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2024年3 月 8日 (金曜日)

川崎フロンターレがジュビロ磐田に5対4で敗戦:乱打戦のホーム開幕飾れず

240301 fron03J1リーグ第2節の10試合が3月1日〜3日に行われた。川崎フロンターレは「Uvancs(ユーバンス)とどろきスタジアム by Fujituu」(旧等々力陸上競技場)で、ことしJ1に復帰したジュビロ磐田と対戦した。川崎Fは前半に3点先行されたものの、FWエリソンなどのゴールで追い付くというシーソーゲームを展開した。しかし、90+7分に磐田のFWジャーメイン良にこの日4本目のゴールとなるPKを決められ、両チーム合わせて9ゴールという乱戦に競り負け、ホーム開幕戦を飾れなかった。

写真=90+7分、勝ち越しゴールで肩を落とすフロンター選手とゴール裏に駆け込むジュビロ選手(撮影 : いずれも桑田輝明)

240301 fron04ことし2月に富士通と命名権契約を結んで名称が変わったホームグラウンドには、勝利を願うサポーターがスタンドを埋めた。
試合開始前には、福田紀彦川崎市長が「ことしは川崎市が市制100年を迎える。取れるタイトルをすべて取ってもらい100年を共に祝いたいので、気持ちを一つにしてがんばって応援したい」とピッチで挨拶。川崎市出身でプロ野球の侍ジャパンの井端浩和監督のキックオフでホーム開幕戦に花を添えた。(写真左=侍ジャパン井端監督〈中央〉とサイン入りユニホームを持つ両チームのキャプテン)
試合は、立ち上がりから攻め込むジュビロに6分に先制を許すと、18分、29分にジャーメインに立て続けにゴールを奪われ、3点リードを許す苦しい展開。しかし川崎Fは36分にシュートのこぼれ球に反応したエリソンがゴールを決めて意地を見せた。
240301 fron01ハーフタイムにMF橘田健人に換えてMF瀬古樹を投入するなど反撃に転じると55分にエリソンがこの日2点目(写真右下)、59分にFWマルシーニョのゴールで同点に追い付いた。一方、磐田も攻撃を強めて一進一退の攻防が続いたが、76分にジャーメインがペナルティーエリアで川崎のGKチョンソンリョンと交錯して倒れ、その結果得たPKを自身で決めて磐田が再びリードした。
240301 fron02川崎は82分に攻撃の選手4人を投入、交替したFW山田新がペナルティーエリアで倒されてPKを得、これを山田が自ら決めて再び同点に戻した(写真左下)。しかし、アディショナルタイムに川崎Fの選手のハンドでPKを与え、ジャーメインがこの日4点目のゴールを決めた。川崎Fも、GKも2回攻撃参加をするパワープレーを繰り広げて追いすがったが、ゴールを割れず乱打戦に涙を飲んだ。

川崎フロンターレの次のホームゲームは3月9日(J1第3節)京都サンガF.Cと16時から対戦する。

 

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