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2010年12 月31日 (金曜日)

狛江市の多摩川住宅で手作りクリスマス会 : 公園に1000本のキャンドル

101223x'mas02 狛江市西和泉の多摩川住宅二号棟の公園で12月23日夕、「サンタが大公園にやってくる!」が催され、同住宅に住む親子連れなど約200人が1000本のキャンドルのほのかなあかりのクリスマスイベントを楽しんだ。

写真=公園の地面に灯された1000本のキャンドルを楽しむクルスマス会

この催しは、同団地や周辺に住むさまざなな年代のおとなやこの公園で育ったこどもたち 総勢50人のスタッフが毎年この時期の開いているもの。
この日は、スタッフが公園にキャンドルを並べて準備。日没後の午後5時から並べたキャンドルに火を付け、木につるしたイルミネーションに点灯した。この後、静かな音楽が流れるなか、家族が手をつないでキャンドルの道を通って中央に座るサンタからプレゼントを受け取った。参加者は「灯がともるとこんなにきれいでじーんとする」「近くでこんなにすてきなクリスマスを楽しめた」と感動していた。このイベントは、同団地に住む若いお母さんが小度建て仲間と「火を見る機会に少ない子どもたちに静かな時間を過ごす夢のあるクリスマスを開こう」と企画、16年前に団地近くの集会所を借りて催したのがきっかけで始まった。その後、団地自治会や子供会などに受け継がれ、現在の形となり、規模も拡大していまでは同団地の名物行事のひとつとなっている。最初に企画した人たちは「当初は自分たちの子のためにと思っていたが、いまはお手伝いにくてくれる人や近所の人、管理組合の協力でこんなに長く続いた。またかつてこのクリスマスを楽しんでいた子どもが成人になて手伝ってくれるのがうれしい」と話している。

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2010年12 月30日 (木曜日)

天皇杯準決勝・FC東京が鹿島に敗退 : 延長の終了間際に逆転ゴール

101229tennohai01 第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・準決勝の2試合が12月29日、国立競技場(東京都新宿区)とエコパスタジアムの2会場で行われた。
準々決勝で劇的な勝利を手にしたFC東京は、国立で鹿島と対戦。39分にFW平山相太がオーバーヘッドキックでゴールを決めて先制したが、67分に鹿島のFW大迫勇也に同点ゴールを決められ、試合は延長戦に突入。延長終了直前に鹿島のFW興梠慎三に勝ち越し弾をあびて逆転負け、初の決勝進出の夢は破れた。
また、天皇杯史上初の3連覇をめざしたガンバ大阪は清水エスパルスに0対3で敗れた。元日の決勝戦は鹿島と清水が対戦する。

写真=延長終了間際の逆転ゴールを喜ぶ興梠(#13、右から3番目)

