2024年6 月 1日 (土曜日)
川崎市がプレミアムデジタル商品券を発行:PayPay利用で20%お得、市内店舗で利用可能
川崎市が市内在住者を対象にPayPayを利用したプレミアムデジタル商品券を発行する。エネルギー価格をはじめ物価高騰の影響を受けている市民の消費の下支えするのが目的。
スマートフォンのキャッシュレス決済アプリ「PayPay」を利用した電子商品券で、1セット6000円分の商品券を、プレミアム率20パーセントの5000円で販売する。利用できるのは市内在住者のみで、市内のPayPay利用可能店舗(一部店舗除く)で使える。大手スーパーやドラッグストア、大規模店舗でも使えるが、公共料金の支払いなどでは利用できない。購入限度は対象者1人につき10セットで、申し込み多数の場合は抽選(申込数の一部のみ当選またはすべて落選の可能性あり)。
購入申込期間は2024年6月10日午前10時〜同年7月7日午後11時59分で、PayPayのユーザー登録と本人確認などが必要。利用期限は同年12月25日午後11時59分まで。
詳細は市ホームページ内商品券紹介ページ(https://www.city.kawasaki.jp/280/page/0000165788.html)、PayPayホームページ内特設ページ(https://paypay.ne.jp/event/kanagawa-kawasaki-city-gift-vouchers-20240610/)を参照。スケジュール等は予定で、変更の可能性あり。
また、使用者向けコールセンターを6月3日午前10時から設置する。受付時間は午前9時〜午後6時(8月末までは24時間受付)。コールセンターは電話0120-925-510。
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全国都市緑化かわさきフェア:会場運営・植物育成のボランティアを追加募集
市制100周年を記念し、川崎市が2024年度秋と翌年春に開催する「第41回全国都市緑化かわさきフェア」のボランティアを追加募集している。
募集するのは会場運営と植物育成・管理を行うボランティアで、未経験や植物の専門知識がなくても可。対象は満15歳以上で、18歳未満は保護者の同意が必要。定員500人。
活動期間は、秋が10月19日〜11月17日、春は3月22日〜4月13日で、活動場所は富士見公園(川崎区富士見)・等々力緑地(中原区等々力)、生田緑地(多摩区枡形)。植物育成は他期間・他会場での活動あり。
申し込みは、申し込みフォーム(https://logoform.jp/f/9W1rW)または区役所等で配布している参加申込書で申し込み。申込締切は7月22日。
詳細はフェアホームページ(https://green-for-all-kawasaki2024.jp)へ。問い合わせは電話044-200-1206川崎市建設緑政局緑化フェア推進室。
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2024年5 月23日 (木曜日)
国際交流センターが開設30周年:7月6日に多文化共生フォーラム・コンサート開催
川崎市国際交流センター開設30周年と川崎市市制100周年を記念し、2024 多文化共生フォーラム・コンサート in カワサキ「多様性は可能性! みんなでつくる これからの カワサキ」(インターナショナル・フェスティバル実行委員会、川崎市国際交流協会主催)が7月6日13時〜16時に同センターで開催される。
5万人以上の外国人市民が住む川崎市で、多文化共生社会の実現に向けた取り組みや、違う価値観や文化的背景を持った人たちによる、誰にとっても住みやすい社会を考える。
京都精華大学前学長で人間環境デザインプログラム教授のウスビ サコさんによる基調講演「お互いに歩み寄る社会のためにーわたし・あなたに できることは?」、地域で活動する外国人市民らが日本での経験やこれからの川崎でしたいことを語るパネルディスカッション、東京交響楽団メンバーによる弦楽四重奏の演奏が行われる。
入場は無料で定員200人(応募多数の場合抽選)。
申し込みは川崎市国際交流協会ホームページ(https://www.kian.or.jp)の申し込みフォームから。6月13日締切。
問い合わせは☎044-435-7000同協会。
2024-05-23 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区 | Permalink | コメント (0)
