2023年8 月25日 (金曜日)

六郷の渡しが1日限りの復活 : 東海道川崎宿の起立400年記念しクルーズ船で周遊

江戸時代の東海道にあった渡船場「六郷の渡し」を1日限りで復活させるイベント「六郷の渡しまつり2023」が10月23日に川崎市川崎区旭町1丁目(六郷橋上流付近)の河川敷で催される。渡し場があった六郷橋付近をクルーズ船で周遊するというもので、9月22日まで参加者を募集している。

東海道の宿場町として1623年に起立した川崎宿がことしで400年を迎えるのを機に、宿場のあった川崎駅周辺の活性化を目指す「川崎宿起立400年プロジェクト推進会議」が主催するイベントのひとつ。
六郷の渡しは川崎宿と八幡塚村(現・大田区仲六郷)とを結び、1874(明治7)年まで渡船が続けられた。
まつりは10時〜18時まで、クルーズ船周遊体験のほか、音楽ステージ、キッチンカー出店が行われる。
クルーズ船の周遊は六郷橋から多摩川スカイブリッジ付近までを約1時間かけて回る。
クルーズ船は屋根付きが1便35人程度、屋根なしが1便38人程度で、いずれも乳幼児などの膝上乗船はできない。各4便で計8便運航する。原則、雨天決行だが、安全運航に支障のおそれがある場合は中止。
乗船料は1人1,000円だが、乗船のほか会場の出店で1,000円分使えるプレミアムが付いている。
乗船の申し込みは川崎宿起立記念サイトから専用フォームで9月22日までに申し込む。応募多数の場合は抽選となる。
東海道川崎宿起立400年記念の詳細はこちら>
問い合わせは電話044-201-3130川崎区役所まちづくり推進部地域振興課。

 

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2023年8 月23日 (水曜日)

川崎市の新本庁舎が2回目の見学会:8月26日・27日に実施、申し込み不要

川崎市役所の新しい本庁舎の2回目となる見学会が8月26日と27日の10時〜16時(最終入場は15時30分)に行われる。7月に初めて実施し多数の応募が寄せられるなど人気を呼んだため、再度実施することにしたもので、事前の申し込みは不要。

新庁舎は地下2階、地上25階、高さ約111m(最高高さ約117m)で、災害に備えて高い耐震性と業務継続性を確保するとともに、川崎文化の情報発信やにぎわいの創出などをめざした。25階にある360度のパノラマが楽しめる無料の展望ロビー・スカイデッキ、旧庁舎のおもかげを伝える時計塔や旧市長室などが新しいシンボルとして市民の注目を集めそうだ。
見学会は7月8日と9日に抽選方式で実施したが、定員の5倍を超す応募があるなど、高い関心が寄せられた。このため、市は再度見学会を申込不要で実施することにした。
見学できるのは展望ロビーやスカイデッキ、復元した旧市庁室、議場など。
当日混雑した場合は入場制限を行うほか、見学ルートが一部屋外となっているため、暑さ対策をして参加をと呼びかけている。
問い合わせは電話044-200-0281川崎市総務企画局本庁舎等整備推進室。
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2023年7 月 8日 (土曜日)

川崎市の新本庁舎が完成:25階の展望ロビー、時計塔も復元、10月から順次移転

Shichosya001川崎市役所の新しい本庁舎の建設がこのほど完成、7月7日に報道陣に公開された。新庁舎は老朽化などを理由に2019年5月から約470億円の予算をかけて建て替え工事が進められてきた。地下2階、地上25階、高さ約111m(最高高さ約117m)の新庁舎は災害に備えて高い耐震性と業務継続性を確保するとともに、川崎の文化の情報の発信やにぎわいの創出などをめざしたという。25階にある360度のパノラマが楽しめる無料の展望ロビー・スカイデッキ、旧庁舎のおもかげを伝える時計塔や旧市長室などが、来年、市制100周年を迎える前に新しいシンボルとして市民の注目を集めそうだ。7月中旬から什器の搬入設置が行われ、10月から来年7月にかけて順次移転が始まる。