101229tenohai02 FC東京は、FWに前回途中出場の鈴木達也、GKは権田修一がスタメン、徳永悠平をボランチ起用。試合は、両チームとも立ち上がりからアクレッシブに戦う。FC東京は高い守備意識で決定的な場面を守りきりペーストをつかむが、攻め上がってもシュートがなかなか枠に入らない。しかし、39分に平山がオーバーヘッドで合わせたボールがバーにあたって中に入り先制ゴール。DF椋原健太もゴール前に詰めており、3日前の120分の死闘の疲れを感じさせない攻撃で前半を1対0で折り返した。
101229tenohai03 後半鹿島は、今季限りで引退するベテランDF大岩剛をF青木剛に変え、MF中田浩二が最終ラインに下がった。東京は後半たちあがりにチャンスをつかむが、相手の好守備で追加点がとれない。鹿島は61分にフェリペ・ガブリエルに変えMF本山雅志を投入して反撃、これが功奏し、67分にFW大迫勇也が同点のゴールを決めた。東京は、72分に準々決勝で大活躍のFW石川直宏を、89分にFW大黒将志と超攻撃的な布陣としたが、ゴールが奪えず延長戦になった。
東京は、延長前半の95分にMF米本拓司がこの日2枚目のカードで退場、数的不利に陥った。さらに、前半から早い攻守の切り替えで走り続けた結果、足が止まる場面も見られ、攻撃チャンスは作れず守備に追われた。ロスタイム1分の表示が出てまもなくPK戦突入と思われた瞬間、守備のほころびを本山につかれ、興梠の逆転ゴールを許し、試合が終了した。
101229tenohai04 決勝まで進むことでJ2で戦う来季への自信を取り戻したかった東京は、試合終了の笛で平山らがピッチにへたり込み、暫くたてなかったが、サポーターらは、暖かい声援でここまで戦った選手らを励ました。
試合後の会見で大熊清監督は「結果は残念だった。苦しいシーズンを戦い、厳しいスケジュールの中で選手はいい準備をしてよく戦った。退場者を出したが、できることなら最後まで11人で戦わせたかった。準決勝は自分たちの力で逆転したが、今日は反対の形になってしまった。それぞれの役割は非常によくこなしてくれたが、今後J2で戦うことも考えたチーム作りの中でさらに質を上げ、相手に脅威を与えるようになりたい」と気持ちを切り替えていた。 

写真=平山のオーバーヘッドによるゴール、先制ゴールに喜ぶ平山と椋原、サポーターに頭を下げる選手

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2010年12 月26日 (日曜日)

天皇杯・FC東京が準決勝に進出 : 終了間際に追いつき延長で福岡に逆転勝ち

101225tennohai01 第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・準々決勝の4試合が12月25日、熊谷陸上競技場など4会場で行われた。
来シーズンJ2に降格するFC東京は、J2から唯一ベスト8に残ったアビスパ福岡と対戦。前半に福岡のFW大久保哲哉のゴールで先行されたが、終了30秒前に途中出場のFW石川直宏のゴールで追いつき、延長戦でFW平山相太と石川が相次いでゴールを決めて3対2で劇的勝利を飾り、サポーターはクルスマスに大きなプレゼントをもらったように喜んでいた。
29日の準決勝は、FC東京が国立競技綬(東京)で15時から鹿島アントラーズと対戦、もうひと試合は、エコパスタジアム(静岡)で13時からガンバ大阪と清水エスパルスが対戦する。

写真=延長前半でゴールを決め喜ぶFC東京の平山相太(#13)

試合は、東京が初めて味わう降格ショックからの立ち直りと来季への意地を、一方、福岡は来季J1での戦いを見据えるという注目の対戦。会場には、両チームとも赤い帽子を被ったサンタ姿のサポーターが目についた。
101225tennohai02 攻撃的な立ち上がりを見せた東京は、早い段階でのチャンスを福岡の厚い守備に阻まれ、13分に一瞬のスキから自陣に前に運ばれたボールを福岡のFW大久保哲哉に決められて先制を許した。その後、FC東京は右サイドバックのDF中村北斗が17分に負傷退場してキム・ヨングンがピッチに入ったが、攻撃のリズムはつかめず、前半を無得点で折り返す。
後半、東京は福岡ゴールに迫るが、人数を掛けた福岡の固い守備にゴールが遠く、サポーター席から「意地見せろ」「シュートしろ」などの厳しい声が何度もあがった。来季のために自信を取り戻したい東京は、60分にFW大黒将志からFW鈴木達也に、73分にはMF米本拓司からケガ明けのFW石川直宏を投入。石川が流れを引き戻したが、気迫のこもる福岡の守備にゴールマウスが割れない。敗戦濃厚と思われたロスタイム終了間際に、石川が相手キーパーをかわして右足でゴールを決めて試合を降り出しに戻すと、東京のサポーター席からは大きな喚声がわき上がった。
101225tennohai03 延長戦で東京は、気落ちして足が止まった福岡の守備をつき、前半のビッグチャンスを外した平山が94分に追加点、4分後には石川がこの日2得点目ゴールを決めて試合をたたみかけた。福岡は、延長後半に気持ちを立て直してゲームキャプテンのDF丹羽大輝がゴールを決めたが、反撃はそこまでで終わった。
試合終了後、ピッチを半周してあいさつする東京のメンバーは、サポーターから投げ込まれたサンタやトナカイの帽子を被り、笑顔であいさつしていた。
東京の大熊監督は会見で「今シーズンを凝縮するような試合だった。ケガ明けで2回しか練習していないナオ(石川)の投入は難しかった。点入れられた反省もあるが、今は勝つことや追加点を取ることでチームに自信が生まれる。反省点はあるが前向きに捉えて、まずは次の準決勝を頑張りたいと」とほっとした表情で話していた。