2021年11 月 6日 (土曜日)
第50回目の川崎市文化賞:前岡本太郎美術館館長の北條さんら6氏2団体が表彰
川崎市の第50回文化賞・社会功労賞などに、医学博士で日本学術振興会学術システム研究センター顧問の黒木登志夫さん、前岡本太郎美術館館長の北條秀衛さんら6氏2団体が選ばれた。11月4日に中原区の川崎市国際交流センターホールで贈呈式が催され、福田紀彦川崎市長から受賞者に賞状と記念品などが手渡された。
写真=川崎市文化賞贈呈式で喜びの受賞者
市の文化賞は、同市が政令指定都市になった1972年に創設。1991年度には文化賞、社会功労賞、スポーツ賞に分けられ、2003年度にアゼリア輝賞、2005年度に特別賞が新設された。今年度を含め川崎の文化、芸術、市民福祉、スポーツなどの各分野の向上・発展に尽力した315人の個人と83団体が受賞している。
ことしの受賞者は、文化賞に黒木登志夫さん(85・中原区)、日本地名研究所(高津区)、北條秀衛さん(75・麻生区)、ゆりがおか児童合唱団(麻生区)、社会功労賞にハンセン病回復者で川崎市肢体障害者協会会長の石山春平之さん(85・宮前区)、前川崎医師会副会長の片岡正さん(69・東京都世田谷区)、アゼリア輝賞に俳優の加藤梨里香さん(23・高津区)、サクソフォーン奏者の齊藤健太さん(29・埼玉県草加市)。
贈呈式には個人受賞者6人に加え、日本地名研究所から金田久璋所長、ゆりがおか児童合唱団から常任指揮者の藤井大輔さんと団長の高野知宙さんら全員が出席した。福田市長が賞状とガラス製記念品などをそれぞれに手渡し、約200人の参列者から祝福の拍手が贈られていた。
受賞者の挨拶では、北條さんは「私は元市職員で、言わば黒子。式典もうまく進行できるか、今も心配する気持ちがある」と笑いを誘った後「関わってきた文化人や市民の支えがあったからで、賞はマラソンの給水と思い、これからも文化の発展のためにがんばります」と語った。
小学6年生でハンセン病に罹患した石山さんは、「学校に病気を届け出た時に『汚い』と叩かれながら学校を追われた」という辛い体験を披露、「立派な賞をいただけるとは思わなかった」と言葉を詰まらせながらも「80歳を超えたが、残された人生を(差別のない社会のために)精一杯がんばりたい」と力強く述べた。
福田市長は受賞者の人柄や功績を紹介し「受賞を契機にさらなる活躍を希望しています」とはなむけの言葉を贈った。
●受賞者のプロフィールと受賞理由(敬称略)
○文化賞
☆黒木登志夫=くろき・としお(学術)
〜がん研究とかわさき市民アカデミーの発展に貢献〜
長年にわたりがん研究に従事し、日本のがん医療の発展に貢献するとともに、東京大学医科学研究所教授、岐阜大学学長、日本癌学会会長などの要職を歴任し日本の医学界を牽引してきた。
また、サイエンスライターとして活躍、多数の著書を執筆し、正確な医学情報をわかりやすく解説、新型コロナウイルス感染症に関して感染症の基礎知識や研究の最新情報を伝える活動にも積極的に取り組んだ。
川崎市では、かわさき市民アカデミーの講師として、医学や生命科学全般について市民にわかりやすく伝える活動に尽力している。
黒木さん「研究によって私自身も自分のがんを早く発見できた。研究をわかりやすく解説して還元するのが使命です。市民アカデミーで約10年にわたり毎年講演しているのでぜひ参加してほしい」
☆日本地名研究所=にほんちめいけんきゅうじょ(学術)
〜地名、風土の価値を伝えて40年〜
川崎市を拠点に、時代と共に失われつつある古い地名の由来などに関する学術的な研究を重ね、土地の風土と不可分の地名の価値を発信する活動を継続している。
日本の民俗学に大きな足跡を残した谷川健一氏(故人)を初代所長として発足し、以後、全国地名研究者大会の開催、各地の地名研究会の支援など地名や風土を見直す全国的な研究活動の中心的役割を果たしてきた。
川崎市においては、研究成果を「川崎の町名」「川崎地名辞典」などにまとめたほか、地名に関する市民講座などを通じて、市民が自分の住む地域の歴史・文化への理解を深め、地元への愛着を深める機会を提供している。
金田所長「5月に創立40周年と地名研究所創設者の谷川健一生誕百年のシンポをやりました。谷川は、地名は『日本人のアイデンティティーに不可欠な存在』が持論でしたが、私は大地のDNAだと付け加えたいです」
☆北條秀衛=ほうじょう・ひでえ(文化活動)
