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2016年9 月25日 (日曜日)
天皇杯・川崎フロンターレが3回戦でジェフ千葉に4対1 : 延長制し4回戦へ進出
第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦の12試合が9月22日に各地で行われた。
川崎フロンターレは、川崎市中原区のホーム等々力陸上競技場でJ2のジェフユナイテッド千葉と対戦した。試合は、前年まで互いのチームに所属していたFWがそれぞれお礼弾を決めて延長にもつれ込んだが、延長で川崎FのFW大久保嘉人(#13)がダメ押しの2得点を決めるなど3得点を挙げ、4対1で勝ち越した。
写真(撮影 : 山本真人)=115分、この日2点目となるゴールを決める川崎FのFW大久保嘉人(#13)
川崎Fは直前のリーグ戦(2nd12節、大宮アルディージャ)に敗戦しており、大会の違うこの試合に勝利して3日後のリーグ戦に弾みをつけたいところ。一方、J2で10位の千葉は現在J1年間1位の川崎Fに勝ち、プレーオフ進出入りに弾みをつけたいところだ。
朝から雨交じりのすっきりしない天気で一時止んでいた雨が試合前に降り始めた。川崎Fは、リーグ戦12節の試合終了後に一部のサポーターがトラブルを起こしたため、Gゾーンと呼ばれる応援をリードする熱狂的なサポーターは観戦を自粛したものの、千葉のサポーターも大勢駆けつけ、この日の天皇杯では一番多い8,078人が観戦、試合前から熱心な応援を繰り広げた。
試合は、川崎Fが大宮戦でレッドカードを受けた大久保と累積警告でやはり出場できないMFエドゥアルド・ネット(#21)以外は、ケガ明けのDF奈良竜樹(#3)、DF小宮山尊信(#8)などフレッシュなメンバーが先発。千葉もリーグ戦から8人入れ替えて臨んだ。
試合は立ち上がりから千葉が激しいプレスをかけ川崎Fの攻撃を阻んだ。川崎Fはショートパスを繋ぎゴール前へ、一方の千葉は中盤でボールを奪って速攻と一進一退の状態が続いたかラストが決まらない。しかし、20分にFW森本貴幸(#9)が豪快なミドルシュートで先制し均衡を破った。その後、次の得点を狙って両チームの攻防が続き、川崎Fは押し込まれてピンチの場面もあったがGK新井章太(#30)がしのぎ、1対0で前半を終えた。
千葉は、前半終了間際に惜しいチャンスを外したFW船山貴之(#11)が51分にゴールを決めて同点とし、互いに古巣への恩返し弾で試合を振り出しに戻した(写真右上)。さらに攻撃を仕掛ける千葉をしのいでいた川崎Fは、61分にMF橋本晃司(#7)からMF三好康児(#2)に、67分には森本からDFエウシーニョ(#18)へと早めに選手を入れ替え勝ち越しを狙うが、フィニッシュがいまひとつでゴールを奪えなかった。
運動量豊富な千葉は81分に一度に2人選手を入れ替え、攻撃のスイッチを入れ猛攻をしかけて川崎Fのゴールを脅かしたが、新井の好セーブで逃げ切り(写真左下)延長戦にもつれこんだ。
延長立ち上がりに千葉の猛攻を防いでいた川崎Fは、96分にDF長谷川竜也(#16)が負傷退場、DF車屋紳太郎(#20)を投入してポジションを変更した。
均衡が破れたのは延長前半の終了間際の105分、速攻でペナルティエリアまでボールを運び、待ち構えていた車屋が頭で合わせてようやく追加点を奪い(写真右下)、勝ち越した。
延長後半には、大久保が大久保が108分と115分に2得点を決めて4対1とカテゴリー下の千葉を下し順調に4回戦へとコマを進めた。
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