写真(上から)=試合を決定する98分の石川(#18)のゴール、試合終了後に喜ぶ東京のサポーター


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2010年12 月24日 (金曜日)

川崎市麻生区で万福寺人参の品評会&試食会 : 半世紀前の特産品の普及目指す

20101223manpukuji 2 川崎市麻生区内の地名が付いたゴボウのように長いニンジンの出来映えと試食を行う「第11回 万福寺人参品評会&試食会」が、12月23日に麻生市民館で催され、家庭菜園愛好家など約50人が参加した。

写真=審査風景

20101223manpukuji 1 万福寺人参は半世紀以上前の1954年から5年間にわたり全国農林産物品評会で日本1に輝いたかつての特産品。「万福寺鮮紅大長人参」と名づけられ万福寺とその周辺で生産、種を採取する生産組合もあり全国に出荷していたが、生産地の宅地開発化と栽培が楽な短いニンジンの普及で耕作地が減少し、一時は「幻のニンジン」と称されることもあった。
品協会&試食会は、このニンジンを復活して普及させようと発足した市民団体「万福寺人参友の会」と里山フォーラムin麻生、麻生市民館、麻生区役所が催しもの。今回は、里地里山ナチュラリスト入門講座の一環として実施され、品評会前に「神奈川の在来野菜について」と題し、審査員を務めた元神奈川県農業技術センター職員で野菜ソムリエの成松治郎さんが、万福寺人参のほか菅のノラボウ菜や三浦大根など地名などが付いた県内の在来野菜について解説を行った。
20101223manpukuji 3 ことしは、猛暑の影響で発芽や生育がうまくいかなかった人もおり、毎年のように出品していた人の辞退もあったが、プロ農家、万福寺人参友の会会員、金程小学校2年生の児童などが15人が出品、31cmから77cmに生育したニンジンが机の上に一斉に並べられた。品評会では、農業研究家・飯草幸雄さん、成松さん、麻生市民館長の小金井武春、万福寺人参友の会会長の高橋清行さんの5人が、ニンジンを手にとり、薄く切った人参を食べたりしながら、一時間かがりで形や色、香りなどを比較審査。最優秀賞は井上清士さん、味覚賞は梶武男さん、香り賞は岡本剛介さん、姿 (ルックス)賞は黒川の体験型農園「タイガーファーム」、色彩賞は井上いづみさん、努力賞は蛭田優さん、高橋精巧さんを選び、表彰賞を手渡した。
初出品で姿賞を受賞したタイガー・ファームの吉沢豊夫さんは「初めて作って賞をもらってとてもうれしい。農園のメンバーから万福寺人参の話を聞き、10家族で協力して作ろうと、1柵分(約15m)にあたる畑を約1m掘ったのが一番大変でした。おいしいニンジンなので来年もチャレンジしたい」と笑顔で話した。
20101223manpukuji 4 審査後は、井上清士さんが提供したニンジンを使った料理を食べながらの恒例の試食会と交流会が開かれた。麻生区役所保健福祉センターで健康作りのための料理講習を行っているボランティアグループ「麻生ヘルスメイト(食生活改善推進連絡協議会)」が、スモークチキンとニンジンのサラダ、ニンジンの味噌バター炒めなどを調理。また、例年料理を担当する友の会会員の宮河悦子さんらがきんびら、ニンジン葉入りタルタルソース添えのフライ、けんちん汁などのほか、素揚げや蒸すだけなど手素揚げや蒸すだけなど素材をいたした料理や生で他品種のニンジンと食べ比べるメニューを作った。参加者たちは「ニンジンの味と香りがしっかりしている」となごやかに談笑しながら味わっていた。
最優秀賞の井上さんは農業を営んでおり、このニンジンの数少ない生産者のひとり。毎年、年末から新年にかけて万福寺人参を販売する。ことしは、最後の直売日の12月29日に新百合ヶ丘直売所(麻生区役所駐車場隣り)などで販売する予定。

