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2014年1 月30日 (木曜日)
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムが展示替え : 犬をモチーフに原画約140点を展示
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム(川崎市多摩区長尾2-8-1)が、展示室の内容を大幅に変更、1月30日から犬にスポットを当てた新展示「大長編ドラえもん のび太の大魔境と世界最古の相棒たち」が始まる。展示期間は6月末までの予定。
写真=企画室2のまんがをプリントした紗幕や原画
(c)Fujiko-Pro
2011年9月にオープンした同館は、開館2周年前の2013年8月28日に入館者が100万人を超えた川崎市の人気スポット。
同館では藤子・F・不二雄ファンに新たな魅力を発信するために、昨年1月に大幅な展示替えを行い、藤子さんのライフワークだった『大長編ドラえもん』を3期に分けて展示した。
2回目の展示替えとなった今回は、動物付きの藤子・F・不二雄さん自身も飼っていた、人間の最古の相棒=犬にスポットを当て、大長編ドラえもんシリーズ3作目「のび太の大魔境」を中心に、展示室2の内容を一新した。「のび太の大魔境」は、犬が独自の進化を遂げて築いた王国へ、ドラえもんとのび太らが冒険の旅に出かける話。
展示室では柱や壁に77点の原画と漫画のシーンをプリントした大きな紗幕(しゃまく)に光を当てたり、壁紙にも漫画をプリント、入り口には立体的なレリーフをあしらって作品世界を演出している。
展示室1の作品も一部入れ替え、エスパー魔美に登場するコンポコ、『バウバウ大臣』のバウバウなど他の漫画作品に登場する犬をモチーフにしたキャラクターが描かれた原画など42点を公開、藤子さんが愛犬と散歩する写真も展示している。
公開に先立ち、29日に報道機関や関係者に内覧会が開かれ、伊藤善章館長が「来館者にいつも新しさを与えられ、笑顔の絶えないミュージアムでありたい」などと展示替えの趣旨を説明した。また砂田慎治川崎副市長は「昨年、藤子先生の80回目の誕生日を記念して市内の全小学校113校にドラえもん全50巻を寄贈してもらい感謝しています。子どもたちはテレビアニメとは異なる漫画のドラえもんに新たな楽しみを見つけています。命あるものへの愛情にあふれる作品をおもてなしの気持ちで展示しているミュージアムで、多くの人が心なごむ時間を過ごしてもらいたい」と来館を呼びかけた。
展示替えに伴い、ショップでは犬のキャラクターのクリアファイル、雪だるまドラえもんチョコレートなど新しいグッズが販売される。人気のカフェでは「のび太の大魔神」に登場するヘビー・スモーカーズ・フォレストをイメージしドライアイスに水をかけて煙が出る仕掛けを施したハッシュドビーフとチキンオムライスのプレート「大魔境プレート」(1500円、写真左)、「大魔境ドラミス」(700円)などの新メニューもお目見えする。このほか、ギフトコーナーショップではドラえもん・ドラミ・鈴の3種類の形をした「ドラえもんパスタ」(乾燥パスタ 680円)を新発売する。
○バレンタインにちなみ2月7日からスイーツフェア
同カフェでは、バレンタインデー(2月14日)とホワイトデー(3月14日)にちなみ2月7日から3月14日まで「SF〜スイーツフェア2014〜」を開催、「魔美のハートムース」、スネ夫ヘアークレープ、チンプイパンケーキなどの特別メニューを販売する。期間中はショップで、対象商品を2点購入ごとに特製のポストカードをプレゼントする。
問い合わせは電話0570-055-245(9時30分〜18時)またはHPはこちら>
2014-01-30 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, 食 | Permalink