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2018年7 月 1日 (日曜日)

等々力競技場で川崎フロンターレのファン感謝デー : 趣向凝らした名物イベント、過去最高の12,000人が選手と触れ合う

180630fankan-1川崎フロンターレのファン感謝デーが6月30日、川崎市中原区の等々力陸上競技場で催され、熱心なサポーターに加え数多くの家族連れなど過去最多の12253人が入場、趣向を凝らした企画や選手たちの達者な隠し芸などを楽しみ、交流を深めるとともに、Jリーグの連覇に向けて後半戦への期待を膨らませていた。

写真=劇アツLIVEでダンスを披露する谷口彰悟選手ら

 

180630fankan-2ファン感のステージには、ジュビロ磐田に移籍したばかりの大久保嘉人選手やイースタンSC(香港)でプレーしている井川祐輔選手もサプライズで登場した。自分の口からサポーターに移籍を報告したかったという大久保選手は「出戻りで戻ってきて、半年でまた出ていくのは申し訳ないと思いましたが、この年齢で止まれない。前に進み、チャレンジすることで記録が達成できる可能性もありますし、そこに向かってがんばっていきたい。違うチームになりますけど、応援よろしくお願いします」と挨拶。目標の通算200ゴール達成に向けての移籍決断だったことを明かした。その後、新体制発表の時に使ったマトリョーシカになぞらえ、磐田のユニフォームを着た特製マトリョーシカとともにグラウンドを回って別れを告げる大久保選手にサポーターから温かい拍手が送られていた。
オープニングの挨拶には福田紀彦・川崎市長が登壇、「ファン感をみんなで楽しみましょう。後半戦は皆さんと気持ちをひとつにして選手が全力を出し切れるように応援していきたい」と呼びかけた。
藁科義弘社長は「こんなに暑いなか、大勢の方に集まっていただきありがとうございます。昨年ファン感で初めて1万人を超えてうれしく思いましたが、ことしはそれ以上の皆さんにお越しいただけました。今日は思い出に残る1ページにしてほしい」と挨拶。小林悠キャプテンが「キャンプで充実したトレーニングができたので後半戦にぶつけたい。ファン感でたくさん楽しんでもらい、選手とサポーターとチームが一体感を増して、後半戦で必ずタイトルを取りましょう」と力強く呼びかけた。
180630fankan-3選手たちは飲食ブースやプレゼント抽選会、バッチ作りなどのイベントで、食べ物をファンに手渡すなど(写真右)してサービスに努めていた。
会場では、動物迷路のフアフアやスライダープール、カブトムシの森、ガチャガチャ、スポーツ用品、ユニセフなどの物産やPRコーナー、スタジアムツアーなど多くのイベントが催され、親子水入らずで楽しんでいた。
特設舞台では洗足学園音楽大学の約50人の特別編成のバンドが選手のテーマソングのメドレー、西城秀樹さんのヤングマンなどを演奏した。
メインイベントの劇アツLIVEでは、9人の選手が3つのグループに分かれてキャンプ中に練習したというダンスを女装して披露、達者なパフォーマンスに大きな拍手が送られていた。続いて、選手たちがステージと観客席に分かれてファンと一緒にライブを楽しんだ。ステージからは水が盛んにかけられ、ずぶ濡れになりながら選手とファンが一体になってパフォーマンスを楽しんでいた。
フィナーレでは鬼木達監督が「ファン感は、本来私たちが皆様に感謝する場ですが、毎年大きなパワーを皆さんからもらっており、それが私たちの力になっています。昨年はファン感の後で巻き返しが始まり、優勝できので、今年もそれを実現したい。皆さんの力と自分たちの力を合わせ、自分たちのチームを信じて選手たちを支えてください。目標はタイトルなので、みんなで多くのタイトルを取って喜び合いましょう」と力強い挨拶で締めくくった。

 

2018-07-01 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink

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