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2010年12 月21日 (火曜日)

アメフトXボウル・オービックが社会人王者:QB菅原の活躍で5年ぶり5度目

101220xbowl02 アメリカンフットボールの社会人王者を決めるジャパンXボウルが12月20日に東京ドームで行われ、中地区1位のオービックシーガルスと西地区1位パナソニック電工インパルスが対戦。第2Q(クオーター)で2本のTD(タッチダウン)を決めて試合を優位に進めていたオービックは、第4Qで一時リードを許したが、残り約3分にTDを奪って20対16で5年ぶり5回目の優勝を果たした。

 写真=第2Q、残り1ヤードをラッシュで決めて喜ぶオービックのQB菅原(#6)とチームメイト

ことし相模原ライズから移籍したQB・菅原俊選手が、TDと2本のTDパスを決めて大会最終週選手(MVP)に選ばれた。
社会人1位と学生1位が対戦するライスボウル(1月3日・東京ドーム)は、オービックと立命館大学の対戦となる。

 

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2010年12 月16日 (木曜日)

JFL・町田ゼルビアの来季監督ポポヴィッチ氏が就任会見:「全力投球で町田に夢を届けたい」

101216zelviakantoku01 FC町田ゼルビアが2月15日に、東京都北区の国立スポーツ科学センター西が丘サッカー場で、来シーズンの指揮をとることが決まったランコ・ポポヴィッチ氏(43)の就任記者会見を行った。

写真=(右から)下川代表取締役、ポポヴィッチ氏、唐沢ゼネラルマネージャー

 

ゼルビアはこの日、同サッカー場でセレクションを行っており、ポポヴィッチ氏は、契約を兼ねてセレクションを見るために来日した。17日には帰国する予定。
会見には、下川浩之・(株)ゼルビア代表取締役、唐井直・FC町田ゼルビアゼネラルマネージャーが同席。
初めに、唐井ゼネラルマネーシャーが「相馬監督には続投を頼んだが、川崎フロンターレからオファーがあり、当初は留任に努めたが、キャリアを伸ばす良い話なので送り出した。ただ、相馬監督がこの1年で築いてきたことを継承し、成長させるための監督を探すのに苦労した。ポポビッチ氏がJ2昇格というプロジェクトに心を動かしてくれ、若手の育成と、結果を残せる監督を迎えることができた」とほっとした表情で就任について説明した。
101216zelviakantoku03 ポポヴィッチ氏は「日本で仕事がしたいと思っていたので、自分を信頼してオファーをしてくれた社長らに感謝し、このチームでの仕事を楽しみたい」と切り出し「行動で表すのが私のスタイルなので、約束はしないが、自分のエネルギーの全てを出して、選手、フロントが一体となって町田に夢を届けたい」と挨拶した。
具体的には「日本には伸びしろのある選手が多く、私の指導で(過去に)サンフレッチェ広島や大分トリニータで能力を伸ばした選手もいる。監督の仕事は、(JFLという)カテゴリーには関係なく、どういうビジョン、計画を持っているかが重要。クラブの大きさは関係なく、自分のチームで全力投球するつもり」と指導者としての考え方を披露、欲しい選手については「スピード、賢さ、信頼性のある人だが、お金がかからないことも大事」とユーモアを交えて話した。
ゼルビアについては「DVDで何試合か見たが、相馬監督がいいチームを作った。ポテンシャルのある選手がおり、その良さを引き出していきたい。選手たちには毎日力を出し切ることを求め、攻撃的でおもしろく、責任を持つサッカーをしたい」と力強く話した。 

