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2007年7 月20日 (金曜日)

川崎がファン感謝デー:家族連れなど6100人が選手と交流楽しむ

Fanfest001 川崎市川崎区富士見の川崎競輪場で7月16日、川崎の2007ファン感謝デー(川崎主催、川崎後援会共催)が開かれ、過去最高の6152人が参加。仮装して舞台で熱演したり子どもとサッカーを楽しむなど試合の時とはひと味違う選手とのふれあいを楽しんでいた。

写真=元選手の久野智昭さんとゲームを楽しむ子ども(撮影:藤井隆弘)

台風4号の影響で、開催が一時危ぶまれたが、会場にはレプリカユニフォームを着た家族連れなどが次々訪れ、送迎用シャトルバスが運行を始めると一気に人数が増え、正午の開門を待っていた。ことしは、チーム全体の人気があがり、ファン感謝デー参加に必要な後援会の会員も昨年より18%増の約16000人を数え、この日に入会した人も130人を越えた。このため、参加者は、昨年より2500人も増え、いつもはゆったりとしている競輪の観戦用のスタンドまでぎっしりと人が埋まり、食べ物を販売する通りはラッシュアワー並の混雑だった。
070716fankan01 メインイベントが行われる競輪レース場に設けられた特設舞台では、選手の登場に先立ち阿部孝夫川崎市長が「これからナビスコ杯準決勝、AFCアジアチャンピオンリーグの準決勝でイラン、天皇杯と試合が続くが、選手の皆さんには充分に休養をとって力を盛り返し、後半戦の戦いに臨んでもらいたい。そのためにもみなさんの応援をよろしく」と述べた。選手が次々と舞台に登った後、関塚隆監督が「台風も去り、こんなに多くのサポーターに皆さんに会えてうれしく思います。きのうは激闘の末、昨年同様ナビスコベスト4を勝ちとることができました。今シーズンは、ホーム、アウェイとほんとうに多くのみなさんに競技場にきていただきわれわれの後押しをしていただいたことをこの場を借りてお礼をいいます。後半戦は、タイトル獲りめざしてチーム一丸となってがんばります。きょうは短い時間ですがみなさんとふれあえることを選手一同楽しみにしています。みなさんも楽しんでいってください」とあいさつ。続いて競輪選手のコスチュームに扮した伊藤浩樹キャプテンが「きのうは本当にハラハラさせましが、きょうは気持ちよくファン感謝デーを迎えることができました。年に1回のファン感謝デーでみなさん楽しんで下さい」と話した。
舞台では鄭大世選手の司会でイケメンチーム(伊藤浩樹、井川祐輔、都倉賢、薗田淳)とオワライチーム(寺田周平、村上和弘、飛弾暁、谷口博之)に分かれて爆笑ゲームに参加、オタク芸などを披露(写真左)した。舞台出場以外の選手は、出店した各店でサインや写真撮影、売り子役やミニサッカーゲームなどに参加、和やかな表情でサインや記念撮影に応じており、前日のナビスコ戦で決勝点をあげた黒津選手のところには、時間内に終わりきらないほどの長い行列ができていた。
子どもたちの人気を集めたのはブラジル人選やコーチと対戦するミニサッカーゲーム。怪我の復帰に努めるフランシスマール選手が笑顔で子どもとパスに対応し、観客を喜ばせた。
また、サッカー以外のプロスポーツも知ってもらおうと、川崎市をホームとする東芝男子バスケットボールチーム「ブレイブサンダース」も特別参加、舞台で爆笑ゲームに参加したの選手とフリースロー対決したり、アトラクション会場では参加者がゲーム方式のシュートにチャレンジをしていた。
フィナーレには、後半の力強い戦いを誓って選手監督、コーチ陣がサポーターらが観客席に下りて記念撮影、サポーターは満足そうな表情で写真に収まっていた。
参加者はオリジナルグッズの入った福袋やサポーターグッズなどを買い物、鄭大世選手の母親が作る韓国料理、ブラジル郷土料理、スポンサー提供のカレーなど屋台村の味を楽しんだり、アトラクションコーナーの移動動物園やスポーツゲームなどに興じた。

2007-07-20 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b7) 川崎市川崎区, スポーツ | Permalink

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