写真=完成した新本庁舎

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展望ロビーからの眺め

旧庁舎は1938年に建てられ、第2次世界大戦の度重なる空襲に免れ、シンボルとなる時計塔などが長く市民に親しまれてきた。しかし、市の発展につれて手狭になり、第二庁舎、第三庁舎を増築するほか、近隣のビルを借りてしのいできたものの、いわゆるタコ足庁舎が行政の効率化を妨げてきたため、建て替えることになった。
約6,002平方mの旧本庁舎の敷地に建てられた延べ面積約62356平方mの新本庁舎は、行政機能が入る高層棟と、旧庁舎創建当時の姿を再現した復元棟からなり、ふたつの棟を3階まで吹き抜けにしたアトリウムで結んだ。

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時計塔

復元棟には、旧市長室やバルコニーのほか、戦時中に防空監視にも使われた時計塔を再現、当時をしのばせている。2階の旧市長室は実際に使われた市長の机や暖炉をはじめ、窓枠の金具なども特注して再現した。1階には旧本庁舎の歴史を映像などで紹介するコーナーが設けられ、基礎として使われた松のクイ、建設中に見つかった棟札なども展示されている。
最上階の展望ロビー・スカイデッキはガラス張りの回廊となっており、市内だけでなく都心や横浜方面、富士山、丹沢などの山並み、スカイツリー、東京タワー、東京湾、横浜ベイブリッジなどのパノラマを楽しめる。また、各ポイントの写真と名称を日本語と英語で表示した案内板も設置されている。
また、「かわさきマイスター」の綾部淳さんが手がけた工都川崎にちなんだ鉄の塗装を施した壁や、さまざまな国産材のタイルを床に敷くなど、多様な川崎の姿を表現することにも配慮したという。

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市議会議場

22階〜24階は市議会の議場、傍聴室で、議場は地震時の被害を低減するために幕天井を採用した。傍聴席にはこれまでなかったガラス張りの親子室や授乳室も備えられた。

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執務室

職員が勤務する執務室は、柱のない広いフロアーに大型のデスクが並び、席を固定せず、状況に応じて替えることができる、新しいオフィス環境をめざしたという。地震に備えて天井を廃止して、コンクリートの梁がむき出しになっており、空調は床と柱の穴から行うなど、数多くの新しい機能を採用した。
今後は第二庁舎を解体し、来年度末に広場を整備する予定。
8日と9日の市民内覧会には、定員の5倍以上の申し込みが寄せられるなど、市民の関心の高さをのぞかせた。
福田市長は「(復元棟は)予想以上に川崎の歴史を感じてもらえる空間となった。来年の市制100年に間に合って良かった。次の100年のシンボル的な空間になることを望みます」と話していた。

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旧本庁舎歴史展示
Shichosya008旧庁舎の棟札
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旧本庁舎の玄関扉



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2023年4 月29日 (土曜日)

川崎市役所本庁舎の市民向け内覧会:7月8日・9日に開催、参加者を募集

Shinchosya川崎市は、6月に竣工する川崎市役所本庁舎の市民向け内覧会を7月8日午後と9日午前・午後に開催。参加者を4月25日から5月19日まで募集している。

写真=本庁舎イメージ図(川崎市提供)

2019年から建設が進められてきた新しい本庁舎は高さ約116m、地上25階、地下2階建てで、旧庁舎とはイメージも規模も一新される。
旧庁舎は1938(昭和13)年に建てられた鉄筋コンクリート造り本館3階・東館2階建てで、本館には高さ36mの時計塔が付属していた。第二次世界大戦中の度重なる川崎空襲でも戦火を免れたほか、戦後は何度か増築が繰り返され、多くの市民に親しまれてきた。しかし、老朽化が進んだこともあり、建て替えが決まった。2016年10月には「本庁舎さよならイベント」を開催され、多くの市民が別れを惜しんだ。同年度から解体が始まり、跡地で建設工事が進められてきた。
新庁舎には、長く本庁舎の役割を果たしてきた記憶をとどめるため、建物の一部を創建当時の姿で復元。市役所前の通りに面する部分は半屋外のアトリウムでつなぐ構成とし、旧市長室も復元した。(本庁舎の概要はこちら>
内覧会では、25階にあるロビーやスカイデッキ、議場、復元した旧市庁室などが見学できる。午前の部は9時・10時・11時、午後の部は13時・14時・15時。1回あたり約100人で約1時間程度。対象は市内在住者。
希望者は、市のHPからオンライン申請(オンライン手続き川崎e-KAWASAKI)またはFAXか郵送で申し込む。
FAX (044-200-3749)または郵送(〒210-8577 川崎市川﨑区宮本町1 川崎市総務企画局本庁舎等整備推進室)の場合は、専用の申込用紙に代表者の氏名(フリガナ)、住所、電話番号、内覧希望日、参加人数(最大5人まで)を記入して、5月19日(必着)までに送る。
応募多数の場合は抽選。結果はオンライン申請者は全員に、郵送またはFAXの人は当選者のみに郵送により連絡する。通知は6月中旬の予定。
問い合わせは☎044-200-0281川崎市総務企画局等庁舎整備準備室。