ポポヴィッチ氏は1967年6月生まれの43歳。オーストリアとセルビアの国籍を持つ。ユーゴスラビア2部リーグのブドゥチュロスト・ペチを振り出しに、同1部リーグのパルチザン・ベオグラードなど経て、ギリシャ、スペイン、オーストリアのチームで選手時代を過ごす。現役時代のポジションはセンターバックで、パルチザン時代などに元日本代表監督のイビチャ・オシム氏の指導を受けた。
指導者としては、2002年にオーストリア4部リーグのアルヌ・フェリスで選手兼監督として初めて指揮をとり、同リーグのパクヘルフを経て、2006年にサンフレッチェ広島のコーチに就任、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督を2007年まで補佐した。その後セルビアのチームで監督を務め、2009年7月にペリクレム・シャムスカ監督の後任として当時J1だった大分トリニータの監督になった。不振にあえぐチームのテコ入れはかり、結果的にはJ2に降格したものの、終盤の10試合は負け知らずでチームを立て直した。今シーズンも本人は続投を希望もしたが、チーム事情もあって果たせず帰国していた。

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2010年12 月15日 (水曜日)

JFL・FC町田ゼルビアの来季監督にランコ・ポポヴィッチ氏が就任

JFLのFC町田ゼルビアが12月15日、来季の監督にセルビア出身のランコ・ポポヴィッチ氏(43)が就任すると発表した。ポポヴィッチ氏は、2009年に退任した成績不振で解任されたシャムスカ監督の後を継いで7月からシーズン終了まで大分トリニータの監督を務めた。

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2010年12 月14日 (火曜日)

JFL・FC町田ゼルビアが街頭シーズン報告会 : 相馬監督らが挨拶

101210zelvia02 JFLのFC町田ゼルビアが12月12日の夕方、町田市原町田のぽっぽ町田1階イベント広場で「街頭シーズン報告会」を開催。今シーズンで退任にする相馬直樹監督が別れの挨拶などをして約400人のサポーターを湧かせた。同クラブが街頭報告会を開くのは初めて。

写真=特設舞台で挨拶する選手ら(撮影:山本真人)

報告会には、都合で欠席した2選手を除き全選手が参加。会場は、午後5時の開始30分前からゼルビアグッズなどを身につけたサポーターが集まり始めた。
会場では、特設舞台に選手らが登壇すると客席から大きな拍手とともに横断幕が掲げられ、深澤勝町田商工会議所副会頭が、相馬監督とJFLベストイレブンに選ばれたFWの勝又慶典選手に花束を贈った。深澤副会頭が「昨年の6位から3位にあがり、商工会議所の会員の間でも援態勢が着実に伸びている。J2の条件だった3位、観客動員の3,000人もクリアしたがご承知の件(ホームの町田市立陸上競技場がJリーグの基準を満たしていない)で昇格はできなかった。市民は一生懸命応援しているので、必ずJ2に上がれる」とチームを称える挨拶をした。
相馬監督は「監督1年目で、選手は疑問もあったとは思うが練習についてきてくれ、アグレッシブに戦う姿を見せてくれた。たとえスタジアムがなくてもJリーグにふさわしいクラブにしたかったが、残念なからそこまではできなかった。私は新しいチャレンジをするが、皆さんの熱い思いが色々なことを動かと思うので、ゼルビアのチャレンジを支えてください」と挨拶すると客席からは大きな相馬コールが起きた。
続いて柳崎将兵キャプテンが「選手30人で戦い、3位以内に入ることができた。Jリーグの壁が厳しく、J2に上がることができなかったが、足踏みすることなく、皆さんとともに来季はいい結果を出したい」と力強く話した。その後、相馬監督と選手らは客席に回って、笑顔で握手やサインに応じていた。
 

