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2022年6 月17日 (金曜日)

狛江市長選挙立候補予定者招き公開討論会 : 狛江青年会議所が開催、YouTubeで配信

220616kokaitouron001任期満了に伴い6月26日に投票が行われる狛江市長選挙の立候補予定者を招いて政策などを聞く公開討論会が6月16日夜、西河原公民館で開かれた。討論会の様子はYouTubeで配信する予定。

写真=市長選の公開討論会

220616kokaitouron002 220616kokaitouron003この討論会は、狛江青年会議所(沼倉健一理事長)が「市民に身近な政治に関心を持ち、投票の参考にしてもらおう」と2014年から市長選の度に行っている。3回目の今回は新型コロナウイルス感染症の拡大などに配慮し、16日にビデオ収録、YouTubeで公開する。アドレスはこちら
出席したのは、既に立候補を表明している無所属新人で新日本婦人の会狛江支部長の周東三和子氏(75・写真左)=共産党、社民党推薦と、現職で2期目を目指す松原俊雄氏(70・写真右)=自民、公明推薦の2人。
特定非営利活動法人 市民討議会推進ネットワークに所属する埼玉大学キャリアセンター長で同大教授の石阪督規さんが司会進行役のコーディネーターを務めた。
内容は主催者内で検討した(1)防災・減災対策(2)公共施設の利活用(3)若者が暮らしやすい街づくり(特に子育て世代、出産から育児、教育)の3問のほか、冒頭で2人が出馬の動機を話した。質問は事前に各候補予定者に知らせ、時間制限内に交互に自説を訴え、その後石阪さんが追加質問する形式で進められた。最後に特に市民にアピールしたい点を発言、約90分で終了した。
争点の図書館移転問題について周東氏は「市の計画は、高橋前市長の時代に1年以上かけ、市と市民が協働でつくりあげた内容と異なっており、図書館機能を子どもとおとなに2分割するのは利用者にとっても不便」と訴えた。これに対し松原氏は「デジタル化に対応した図書館にし、市民活動センターを市民センターに入れることで街が活性化する」と話し、双方の主張はかみ合わなかった。
このほか、周東氏は宇宙航空研究開発機構(JAXA)で技術職や広報職として大型プロジェクトに関わった経験から「立場や意見の違いを時間をかけてみんなでまとめ上げることの大切さを市政運営に生かしたい」と訴えた。これに対し松原氏は行政経験の豊かさと実行力のほか「図書館新設は前々市長からの課題」などと訴えた。

 

2022-06-17 in 06)政治, 09)市民活動, 11)まちづくり, a) 狛江市のニュース | Permalink

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