〜深い造詣と情熱で川崎の文化芸術振興を牽引〜
川崎市の教育長などを歴任し、公益財団法人川崎市文化財団理事長、岡本太郎美術館館長を歴任し、市の文化芸術事業に広く携わった。文化財団理事長として、川崎市ミューザ川崎シンフォニーホール、川崎市アートセンターなどの運営、発展に尽力するとともに、自身の芸術や伝統芸能への深い造詣と情熱により、川崎ジャズ、しんゆり芸術祭、川崎大師薪能など、多くの市民に親しまれている大型文化事業の立ち上げや運営を牽引、市の文化振興に貢献した。準備室長時代から関わってきた岡本太郎美術館の館長として、市出身の芸術家の岡本太郎の魅力を市民に伝え、館の発展に尽力した。
北條さん「これまで賞をいただいた先生方や市民のお陰で受賞できたことを、長い人生・マラソンの給水だと思い、まだまだ元気なのでこれからも文化の発展にがんばりたいです」
☆ゆりがおか児童合唱団=ゆりがおか児童合唱団(学術)
〜地域から世界に響く子どもたちの美しい歌声〜
子どもたちが音楽によって健やかな、豊かな心で成長してほしいとの願いで1970年に麻生区百合ケ丘で創立、50周年を迎えた。
市内での定期演奏会の開催、音楽イベントへの参加など、地域に根ざした活動を継続し、小学1年生から高校3年生までの子どもたちによる美しい歌声が長年にわたって市民に愛されている。
多くの合唱祭などで数々の賞を受賞、著名なオーケストラやアーティストとの共演、テレビ出演、海外への演奏旅行を行うなど活躍の場を広げるほか、合唱団の卒業生が音楽家や指揮者として活躍するなど、市を代表する児童合唱団として音楽文化の向上に貢献している。
藤井常任指揮者「私もこの合唱団出身です。創設者で指揮者の山田榮子さんから引き継いで10年が経ち、山田の代わって賞を受けたと思います。毎年入団してくれる子どもと、聴きに来てくれる人がいたから、50年続きました。支えてくれる麻生区や川崎市に感謝し、少子化の中でも子どもの歌声が、文化がつながっていけばと思います」
○社会功労賞
☆石山春平=いしやま・はるへい(社会福祉)
〜差別や偏見のない社会を目指して〜
ハンセン病回復者として、日本におけるハンセン病患者の権利回復運動を牽引してきた。実名を公表し、ハンセン病に対する誤った偏見や差別に苦しんだ経験を基に、全国各地で講演を行い、人権啓発活動に注力してきた。
川崎市では、30年以上にわたり障害者の生活を支援するガイドヘルパーに従事、市の福祉団体の役員を務めるなど、地域の障害者支援のリーダーとして、地域福祉の向上に貢献するとともに、福祉と人権問題に関する市民向けの講演を行い、差別や偏見のない社会の実現に尽力している。
石山さん「こんな立派な賞をいただけるとは思いませんでした。ハンセン病の収容所で働いていた女性と出会って結婚でき、夢のようだと思いました。その妻から、受賞の知らせを聞いて『やっと太陽が出た』と喜びの声をかけてくれました。残された人生を多くの人のために精一杯頑張りたいです」
☆片岡正=かたおか・ただし(保健衛生)
〜地域の子どもを守り、市民の命を守る〜
1996年に市内に小児科医院を開業して以来、長年にわたり地域の小児科医として母子保健の向上に尽力した。市医師会の副会長などを務め、市全体の医療体制の充実をめざして病児・病後児保育施設の開設、小児救急医療の体制整備などに尽力、地域の子育て支援体制の充実や小児医療の発展に貢献した。
また、新型コロナウイルス感染症の流行に際して市医師会の担当副会長として指導的役割を担い、市や医療関係団体と連携し、感染症の検査やワクチン接種体制を構築するなど、市民の命を守るため、感染症の終息に向けた取り組みに副会長退任後の今も尽力している。
片岡さん「25年前にクリニックを作りましたが、医師会を手伝うようになって仕事が増えました。全国に先駆けて公設民営の病児保育を手がけてきました。今回の新型コロナウイルス感染症の対策のように、これからも行政と医師会が両輪となり、協力共存でやっていきたいです」
○アゼリア輝賞
☆加藤梨里香=かとう・りりか(芸術・演劇)
〜川崎生まれ、川崎育ち。舞台で輝く若手俳優〜
2歳から子役として活躍し現在はミュージカルなどの舞台を中心として活動、これまで30以上の舞台に出演。ことし公演の帝国劇場ミュージカル「レ・ミセラブル」では主役級のヒロインのコゼットを熱演するなど、目覚ましい活躍をしている若手俳優。
川崎生まれ・育ちの俳優として、テレビやラジオ番組、自身のSNSで独自の視点で川崎の魅力を発信している。
