孝司(#9)が2試合連続となる先制ゴールを決めた。町田は、その後もボールを支配して何度もチャンスを作るが、追加点を奪えず前半を1対0で折り返した。
後半、攻勢をかける町田対策で福島が体を張った守備に替えたため、町田は追加点がなかなか生まれなかった。そんな中の61分、ゴール前の攻防で町田の修行が頭を地面に強く打ち試合がしばらく中断。修行は頭を固定する担架で運び出され、代わりに島崎がリーグ戦初出場となった。
このアクシデントで、町田は新人キーパーの負担を軽くしようと結束がより強まり、攻撃のリズムが再び入り激しい攻防が繰り返されたが、73分に福島DF杉野健斗(#25)がこの日2枚目のカードをもらい退場となった。町田は、数的有利な状況で福島の守備を崩してゴールに迫り、86分にMF大竹隆人(#13)のパスを受けたDF星野悟(#25)が追加点を決めた。その後も町田は攻撃の手を緩めず、アディショナルタイムには鈴木孝司がポストに充てる惜しいシュートを放ち、完封で福島を下した。
試合後には、ホーム最終戦セレモニーが行われ、李漢宰キャプテンは「今日の試合で全てが終わったわけではないですが、良い時も苦しい時も常に支えてくださった皆さんに感謝したい。アウェイでもう1試合、入れ替え戦でホームでう1試合あります。本当に最後まで僕たちを支えてくれて、ありがとうございます。必ずここに戻ってきます」と感謝を込めて力強く語った。
続いて相馬直樹監督が「ホーム最終戦にご来場頂き、皆さんの声と想いが今日の勝利に導いてくれたと思います。本当にありがとうございました。そして1年間、良い時も悪い時も、苦しい時も一緒に戦って頂きました。これが最後ではありません。ハンジェの言葉の通り、ここに帰ってきたいと思います。皆さんと一緒にこの後に続く昇格への道を開いていきたい」と入れ替え戦に望みをかける挨拶をした。
最後に下川浩之社長は「J3リーグ1年目で、4年ぶりに相馬直樹監督を迎えました。ことしのチームは、基礎を作る年ということで1年間一生懸命やり、ホーム最終節を迎えました。大事な試合を落としたりしましたが、ここ2試合は良い試合ができた。選手たちもことし成長してくれたと思いますが、先ほど相馬監督、李選手が言っていましたが、これからが本番だと思っています。ぜひ、最終戦で藤枝まで行って私たちを応援してください。必ず、また野津田に帰ってこれるように戦っていきます」と野津田での再開を希望する言葉で締めくくった。
最終戦は11月23日13時から藤枝総合運動公園で、藤枝MYFCと対戦する。
2014-11-19 in 02)イベント・催事, c)町田市 | Permalink | コメント (0)
2014年11 月18日 (火曜日)
狛江市商工会が「こまえショップナビ」を発行:足で集めた情報でレストラン、商店など85店をガイド、k-pressが取材・編集
狛江市内の飲食店や商店など85店を紹介したガイドブック「こまえショップナビ」を狛江市商工会がこのほど発行した。各店について、その特色や商品、サービスなどを紹介した文と写真3〜6点を使って詳しくガイドしてある。掲載した店舗に加え、商工会、狛江市役所地域活性課窓口などで無料で配布している。
写真=「こまえショップナビ」の表紙
「こまえショップナビ」は、手軽に持ち歩いてもらうため、A5判のコンパクトサイズとした。表紙とも72ページのガイドブックには、レストラン、日本そばなどの飲食店30件、ケーキ、和菓子、精肉店などの食料品店18件、メガネ、生花、ドラッグストアなど生活用品の販売店16件、クリーニング、美容院、理髪店、接骨院などのサービス21件をジャンル別に掲載してある。
このガイドブックは、市内の商店の活性化をはかるため、その特色や個店ならではの努力を多くの人に知ってもらおうと、1万部を発行したもの。取材・編集・制作は特定非営利活動法人k-pressが担当、85店すべてをまわって取材、撮影を行った。