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「年末を無事故で」と小田急線新百合ヶ丘駅で交通安全キャンペーン

101210asakotuanzen01「無事故で新年を迎えて」と川崎市麻生区交通安全対策協議会、麻生区警察署、麻生区役所などが12月10日、小田急線新百合ケ丘駅南口で年末の交通安全街頭キャンペーンを展開、川崎市消防音楽隊がクリスマスソングなどを演奏した。

101210asakotuanzen02 川崎市内の各警察署では忘年会など飲酒の機会が増える毎年12月11日から20日まで年末の交通事故防止運動を行っている。期間中は「安全は心と時間のゆとりから」「自転車も乗れば車の仲間入り」「無事故で年末・笑顔で新年」の3つのスローガン掲げ、通学路や駅周辺で啓発活動を繰り広げる。
運動前日のこの日は、南口のペディストリアンデッキにあるカマキリ像前広場で柳島五郎・麻生区交通安全対策協議会長、福田明麻生警察副署長、渡辺元久副区長が交通事故防止についてあいさつなどを行い、交通安全関連団体の会員約100人が新百合ヶ丘駅周辺や大型商業施設の前で飲酒運転根絶などと書いた来年の卓上カレンダーなど約1000部配って交通安全を呼びかけた。
会場ではアトラクションとして市消防音楽隊が、川崎市出身の故・坂本九さんの「上を向いて歩こう」「明日があるさ」のほか「ジングルベル」「麻生区交通安全の歌〜手と手をつないで」などを演奏、通りがかりの買い物客らが足を止めて熱心に聴き入っていた。

 

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2010年12 月12日 (日曜日)

川崎フロンターレのサポーターが手作りで高畠監督らの送別会 : 1000人が握手で送り出す

101211fronsobetukai01 「お疲れさま、ありがとう」――川崎市中原区の市立中原小学校体育館で12月11日、2010年限りで川崎フロンターレを退団する高畠勉監督や佐原秀樹選手の送別会が開かれ、1044人のサポーターがチームを去る1人1人と握手して別れを惜しんだ。

写真=サポーターと一帯にバンザイする退団選手・監督ら(撮影 : 山本真人)

送別会は、川崎Fのために活躍した監督や選手を温かく送り出そうと、最大のサポーター団体「川崎華族」のほか「BLUE STAR」「乾坤一旗(けんこんいってき)」3団体とサポーター有志らがクラブの協力を得て、2008年から毎年開催しており、今回が3回目。
会場の体育館には、シーズン中にホームに張られた高畠監督を励ますために作られた顔写真入りのビックフラッグや選手のニックネームが書かれた横断幕などを飾ってムードを高めた。今回は会場が狭いため、当初は先着400人としていたが、午前中から多くのサポーターが並び始めたため、主催者は開始予定を15分ずらして体育館に並んで待つ人をできるだけ入れ、外からも見えるように配慮。参加したサポーターはタオルマフラーやレプリカユニフォームなどを着た人が多く見られた。
送別会には、高畠監督、エジソンコーチ、引退するDF佐原選手と同・寺田周平選手、契約満了のMF森勇介選手、ユース育ちの木村祐志選手に加え、川崎フロンターレのテレビ番組のMC木口美和子さん、茜ゆりかさんが出席。等々力のスタジアムDJの進行で舞台に上がった監督や選手のプロフィールを紹介、ひとりひとりがあいさつして、サポーターの代表や家族などゆかりのある人が花束を手渡した。

 

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