加藤さん「このような賞をいただき光栄です。生まれ育った川崎の街を盛り上げ、今回の賞の名のようにたくさん輝けるよう精進していきたいです」
☆齊藤健太=さいとう・けんた(文化・音楽)
〜サクソフォーンの音色が川崎の未来を彩る〜
洗足学園音楽大学出身のサクソフォーン奏者で、4年に1度開催される世界で最も権威あるといわれる「アドルフサックス国際コンクール」で1位を受賞(2019年)し、将来が嘱託される若手音楽家のひとり。全国各地でのリサイタルやオーケストラとの共演など多岐にわたる活動を通じ、サクソフォーンの新しい可能性を模索している。また、市内での演奏や後進の指導にあたっており、川崎の音楽文化の担い手として、今後の活躍が期待されている。
齊藤さん「中学・高校と吹奏楽部でサックスを続けて、いろいろなコンクールに出ましたが、なかなか1位にはなれなかったです。人生最後のコンクールと思って臨んだベルギーで受賞できましたが、その後コロナ禍で演奏活動がなかなかできない日々が続いています。昨年から母校で後進の指導にあたっていますが、生活の中でサックスが親しみやすいものになるよう精進していきます」
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2021年1 月27日 (水曜日)
1月28日の川崎市麻生区の麻生不動のダルマ市がコロナ禍で中止 : 火伏せのお札は授与
川崎市麻生区下麻生の麻生不動で例年1月28日に行われる「ダルマ市」は、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が発出されているため、ことしは中止となり、ダルマ屋や露店の出店はない。ただし、火伏せのお札は授与する。「ダルマ市」の中止は初めて。
同不動尊は「火伏せ不動」として知られており例年この日に火伏のお札などを授与している。
明治末から下麻生や隣接する町田市鶴川地区の人たちを中心にダルマの販売や農具の販売が始まり、現在は境内や沿道にダルマ屋を植木や飲食など数百店の露店が並び「ダルマ市」として知られ、多くの人が訪れる麻生区の名物行事となっている。
麻生不動を管理する王禅寺によると、露店は出ないが、境内では8時頃から17時頃まで、火伏せ不動の「お札」の受け付けは行う。
問い合わせは電話044-966-5135(麻生不動院)王禅寺。
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2020年7 月 1日 (水曜日)
川崎市の市営プールが予約制で開場 : 市民限定で申し込み受け付け
川崎市は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、市営プールの開場期間を短縮し、入場制限して実施することにした。7月1日から市民限定で往復はがきによる予約申し込みが始まった。
近隣の自治体では学校のプールや公営プールの利用中止が相次いでいる中で、限定的とはいえ開場するのは珍しい。ただ、市によると再び感染が拡大した場合など、社会情勢に応じて中止になる場合もあるとしている。
市内の市営プールは大師プール(川崎区大師公園1)、小倉西児童プール(幸区小倉5-17-59)、平間児童プール(中原区上平間1298)、稲田児童プール(多摩区菅稲田堤2-9-1)の4カ所。
利用期間は例年7月10日〜8月31日だが、ことしは8月1日〜31日。利用時間は、更衣室の時間も含めて1回2時間30分で、午前と午後の入れ替え。入場人数も大師が1日当たり240人(午前・午後各120人)で、他の児童プールは同120人(同、各60人)。また、更衣室での密集を避けるため、市が20人ごと(大師プールは40人)に分けて入場時間を指定する。
申し込みは、前半の8月1日〜16日分は7月1日〜14日(消印有効)、後半の8月17日〜31日分は7月15〜31日(同)。
希望者は往復はがきの往信面に利用プール名、代表者名、電話番号、利用人数(おとな、子ども別)と同伴者数(合わせて4人まで)、利用希望日時(第1、第2の日付と午前・午後)、抽選が外れた場合の利用希望の有無、返信面に申込者の郵便番号、住所、氏名を記入し、〒210-0007 川崎市川崎区駅前本町12-1 川崎駅前タワーリバーク17階 川崎市役所建設緑政局 緑政部みどりの企画管理課へ郵送する。
いずれも定員を超えた場合は抽選。また、2日以上の利用を希望する場合は希望日ごとに申し込む。
利用料金は、ことしに限ってはがき代の負担などを考慮して無料にした。
