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2008年12 月20日 (土曜日)
天皇杯サッカー:FC東京が初のベスト4に進出
天皇杯準々決勝の3試合が12月20日に行われ、FC東京、横浜Fマリノス、柏レイソルがベスト4に進出した。FC東京は、仙台市のユアテックススタジアム仙台で清水エスパルスと対戦、リーグ戦、ナビスコカップと4回対戦して一度も勝てなかった清水に先制された試合を2対1の逆転で勝利した。
写真(撮影:山本真人)=(上から)試合終了後、喜ぶFC東京イレブンとがっくり肩を落とす清水のイレブン、清水のPK、FC東京のPK、清水GK山本海人(緑のユニフォーム)のパワープレーに加わる、こぶしをあげて勝利を喜ぶFC東京の城福監督(右端)とイレブン
両チームは今シーズン後半に追い上げ、ナビスコカップを逃した清水は5位、FC東京は最終節に千葉の驚異的な粘りで逆転負けして6位になりACL(アジアチャンピオンリーグ)の出場権を逃しただけに、試合にかける意気込みは強い。スタジアムには、元旦の国立競技場での戦いを望む両グラブのサポーター約8,000人が詰めかけ、試合前から熱心に応援していた。
試合は清水のリズムで始まり、24分にFC東京のDF佐原秀樹のハンドで与えたPKを清水DF高木和道がきっちり決めて前半を1対0で折り返す。後半は、FC東京が攻め上がり、49分にゴール前で清水のDF児
玉新がPKを与えFC東京のFW赤嶺真吾にゴールを決めてイーブン。直後の50分、早いリスタートから再び赤嶺がゴールを決めて
逆転した。その後、両チームともメンバーを入れ替え、清水はパワープレーを試みるが、FC東京の高い守備意識で追加点は奪えず試合を終了した。
赤と青のサンタ姿で応戦するサポーターが目立ったFC東京側の客席は、Jリーグになってから初のベスト4進出に大喜び。試合後挨拶に来た選手にサンタの帽子を渡し、城福浩監督は仙台まで駆けつけ応援するサポーターに向かいこぶしを振り上げガッツポーズ、一足早い勝利のクリスマスプレゼントをサポーターとともに分かち合った。
準決勝は29日。FC東京は、延長の末に広島を降した柏レイソルと静岡県袋井市のエコバスタジアムで13時から対戦する。もうひとつの準決勝は、J2サガン鳥栖を降した横浜FMが、クラブワールドカップに出場のため25日に行われる準々決勝ガンバ大阪と名古屋グランパスの勝者と15時から国立競技場で対戦する。
2008-12-20 in 02)イベント・催事, h)東京都, スポーツ | Permalink