ガイドでは300点以上の写真を使い、店の外観や店内、商品などに加え、顧客と店との交流のきっかけになればと店で働くスタッフの写真も多く載せたのが特徴。紹介文も、住所、電話番号、営業時間などの基本データに加え、店の成り立ちやスタッフの声なども多数掲載している。また、各店の案内図も添えてある。
また、目次に加え、市全体の地図に店の所在地を掲載、巻末に店を50音順に並べた索引を入れるなど、使いやすいように配慮してある。
商工会では、市外の人にも利用してもらうため、近日中にホームページも開設する予定で、準備を進めている。
問い合わせは電話03-3489-0178狛江市商工会。
2014-11-18 in 08)経済・農業, 10)社会, a) 狛江市のニュース, h)東京都, 食 | Permalink | コメント (0)
2014年11 月15日 (土曜日)
J3・FC町田ゼルビアがFC琉球に4対1と快勝 : 鈴木コンビの大活躍でホーム2連勝
明治安田生命J3リーグ第31節の6試合が11月8日と9日に各地で行われ、第2日程のFC町田ゼルビアは町田市野津田の町田市立陸上競技場でFC琉球と対戦した。町田はFW鈴木孝司(#9)、MF鈴木崇文(#17)の鈴木コンビの大活躍で試合を支配、4対1で快勝し、ホーム2連勝と復調の兆しを見せ、2位長野パルセイロとの勝ち点差を維持した。
写真=52分、相手GKをかわし町田MF鈴木孝司(#17)が3点目を決める(撮影 : 山本真人)
J3は残り3試合。前節、町田はホームで6試合ぶりに勝利し、他力ながらも入れ替え戦に出場できる2位への逆転出来る可能性を残している。競技場には2,950人が集まった。キックオフが早い2位長野が勝利しており、絶対に負けられない。
試合は、前半から町田がリズムをつかみ開始直後にPKを得たものの、FW久木野聡(#38)のキックを琉球GK田中賢治(#33)がとめた。その後も町田が優位に立ち、37分にMF遠藤敬佑(#8)のパスを受けた鈴木孝司が先制ゴールを決め、45分+1には、鈴木崇文が追加点を決めて前半を2対0で折り返した。
後半、52分に再び鈴木崇文が相手GKを交わしてこの日2点目となるゴールを決めリードを広げた。さらに、63分には相手DFのこぼれた球を遠藤が左足で押し込め4点差となった。しかし、琉球が意地を見せて67分にDF淺田大樹(#2)がゴール奪った。その後、町田は相次いで4人選手交代をして守りきり久しぶりに連勝した。
次の試合は、ホーム最終戦となる11月16日で13時から福島FCと対戦する。試合開始前の11時45分に2015年のユニフォーム・デザインの発表などのイベントが行われる。
2014-11-15 in 02)イベント・催事, c)町田市, スポーツ | Permalink | コメント (0)
狛江市役所など4会場で11月16日に狛江市民まつり
狛江市民まつり(同祭実行委員会主催)が11月16日9時から15時30分まで狛江市役所、第一小学校、市民グランドと各会場を結ぶ周辺通りで催され、子どもからお年寄りまで楽しめる多彩な催しをくり広げる。
「ふれあう心で 豊かなまちを」をキャッチフレーズにして催されているこのまつりは、市民祭、文化祭、農業祭、商工祭とスポーツ祭の5つが一体と なったもので、ことしで38回目を迎える。
まつりは、9時30分に市民グランドから出発する小学生の鼓笛隊や野菜の宝船のパレードを皮切りに、10時から本町通りで市内各地区のみこし、はやし連の山車、10時25分から狛江駅北口から民謡流し踊りがそれぞれスタート、「ふるさと広場」の一小まで練り 歩く。10時に行われる一小でのオープンセレモニーの前後に相次いでパレードが会場に到着、祭りムードを高める。また一小の舞台では、それぞれの大会で優秀な成績を収めた狛江第二中学校のダブルダッチ部と「文化庁長官賞」(全国ベスト4)を受賞した狛江高校箏曲部が日頃の成果を披露する。
関連事業として、狛江駅北口広場で「市民まつり駅前ライブ」が11時から15時まで催され、6団体が演奏する。
○各会場の主なイベント
市役所の「おたのしみ広場」では、特設ステージでおはやし競演、沖縄民謡、ゴスペル、ワンツーボクシング、「わくわく元気!こま丼逸品コンテスト」の表彰式、狛江商工会ビンゴ大会が催される。