問い合わせは電話044-200-2394川崎市役所みどりの企画管理課。
詳しくは市ホームページ(こちら>)
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2020年3 月 6日 (金曜日)
「新型コロナに負けるな」狛江FMが休校の子ども向け番組を3月2日から開始 : 9日から小学校の先生たちも電話出演
狛江市のコミュニティーFM「狛江FM」(略称:コマラジ・周波数85.7MHz)が、新型コロナウイルスで臨時休校となった子どもたちに向けた番組「コマラジこども月間」を3月2日から始めた。3月25日(予定)までの期間限定で、月曜から金曜の午後3時から55分間放送する。9日から市立小学校6校の先生も交代で電話出演する。
写真=スタジオで朗読する本を持つパーソナリティのユウティさん(左)と番組スタッフら
この番組は、同局パーソナリティーのひとりで、主婦のパフォーマンス集団「コマエンジェル」に所属するユウティさん(本名=篠宮悠子さん)が、2月27日の「全国一斉休校」のニュースを見て始めることを思い立った。小学生の2人の子がいるユウティさんは「(非常事態を親子で)明るく乗り切りたい」と子どものいるパーソナリティーらに呼びかけ、翌日のミーティングでスタートを決めた。番組はボランティアも含め2人のディレクターと数人のパーソナリティーが担当、ママ友やリスナーに協力を呼びかけた。
番組では、子どもだけでなくおとなから寄せられた川柳を紹介するとともに、子どもから寄せられたリクエスト曲を流す。また、パーソナリティーが集めた一斉休校にまつわるさまざまな情報に加え、宿題や課題などを記した各小学校のHPの内容を紹介する。3日からは児童書の読み聞かせ、今こんなことをしているなど子どもたちの生の声を電話出演形式で伝えている。
同局によると、準備期間は短かったがリスナーが日ごとに増えており、5日にはインターネットで聴いたという富山県の子からのリクエストもあった。
さらに、市内の全小学校の先生たちも協力、9日から番組のコーナー「帰りの会」に毎日(大震災関連の特別番組を流す11日を除く)交代で電話出演することになった。出演する日程は同局HP(こちら>)で。
ユウティさんらスタッフたちは「ほとんどの子どもたちにとってラジオというメディアはなじみが薄いけど、これをきっかけにおもしろさや楽しさを知ってもらう機会にしたい。この番組が、狛江の子どもとおとなが触れ合う場になれるようがんばるので、たくさんの人に聴いてほしい」と呼びかけている。
コミュニティーFMは、ラジオがなくてもインターネットや、スマホのアプリなどで聴くことができる。
同局のホームページはhttps://www.komae.fm。
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2019年11 月11日 (月曜日)
コミュニティーFMの狛江FMが開局:11月11日11時11分11秒に本放送スタート、地域情報中心に多彩な番組発信
狛江市のコミュニティーFM「狛江FM(略称:コマラジ)」が11月11日本放送を開始した。経営は狛江ラジオ放送株式会社(松崎学社長)が行い、狛江市内のコミュニケーション力を高めることを目的に、地域情報に加えバラエティーなどのエンタメ・教育、報道など多彩な番組を発信する。周波数は85.7MHzで狛江市を中心としたエリアで受信できるほか、スマホのアプリ「りすらじ」を使ってインターネットでも聴取できる。11日には狛江市役所向かいのスタジオ(狛江市中和泉1-2-6プラザエクセル201号)で開局式が行われ、集まった関係者のカウントダウンのかけ声を合図に11時11分11秒に本放送がスタートした。
写真=本放送開始で盛り上がるスタジオ
同局は、不動産会社を経営する松崎さん(写真左)、酒類販売業の名古屋奨さんら同市在住や市内の経営者ら6人で2016年に「FM狛江開局準備委員会」を結成して検討を進めてきた。2018年から電波調査など本格的な作業に着手、ことし5月に狛江ラジオ放送株式会社を設立、7月31日に総務省から予備免許を、11月5日に無線局免許状を交付された。
この間、番組などを収録するスタジオを設けたほか、アンテナなどの送信設備は、市の協力で市防災センターに設置した。また、番組を進行するパーソナリティを募り、市内外の音楽家や演劇関係者、能楽師、主婦など約100人が参加、9月14日にはエコルマホールで開局記念式典を催した。