 

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2022年1 月19日 (水曜日)

川崎フロンターレが新体制発表:チャナティップら新戦力7人を加え3連覇へ意欲

220115foronntale014川崎フロンターレは1月15日、川崎市川崎区のカルッツかわさきで新体制発表会見を開き、2022年のチーム方針や新加入選手7人、新ユニフォームなどを発表した。鬼木達監督は901人の観客を前にリーグ3連覇とACL(アジアチャンピオンズリーグ)制覇など複数タイトルの奪還にチャレンジすることを誓った。また、引退した中村憲剛さんが付けていた背番号14は、MF脇坂泰斗選手が付けることも発表された。

写真=新入団選手6人とユニフォーム

220115foronntale003会見には藁科義弘社長、4月から新社長に就任する吉田明宏副社長、竹内弘明強化本部長、鬼木監督のほか、今季入団するアカデミー出身のGK早坂勇希(はやさか・ゆうき、22歳、背番号#22、前所属−桐蔭横浜大学)、DF松井蓮司(まつい・れんじ、21歳、#25、法政大学)、DF佐々木旭(ささき・あきら、21歳、背番号15、流通経済大学)の3人と、移籍の瀬古樹(せこ・たつき、24歳、#16、横浜FC)、昇格のFW五十嵐太陽(いがらし・たいよう、18歳、#28・川崎フロンターレU-18)、FW永長鷹虎(えいなが・たかとら、18歳、#26、興国高校)が舞台で挨拶。また、北海道コンサドーレ札幌から移籍するMFチャナティップ・ソングラシン(ちゃなてぃっぷ、28歳、#18)からのビデオメッセージが放映された。
220115foronntale001ことしのチームのキャッチフレーズは、強化と事業の両面でワクワクとドキドキが溢れる1年にしたいとの思いを込めて「HEART BEATS!(鼓動)」と発表された。
新体制発表に先立ち、新型コロナウイルス感染症対策のため欠席した川崎フロンターレ後援会会長の福田紀彦川崎市長がビデオメッセージビデオを寄せ、「川崎市が政令指定都市になって50年で、2024年は川崎市制100周年の大きな節目を迎えます。フロンターレができた26年前、その頃川崎にはプロスポーツがなかなか根付かないと言われました。しかし、フロンターレの地域を愛して地域貢献して市民を巻き込む取り組みによって、いまでは多くのスポーツチームが根付く街になりました。ことしも『風呂周年』を記念してもっと多くの人を巻き込み、一つでの多くのタイトルを取ることを期待し応援していきたいです」とエールを贈った。
舞台で達者なダンスを披露した藁科社長(写真左上)は「こんなこと(ダンス)をやるクラブはほかにはありません。私は4月で退任しますが、長い間皆さんの力強い応援に支えられてやってこれました。今日の新体制会見は副社長の吉田に全て託しました。その理由は、私は2015年のシーズン途中から社長に着任したので、予算から方針、戦い方まで全部決まっており、そのシーズンは何もできませんでした。後任の吉田副社長にその思いをさせたくないと考え、ことしの方針や運営は任せ、私は1幕の最後を盛り上げることにしました。この間思えばいろんなことがありました。シルバーコレクターといわれてなかなかタイトルが取れなかったため、私の役割として、タイトルを取ることにかけました。J1の中の中、中の上くらいだったチームの成績と経営状況を、なんとか上位、願わくばトップまでにいけるようにしたいとその一念でやってきました。会社の中身、運営の仕方もガラッと変え、変革をすると宣言してやってきました」などとこれまでを振り返っていた。
会場では、新ユニフォーム、ユニフォームスポンサーの紹介とともに、創立26年にちなんで、スーパー銭湯などでも活躍する男性歌手グループ純烈が出演、開幕戦にハーフタイムショーを行うほか、川崎市浴場組内などとコラボした「お風呂」に関連した営業・プロモーション企画などを発表した。
川崎フロンターレは新型コロナウイルス感染症予防のため、2021年の新体制発表は無観客で実施したが、今回は、入場を半数以下に抑えて有観客で開催する準備を進め、チケットも販売した。年明けにオミクロン株が急拡大したため、無観客実施も検討したが、選手やスタッフと観客の通路を分けるなどバブル方式を徹底して催すことにしたという。

