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2016年3 月10日 (木曜日)
J2・FC町田ゼルビアは京都サンガF.C.に1対1の引き分け : 終了間際に貴重な勝ち点を奪う
明治安田生命J2の第2戦11試合が3月6日に行われた。FC町田ゼルビアは、開幕に続き町田市野津田の町田市立陸上競技場で、京都サンガf.c.と対戦、71分に先制されたが終了間際にFW中島裕希(#30)移籍初ゴールで追いつき、1対1で引き分け、今季初の勝ち点を獲得、順位を1つ上げて16位になった。
写真=90+3分、同点ゴールに喜ぶ町田FW中島裕希(#30)と祝福するFW戸島章(#23)
両チームは、2月のキャンプ中にトレーニングマッチで対戦しており、その時は京都に軍配が上がった。しかし、2試合続けてホーム開催の町田は、なんとしてもホーム連敗は避けたいところだ。競技場は、ナイターに近い17時からのキックオフで、開幕戦ほど集客できず、昨シーズンの平均をやや上回る3,805人が観戦した。
町田の先発は前節と同じで、サブ組は1人変わった。試合は、立ち上がりに京都にフリーキックを与えたが、町田がセカンドボールを拾って前戦に贈り徐々に主導権を握る。しかし、相手の堅い守備に阻まれフィニッシュに持ち込めず、何度かつかんだチャンスにもシュートの制度がいまひとつで枠に入らなかった。京都は、前半のアディショナルタイムで、MF山瀬功治(#14)が負傷退場、FWエスクデロ競飛王(#10)を投入し、前半を0対0で折り返した。
後半、京都は交代が効を奏して、町田陣内に攻める時間が増え一進一退の攻防が続いた。京都は62分に2人目の交代をしてシステムを変更した。町田は、64分にFW鈴木孝司(#9)が故障、長身FW戸島章(#23)を投入した。しかしこの交代の効果が浸透しない間にパスを奪われ、71分に先制ゴールを決められた(写真左)。
流れを変えたい町田は77分にMF谷澤達也(#8)からスピードのあるMF重松健太郎(#39)に、81分にはDF星野悟(#2)に替えFW中村祐也(#11)を送り出した。攻撃の厚みを増した町田は何度かチャンスを作り出すが、相手守備陣にはねかえされゴールを割ることがなかなかできず、5分のアディショナルタイムの表示が出された。しかしその3分後、重松がゴール前に送ったセンタリングに中島が頭で合わせ、ホームでの今季初ゴールを決め(写真右)、引き分けに持ち込み、勝ち点1をもぎ取りサポーターを大きくわかせた。
町田の次のホームゲームは3月20日16時からツエーゲン金沢と対戦する。
2016-03-10 in 02)イベント・催事, c)町田市, h)東京都, スポーツ | Permalink