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2007年9 月 3日 (月曜日)

川崎市麻生区の健康の森で星を楽しむつどい:40人が星の神秘にふれる

070903hoshi01_2 川崎市麻生区の健康の森で8月11日、「夏の星空を楽しむつどい」が行われ、親子連れなど約40人が肉眼とは違う星空の神秘にふれた。
つどいは、同区多摩美の自宅で「オーロラ天文台」を主宰する天文愛好会の小川誠治さんの呼びかけで催されたもの。昨年夏に、初めて戸外で観察会が行われたが、ことしは同天文台のほか「渋谷星の会」も共催、多摩美の森の会と若葉町会が後援した。

写真は星空を観察する参加者

【市民記者・小川誠治、写真も】 

070903hoshi02 開会式では、主催者を代表して小川さんが「星の見え方は、多摩美地区は市内でもベスト3といわれます。きょう、ここで夏の星空を見て、家で家族の会話の話題にして、よい思い出を作りましょう」と呼びかけた。渋谷星の会の守屋事務局長から「(これからは)毎年お邪魔したいです」とエールが送られ、多摩美の森の会の長澤宗行副会長は「ここは市民に愛されている公園です。星を見るには暗がりがよいが、ここは電灯がないので見やすい。足元に気をつけてよい思い出を作ってください」、地元の若葉町会の岡村会長は「このつどいは夏の風物詩。皆さん、星を楽しんでください」とあいさつした。
この後、早速、3台の望遠鏡を快晴の空に向け、星の観望を始めた。まず、木星は、その表面を横に走る数本の模様を見た。また、木星の衛星も明るい4個がよく見られ、青白く輝くこと座のベガ星、わし座のアルタイル星、はくちょう座の美しい二重星アルビレオ星、赤いさそり座のアンタレス星、オレンジ色のうしかい座のアルクツールス星、北斗七星のうちのひとつミザール星などを次々に望遠鏡にとらえ、倍率も変えながら、夏の星空を楽しんだ。
参加者からは、ペルセウス座流星群の観測方法などの質問も出されるなど、盛り上がりをみせた。
開催には、町会掲示板での広報をはじめ、会場の草刈など地元が全面的に協力、主催者に対し「今度は空のすんだ冬に開いて」といううれしい注文も寄せられた。

2007-09-03 in 01) 自然・環境, 02)イベント・催事, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink

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