 

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2019年9 月28日 (土曜日)

10月13日に川崎港で帆船のセイルドリル付きクルーズ : 10月2日まで参加者を募集

10月13日に川崎港内で行われる帆船のセイルドリル(帆を張る訓練)体験とクルーズを親子で楽しむイベントの参加者を募集している。

このイベントは第46回川崎みなと祭り開催中に行われるもので、1982年にスペインで南極探検を目的に建造され、海洋・気象調査船として使われ、現在は清水港を母港に駿河湾近海で活躍している「ドーントレッダー号」(131.94t、全長32.5m、幅7.0m)が川崎港に寄港するのを記念するもの。
当日は東扇島防災浮桟橋付近で10時〜11時30分と13時〜14時30分の2回実施、港内ではフルセイルで帆走ができないためエンジンをかけた帆走を行う予定。当日荒天の場合は中止。
対象は川崎市内在住の小学3年生以上の子どもとその保護者で各回10組20人。参加は無料。
申し込みは往復葉書に住所、全員の名前、子どもの学年、中止などの連絡が取れる電話番号、希望時間を書き〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地 川崎市港湾局港湾振興部誘致振興係へ10月2日(消印有効)までに送る。応募多数の場合は抽選で10月10日までに結果を通知する。
問い合わせは電話044-200-0350川崎市港湾局港湾振興部誘致振興課。

2019-09-28 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , b) 川崎市のニュース, b7) 川崎市川崎区 | Permalink | コメント (0)

2018年12 月15日 (土曜日)

川崎フロンターレが優勝パレード: 川崎駅前の道路埋める4万人「連覇おめでとう」

181209frontale-4川崎フロンターレのJ1優勝記念パレードが12月9日、川崎駅前で行われ、沿道にはサポーターや市民など約4万人が詰めかけ、2連覇を選手とともに喜び合っていた。

