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2007年9 月 4日 (火曜日)

川崎の花:古刹・影向寺のサルスベリが見ごろ

Abcpict0016_2 川崎市宮前区の古刹・影向寺(ようごうじ・宮前区野川491)のサルスベリが見ごろを迎えた。
同寺には、境内に樹齢150年から200年ほどの3本のサルスベリがあり、毎年夏から初秋まで見事な花を咲かせる。

写真(9月1日撮影:角田珠子)=境内のサルスベリ

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川崎市教育委員会の資料によると、同寺は、天平12(740)年に行基によって開かれたと伝えられる最近の発掘調査では奈良時代と推定される建物跡などが見つかったほか、出土品の古瓦から7世紀末まで遡ると推定される市内でもっとも古い寺のひとつ。本尊の木造薬師如来両脇士像は国の重要文化財で、江戸の元禄7(1694)年に築かれた本堂は県の重要文化財に指定されている。
境内にサルスベリのほか、樹齢約600年の大イチョウが植えられている。加藤浩照住職は「サルスベリは『百日紅』と書くように、花期が長い。ことしは8月初旬に開花したが、雨が少ないので花落ちも少なく9月終わりまで咲いていると思うが、お彼岸の仲日あたりまでが見ごろ」と話している。

交通=JR「武蔵新城駅」から市営バス城11系統「宮前区役所前」行き、鷺02系統「鷺沼駅」行き、JR「武蔵小杉駅」から東急バス鷺02系統「鷺沼駅」行き、「影向寺」下車、徒歩8分

2007-09-04 in 01) 自然・環境, 05)歴史, b) 川崎市のニュース, b4) 川崎市宮前区 | Permalink

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