会場には、商工祭として市内41店舗の逸品、個人・団体に36店舗よるバザー、食べ物の販売などがある。
市民センターでは15・16日9時から16時まで市内文化団体が、54回目の文化祭として華道、陶芸、写真、水墨画、書道、絵画などの作品展示、茶道連盟の和菓子と抹茶、市内の小学生が描いたむし歯予防ポスターの展示を行う。
一小のステージでは、9時20分から狛江市チャレンジ青年学級によりガチャガチャバンド、10時からオープニングセレモニー、第二中ダブルダッチ部の演技、狛高校箏曲部の演奏、列車船隊トッキュウジャーショー、空手、ダンス、ジャズ演奏 などのほかゲーム大会が行われる。校庭では、苗木(11時)・球根(13時)のプレゼント、市内産野菜で作ったとん汁、14時からパレードの宝船を「宝分け」した野菜の無料配布、農産物品評会。狛江市と交流している新潟県長岡市川口地区・山梨県小菅村・福島県南会津町の物産展、一般の出店による焼きそば、串焼きおでんなどの 食べ物もある。
同小体育館では、科学実験教室が行われる。
市民グランドの「スポーツ広場」は、FC東京によるキックターゲット、体育協会 によるグランドゴルフ、サッカー、スピードガンコンテスト、ダーツなどおとなも参加できるスポーツ系の催しと幼児に人気のふあふあドームが終日行われる。
各会場を結ぶ本町通りでは11時から12時30分まで保育園児からおとなまでが民謡、エイサーなどが披露する。12時30分から15時までは市内で活躍する音楽グループによるキッズダンス、ジャズ、ロックなどのストリートライブも催される。また、消防車両の展示・体験乗車などの消防ふれあい広場もある。
一小前の「おまつりの道」入り口付近では公園の遊具などを使っ た遊びの広場催される。
問い合わせは電話03(3430)1111狛江市役所内市民まつり実行委員会。
2014-11-15 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 08)経済・農業, 09)市民活動, 11)まちづくり, a) 狛江市のニュース, 音楽, 食 | Permalink | コメント (0)
2014年11 月12日 (水曜日)
J3・FC町田ゼルビアがY.S.C.C.横浜に2対1 : 終了間際のフリーキック決め劇的に勝利
明治安田生命J3リーグ第30節の6試合が11月1日と2日に各地で行われ、第2日程のFC町田ゼルビアは町田市野津田の町田市立陸上競技場でY.S.C.C.横浜と対戦した。町田はYS横浜の堅い守備に苦戦したが、75分に先制、一時追いつかれたが終了間際に相手ファウルによるフリーキックを得たMF鈴木崇文(#17)が、14節の対戦を再現するように鮮やかに決めて2対1と劇的に勝利した。ホーム4試合ぶりの勝利にゼルビアサポーターは喜びに沸いていた。
2位の長野パルセイロが引き分けたため、勝ち点差が1に縮まり、J2入れ替え戦に進出できる2位への望みをつなげた。
写真(撮影 : いずれも山本真人)=終了間際の決定弾にサポーターと喜び合う町田イレブン
連休中日で、競技上では3,018人が観戦。試合前には、場外のイベント会場で2020年の東京オリンピック・パラリンピックのキャンプ地招致活動のPR活動が行われ、石阪丈一町田市長、元日本代表で2012年にゼルビア選手でもあった町田市出身の戸田和幸さんとやはり町田出身の元なでしこジャパンメンバー大竹七未さんのトークショーも行われた(写真左)。
町田は、DF三鬼海(#18)、DFぺ デウォン(#24)が、出場停止開けで先発、DF平智広(#4)がケガから復帰してベンチ入りした。
試合は、立ち上がりから町田が攻勢に仕掛け何度もチャンスをつくるものの、YS横浜のゴール前で体を張った堅い守備を崩せず、前半を0対0で折り返した。
後半、町田は運動量が落ち、YS横浜の反撃を受ける時間帯もあり、前半のハイペースの影響で足を痛めたMF戸田弘貴(#29)に変わり55分に鈴木崇文を投入、やはり足を痛めたFW鈴木孝司(#)9に変わりFM木島徹也(#14)が、さらに72分にはペに替わり平がピッチにと相次ぐ故障で嫌な選手交代となった。