写真=オープンバスに分乗してパレードする選手たち

パレードは選手27人(帰国のエウシーニュ選手、体調不良の鈴木雄斗選手、U19選出の宮代大聖選手選手を除く)と鬼木達監督、コーチングスタッフ、藁科義弘社長、福田紀彦川崎市長ら40数人が「星、2つになりました」「三冠目指しターレ」などのラッピングを施した2台のオープンバスに分乗、川崎市役所本庁舎駐車場から川崎駅前南交差点までの約700メートルを11時20分から約30分かけて行進。途中、何度も停車して優勝のシャーレやトロフィーを掲げ、選手と市民とがひとつになって優勝の喜びをかみしめていた。
181209frontale-1パレードに先立ち、市役所第三庁舎ロビーで10時30分から市長報告会が開かれた。藁科社長が「1年間がんばって、またこの場に帰ってくることができました。皆様の1年間の熱い応援と支援に心から感謝します。今シーズンは、昨年優勝したこともあってハードルが高いとスタートの時に思っていました。案の定、そう簡単にはいかず、最初はちょっと心配もしましたが、選手たちはしっかり自分たちのスタイルを全うして最後はチャンピオンの座につくことができました。私たちの目標・目的は川崎市民に喜んでもらって笑顔でいっぱいになるそんな街にしたいと思っており、これからもその目標に向かって一生懸命努力しますので、引き続き来シーズンも力強い応援・声援・ご支援をお願いします」と挨拶。続いて鬼木監督が「ことしは昨年優勝したこともありますが、すごく皆さんから期待の大きさを感じる1年でした。来年はもっとタイトルを取り、川崎の街をサッカーの街にしていきたい」と早くも来シーズンの目標を披露した。キャプテンの小林悠選手は「昨年に続き、こうして優勝の報告ができてうれしく思います。手厚いサポートに恩返しできるのは、タイトルの数だと思っているので、ことしはひとつでしたが、これからずっとタイトルをとり続けて、少しでも恩返しできるようチーム全員でがんばります」と力のこもった口調で挨拶した。
これに対し福田市長は「連覇本当におめでとうございます。そしてありがとうございました。川崎全体を熱くし、盛り上げていただき、サッカーで川崎を元気にする、その目的を十二分にやっていただいたことを心から感謝したい。昨年(優勝パレードの)バスに乗ったときに隣の(中村)憲剛さんが『この景色を見たら、また来年もがんばらなくっちゃ』と言ったのを覚えています。昨年は(代表選出で)いなかった小林キャプテンにパレードのシーンを体感していただき、2度あることは3度あると言いますので、ACLも含めて大活躍していただくことが、川崎市民の望みだと思います」と激励をこめた祝いの言葉を贈った。
181209frontale-2その後、選手たちは本庁舎駐車場でバスに乗り込んで出発式に臨み、バスの上から福田市長が「多くの皆さんにお集まりいただきありがとうございます。シーズンを通して熱い応援いただいたことに後援会長として御礼申し上げます。私たちの街の誇りであり、宝であるフロンターレがことしもやってくれました。3連覇の偉業にむけて、ぜひ市民とチームが一丸となって盛り上げていきたいと思います。これからもフロンターレの応援をよろしくお願いいたします。今日一日楽しみましょう」と呼びかけた。続いて藁科社長が「1年間本当に選手、監督、コーチはがんばったと思います。でも、優勝はそれだけではできません。皆さんの大きな応援・声援がなければ成し遂げられません。皆さんと作るこの一体感は、川崎フロンターレの財産であり、宝です。私たちはこの財産をしっかり守って、来年も新しい目標に向かって挑んでいきます」と感謝を述べた。鬼木監督は「1年間熱い声援ありがとうございました。寒い中、大勢の人にお集まりいただきありがとうございます。来年は数多くのタイトルを取りますので、ことし以上の応援をよろしくお願いします」、
181209frontale-3小林キャプテンは「昨年はパレードに参加できませんでしたが、憲剛さんから『悠、これは体験しなくてはダメだぞ』と言われました。ことしは優勝することができてうれしく思っています。来年さらに強くなって、複数のタイトルを取って、またこの場へ帰ってきたいと思います」と挨拶した。出発式には徹夜で並んだ人もあり、サポーターでびっしりと埋まった。
バスは途中何度も停車しながら歩く程度の速さでゆっくりと駅前へと進み、沿道を埋めた人たちは、記念に配られた小旗や、手作りの垂れ幕などを持ち、選手に「おめでとう」「ありがとう」などの声をかけていた。
181209frontale-5パレード終点の川崎駅南側交差点では、今シーズン限りでチームを去る田坂祐介選手が「優勝してからサポーターには『おめでとう』と言ってもらいましたが、僕はサポーターにもう一度『おめでとう』と言いたい。このクラブは皆さんと一緒に大きくなってきたクラブですし、優勝にたどり着くのにすごく時間がかかりました。難しい中で2連覇できたのは、選手だけの力ではなく、サポーターをはじめフロンターレを取り巻くすべての人の力が結集して、こういう結果が勝ち取れたと思っています。僕はこのチームを離れることになりますが、クラブは続きますので、これからもクラブをみんなで支えていってほしいと思います。最高の形でこのチームを離れることができましたが、また皆さんの前に立って元気な姿を見せれるようにがんばります」と締めの挨拶をすると、「がんばれよ」「会いに行くよ」などの声が送られていた。
ことしは寒さも影響してか、昨年より人出が1万人少なかったが、沿道は手作りのシャーレや旗、プラカードなどを手にした人などが数時間前から詰めかけた。

 