当初、9月14日開局の予定だったが、放送設備の設置の遅れなどで11月に延期されたが、10月12日の台風19号の際には狛江市からの依頼で同日16時46分から13日10時49分まで約18時間にわたり臨時災害放送を行った。
災害時は、狛江市の細かい防災情報を発信し、通常は自社で製作した番組を中心に1日24時間送信する。
開局式で松崎社長は「たくさんの人に手伝いをいただきながら、長く続けられる放送局にしていきたい」と挨拶した。
問い合わせは電話03-5761-7755狛江ラジオ放送。
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2018年7 月25日 (水曜日)
松原新狛江市長が初登庁 : 人に優しいまちづくり目指し、早くも始動
狛江市の松原俊雄(まつばら としお・66)新市長が7月24日、狛江市役所に初登庁した。午前中に早速、庁内放送で職員に「街の主役は市民です。窓口などで市民に優しく接してもらいたい」と呼びかけ、公約の「日本一やさしいまち、狛江」の実現をめざし市長としての第一歩を踏み出した。
写真=支持者から花束を受け取る松原新市長
松原市長は秘書広報室の上田博記室長とともに狛江駅から歩いて市庁舎へ9時30分に到着、水野穣副市長ら幹部をはじめ約100人の職員が拍手で出迎えた。正面玄関前で秘書広報課の職員と支持者の石黒敬子さんから花束を受け取り、市長執務室に入って着席、「責任の重さを感じます」と感想を述べた(写真右)。
その後、小川克美議長や松原市長を推薦した明政クラブ・自民党、公明党の議員らに就任の挨拶回りをした。
10時45分からの初の記者会見では「市民から住み続けたいまち、住んでみたいまちと思われるよう職員と一緒にがんばりたい」と前置きし、選挙の相手陣営が訴えていたセクハラ問題の検証については「副市長から報告を聴いた上で今後の対応をしていく」とした上で「職員や市長、議員など内部については議員提案の条例ができたが、平和と人権が守られ、すべてのハラスメントに対応できる条例作りに向け、専門家を交じえた市民参加でやっていきたい」と選挙中に訴えてきたことを繰り返した。
前市長の施策については「防犯対策は進んだ。待機児童対策については、保育所が設置でき、一定の方向性が出されているので、この2点は継承していく」と評価、市民協働については「市民参加への理解が不足しているためか、少し後退しているように感じる。いまの時代に合った市民協働−特定の人の参加、その人の意見が強くなるのではない多数の意見を取りあげるのが課題と感じている。また、まちの活性化のためのイベントが多いが、運営を市民に任せるなど整理する必要がある」と持論の市民参加・市民協働について語った。
松原市長は午後、市役所の各課を回って職員とのコミュニケーションづくりを行うなど、1日目から早くもエンジン全開という様子だった。
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2017年3 月17日 (金曜日)
狛江市の中央公民館で原発被災地の実情に迫るTV番組の視聴と制作者の講演会 : 市民団体が主催
狛江市中央公民館で3月18日に東日本大震災の原発事故で被災地となった福島県浪江村のある地域を題材にしたテレビドキュメンタリー作品の制作者を招き、「制作者が語る 原発被災地で見たこと、考えたこと」(狛江の放射線を測る会/共生のまち・狛江をめざす会主催)が開かれる。
この作品はNHKBSプログラム「赤宇木」(2016年3月13日放送、9月7日再放送)の2時間番組で、テレビ番組制作者などから評価の高かった作品のひとつ。制作者は、JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞受賞作「ネットワークでつくる放射能汚染地図」などを手がけ、現在は放送文化研究所上級研究員の大森淳郎さん。
「赤宇木」は、放射線量が突出して高かった地域で、避難困難区域の指定を受けている地域。番組は、かつてこの村に住んでいた人を追いながら村の歴史にも迫っている。
イベントの開催時間は、13時30分から16時30分。問い合わせは03-3480-7477狛江の放射能を測る会。
2017-03-17 in 02)イベント・催事, 09)市民活動, 10)社会, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0)