しかしリズムを取り戻した町田は、75分にゴール前の相手DFにあたったこぼれ球をMF李漢宰(#6)がミドルシュートで決めて待望の先制点を奪った。83分にYS横浜のFW吉田明生(#10)にゴールを許して同点となった。最近の勝ちきれない試合展開を思い起こさせる同点弾に、町田サポーターから動揺の声が聞こえた。しかし、なんとしても勝ちたい町田は、さらに攻撃を仕掛け、表示されたアディショナルタイムが終わる直前の90+4分に鈴木崇文が鮮やかにフリーキックを決めて劇的な勝利をもぎ取った。
試合後は、9月7日の第24節以来のホームでの勝利にサポーターから大きなエールが贈られた。
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2014年11 月10日 (月曜日)
Jリーグ・川﨑フロンターレが清水エスパルスに2対3: 痛い逆転負けでタイトルは消え去る
Jリーグ第31節の9試合が11月2日と3日に各地で行われ、川崎フロンターレは、川崎市中原区の等々力陸上競技場で清水エスパルスと対戦した。川崎Fは DF福森晃斗(#22)のプロ初ゴールで先制したが、その後ゴールの奪い合いで2度追いつかれ、90分に痛恨の失点で2対3と前節に続き2試合連続の逆転 負けとなった。
第2日程の首位浦和レッズが勝利したため、川崎Fは5位に後退、勝点差が10に広がったため、今季のタイトル取りは消え去った。
写真=試合終了に肩を落とす川崎イレブンと笑顔で抱き合う清水エスパルスの選手
川崎Fは前節、甲府に敗戦して勝点51の4位だったが、他力ではあるものの数字上まだ悲願のタイトルの可能性が残っており負けられない試合。一方の清水は勝点31で16位の降格圏だが、Jリーグ発足時の10チームの意地とサッカー王国の誇りがかかっており敗戦はさけたいところ。競技場には、両チームサポーターが19,169人が参集、特にアウェイ清水はさまざまなメッセージを書いた応援幕と大きな声で選手を鼓舞していた。
試合は、立ち上がりから互いに激しい攻防となったが、19分に川崎Fがコーナーキックのチャンスから中村のセンタリングに福森がヘディングで合わせて先制 した。
その後、中盤の激しいボールの奪い合いが続き川崎はチャンスをつくるが、前線のFW大久保嘉人(#13)やFW小林悠(#11)とタイミングが合わ ず、何度もオフサイドの判定で決定機を逸した。すると40分に、清水のスローインからMF六平光成(#16)にゴールを決められ同点となった。しかし川崎Fは、44分に中村がはたいたボールを小林が左足で流し込んで再び1点リードして全半を折り返した。
後半、開始まもなくの50分に川崎FのGK杉山力裕(#1)の処理したこぼれた球を清水DF吉田豊(#28)に決められ再び同点となると、勢いを増した清 水に追われる時間帯が続いた。川崎Fは、61分に中村が足を痛め一度は戻ったものの担架で運ばれ、代わりに65分にMF金久保順(#18)を投入して2 トップに変えた。その後も清水の攻勢が続き、川崎Fの守備陣がしのいでいた。
川崎Fは相手ファウルで2度フリーキックのチャンスを得たが、相手 GKの好守などで追加点を奪えず、90分に中盤でパスをカットされ速攻で途中交代のFW村田和哉(#22)に決勝ゴールを決められた(写真右)。川崎F は、アディショナルタイムにDF小宮山尊信(#8)に替え、FW森島康仁(#9)を送り出したが追加点を奪えず、痛い敗戦となった。
試合後、清水側のサポーター席は大きなコールでわき上がっていたが、2試合連続で降格圏争のチームとの逆転負けの結果に、普段は引き分けや敗戦でも温かな拍手で迎える川崎サポーター席から珍しく大きなブーイングが起きていた。
残りのリーグ戦は3節で、次のホームゲームは11月29日14時からサンフレチェ広島と対戦、この試合がホーム最終戦となる。
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