2018-01-13 in 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b7) 川崎市川崎区, スポーツ | Permalink | コメント (0)

2017年12 月12日 (火曜日)

川崎フロンターレ優勝記念パレード:川崎駅前で約5万人が「おめでとう」

171210parade024川崎フロンターレのJ1優勝記念パレードが12月10日、川崎駅前で行われ、沿道にはサポーターや市民など約5万人が詰めかけ、チーム創設21年目での悲願の初優勝の喜びを選手とともに喜び合っていた。

写真=オープンバスに乗ってパレードする選手たち

写真ニュースを見る>

パレードは、日本代表に招集された5人とブラジル人4人を除いた選手、鬼木達監督とコーチングスタッフ、藁科義弘社長、福田紀彦川崎市長ら30数人が「祝!脱・無冠ターレ」などの垂れ幕を掲げた2台のオープンバスに分乗、川崎市役所第三庁舎から川崎駅前南交差点までの約700メートルを11時45分頃から約30分かけて行進、途中で停車して優勝シャーレを披露、選手と市民とがひとつになって優勝の喜びをかみしめていた。
171210parade011パレードに先立って、市役所第三庁舎ロビーで11時から市長報告会が開かれ、藁科社長、鬼木監督、中村憲剛選手らが優勝を福田市長に報告した。藁科社長は「今シーズンはスケジュール的に厳しいものがあったが、21年目にしてついにこの栄誉を得ることができ、うれしく思っています。チームは地域でさまざまな活動を行っており、これからも引き続き地域に貢献できるように活動していきたい」と報告、これに対し、福田市長は「21年間、多くの人がこの日を信じてフロンターレを応援し続けてきた。また、選手たちはピッチだけじゃなく地域の中に入り込んでいろんな活動をしている。そうした地道な活動を通して、サッカーを好きになり、フロンターレを好きになった人が多くいます。私は市役所の前の道にこんなに多くの人が集まったのを見たことがありません。きょうはみんなで喜びを分かち合いたい。みなさんのすばらしいプレーに、優勝に心からお祝いを申し上げます」とお祝いの言葉を述べた。
次いで選手たちはバスに乗り込み、沿道を埋めた人たちに向かって鬼木監督が「1年間、大きな声援で支えてくださりありがとうございました。こんなに多くの人が来てくださり、感動してます。来年も必ずタイトルを取って、もう一度この場所に戻ってきたいと思います。川崎市民の皆さん、われわれと一緒に川崎市を盛り上げていきましょう」と挨拶、中村憲剛選手は「(入団から)15年間(優勝を決めたスタジアムとパレードの)この景色を見るためにやってきたんだなと感じています。ただ、この景色を見たらもう1回見たくなってきました。ぜひ、来シーズンも応援してください」と呼びかけていた。
続いて、福田市長から中村選手に市民スポーツ特別賞が特別にデザインされたトロフィーとともに贈られた。
171210parade030川崎市の市民文化大使に任命されたばかりの川崎出身のバンドで大のフロンターレファンの 「SHISHAMO(ししゃも)」の3人もお祝いにかけつけ、中村選手に花束を贈ったのち、バスの前をふろん太などと一緒に歩いて先導、沿道からは「紅白歌合戦がんばって」などの声援が送られていた。
沿道は、パレードの始まる2時間以上前から場所を確保する人などで早くも熱気。優勝を祝う手作りのシャーレや旗、プラカードなどを手にした人も多く見られ、パレード直前には歩道が人で埋まり、シンボルカラーの青い色で染め上げられた。

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2017年12 月 5日 (火曜日)

川崎フロンターレ:Jリーグ優勝祝い12月10日に市役所・川崎駅前間で記念パレード

川崎フロンターレのJリーグ初優勝を祝う川崎市主催の記念パレードが12月10日午前に行われる。
パレードにはフロンターレの藁科義弘社長、鬼木達監督と選手(日本代表選出メンバーを除く)、スタッフが参加。11時に市役所第三庁舎で福田紀彦市長に優勝を報告した後、11時30分頃にオープンバスに乗って市役所を出発、川崎駅前東交差点を経て川崎駅前南交差点までを約30分かけてパレード、沿道の祝福に応える。パレードコースは交通規制が実施される。

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