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2014年10 月14日 (火曜日)

J3・FC町田ゼルビアがツエーゲン金沢にスコアレスドロー : 順位は3位で変わらず

141012zelvia 05明治安田生命J3リーグ第28節の5試合が10月11日と12日に各地で行われ、第2日程のFC町田ゼルビアは町田市野津田の町田市立陸上競技場で首位のツエーゲン金沢と対戦した。互いに球際の激しい上位対決らしい一進一退の緊迫した好ゲームだったが、町田は金沢の堅守を崩せずスコアレスドローに終わり、勝点差を詰めて順位をあげることができなかった。

写真(撮影 : すべて山本真人)=前にボールを運ぶ町田MF遠藤敬佑と阻止する金沢DF太田康介(#5)ら

141012zelvia 03リーグ戦は残すところあと6試合。町田は第3クールに入る前の22節(8月24日)に今季2敗目を喫して以降2勝4敗と調子を落としているのに対し、金沢は21節(8月10日)から7連勝と好調を維持し25節に首位に立った。しかし町田は、勝点差5の金沢に勝てば順位を上げることもまだ可能で、競技場は勝利を期待するサポーターが数多く来場、開幕戦につぎ今季2番目の4.312人が観戦した。
町田は、今節もDF深津康太(#5)が累積警告で欠場、代わりDFペ デウォン(#24)が出場、ケガから復帰して前節途中出場したMF大竹隆人(#13)とMF稲垣雄太(#32)が先発起用された。
141012zelvia 06試合は、立ち上がりから町田がチャンスを作るが、昨年まで町田に在籍した金沢DF太田康介(#5)などの堅守に阻まれ得点機会を逸すると次第にイーブンな戦いになった。12分に金沢がコーナーキックのチャンスからの競り合いで(写真左上)ゴールを割ったかに見えたがファウルの判定で町田はピンチを脱した。その後も好守の切り替えが早い一進一退の緊迫したゲームが続いたが、前半を0対0で折り返した。
141012zelvia 04後半、町田はハーフタイムに相馬直樹監督が出した「シンプルに攻めよう」の指示に従い、立て続けにチャンスを作るが(写真右)、体を張った金沢の守りに跳ね返されゴールネットを割れない状態が続いた。
首位との直接対決で上位進出をはかりたい町田は、77分に大竹に替えMF庄司悦大(#10)を投入、83分には稲垣に替え齋藤翔太(#15)をピッチに送り出したが、流れを変えることができない。90+1分にはペ デウォンがこの日2枚目のカードをもらい退場、アディショナルタイムが終わるまで攻め続けたが得点をあげることができなかった。
2位AC長野パルセイロと4位ガイナーレ鳥取の試合も引き分けたため上位4チームの順位と勝点差は変わらなかった。

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試合終了に落胆の表情の町田の選手

試合後の会見で相馬監督は「上位対決というで、多くの方に来場して頂くことができ皆様に感謝の気持ちを申し上げたいと思います。首位の金沢から勝ち点を奪いたかったが、残念ながらできませんでした。ただ、今日の選手たちのプレーには満足し感謝しています。勇敢に戦い、時に励まし合いながら本当に素晴らしい戦いをしてくれたと思いますが、最終的にそれを結果に結びつけるができず、残念です。残りの試合を諦めることなく、選手と共に闘っていきたいと思います」と悔しさをかみしめながら話した。
残りは5試合で、次節(10月19日)はアウェイでグルージャ盛岡と対戦、その後3試合連続ホームゲームで、最終戦はアウェイで藤枝MYFCと戦う。
町田の次のホームゲームは、11月2日13時からY.S.C.C.横浜と対戦する。
J2昇格条件は、J2ライセンスを得た年間順位2位以内のチームで、首位は自動昇格、2位はJ2・21位のチームとホーム&アウェイの入れ替え戦に出場できる。現在、AC長野パルセイロを勝点1差で追う3位の町田は、9月29日にJ2ライセンスの交付を受けており、2位以内の成績と平均観客動員数3,000人以上の昇格要件達成に向けてクラブ一丸となって戦っており、ホームゲームで地元ファンの熱い応援と観戦を期待している。

2014-10-14 in 02)イベント・催事, c)町田市, h)東京都, スポーツ | Permalink

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