« 川崎市の麻生小学校で8月25日になつやすみ野外上映 : ノルウェーの人形アニメを上映 | メイン | Jリーグ・川崎がガンバ大阪に4対1で快勝 »
2007年8 月25日 (土曜日)
狛江市の多摩川で灯ろう流し:夜の川面彩る光の帯にうっとり
多摩水道橋下流の多摩川狛江市側河川敷で8月24日、「こまえ 多摩川灯ろう流し」(多摩川灯ろう流し実行委員会主催、狛江市観光協会後援)が催され、訪れた数百人の見物客たちは暗い川面を彩る約630基のとうろうの光を静かに見つめながら、昔ながらの夏の風物詩を楽しんでいた。
この灯ろう流しは世界平和と環境保全を願って、狛江市内の市民ボランティアや同市内の6寺などが協力して催しているもの。
連日の猛暑が久しぶりに和らいだこともあって、会場の河川敷には次々と見物の市民が訪れ、灯ろうの申し込みを受け付けるテントにも故人の供養を申し込む人の列ができた。
日が落ちて暗くなり始めた午後6時半過ぎ、読経が流れるなか、屋形船にいっぱいに積み込まれた灯ろうのろうそくに点火して次々と川面に浮かべられた。下流からの風に押されて、灯ろうは上流に向かって流れ、静かに水面を照らしながら光の帯をつくると、川岸に並んだ見物客たちは、光の模様の変化をうっとりと眺めるとともに、亡き人の面影をしのびめい福を祈っていた。
ことしは灯ろうの数が昨年より2割余り増えたため、屋形船に一度に積みきれず、2回に分けて流された。約30分の読経の後は僧侶が交代でご詠歌を披露、響きわたる澄み切った声が、川面の光を引き立たせていた。
■関連記事:狛江市の多摩川で灯ろう流し:8月24日に水道橋下流の河川敷で
■関連記事:狛江の多摩川で灯ろう流し:暗い川面に500基がゆらめく
2007-08-25 in 01) 自然・環境, 02)イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink