« 川崎市の日本民家園で11月3日民家園まつり : 国指定重要有形民族文化財の舞台で歌舞伎公演 | メイン | 2015年度の川崎市文化賞等にヴァイオリニストの大谷康子さんら7人 : 11月5日に中原区で想定式 »

2015年11 月 2日 (月曜日)

J3・FC町田ゼルビアが福島ユナイテッドFCに1対0 : 5連勝で首位・山口を追撃

151101zelvia 01J3リーグ第36節の第1日程の試合が11月1日行われ、FC町田ゼルビアは福島ユナイテッドFCとホームの町田市立陸上競技場で対戦、1対0で福島を破り5連勝を果たした。
首位のレノファ山口は第2日程で11月3日に試合が行われるため、結果によっては勝ち点で並ぶ可能性がある。

写真(撮影 : 山本真人ほか)=74分、町田が先制

 


151101zelvia 07町田は、4連勝中うち3試合は完封勝利で、終盤に来て守備の堅さと勝負強さを示している。首位の山口が前節AC長野パルセイロに敗戦したため勝ち点差は3になり、今節勝利してプレッシャーをかけたい。
一方の福島は、前節は敗戦したがその前は3連勝で第3クールに入ってから連敗はなく現在6位。今季の対戦は2試合とも1対1の引き分けで、どちらも勝利がほしいところだ。競技場には、3,812人来場した。

町田はDF松本怜大(#19)に替わりDF松下純土(#20)が左サイドバックでスタメン起用されたほかは前節と同じメンバー。
151101zelvia 05試合開始早々から福島に押し込まれる苦しい展開が続いたが、守備陣の踏ん張りで攻勢をしのいだ。何度かペナルティエリアまでボールを運んでもシュート数が福島より1本少ない4本でコーナーキックも2本となかなかラストチャンスを作れず、前半を0対0で折り返した。
151101zelvia 06後半に入っても福島にゴールを脅かされる状態が続いたが、74分にMF李漢宰(#6)からのパスをDF土岐田洸平(#10)がゴール前にセンタリング、これをFW戸島章(#23)が頭で合わせて福島のゴールを揺らし、貴重な先制点を挙げた。
その後も、再三ゴール前を脅かされたが、貴重な1点を守り切り、完封勝利を飾った。

151101zelvia 02
ゴールに喜ぶFW戸島章(#23)

2位の町田と首位の山口との勝ち点差は3で、3日に山口が敗れると、勝ち点で両チームが並ぶことになる。
試合後、福島サポーター席から「勝て! 天皇杯 行こうぜJ2」と書かれた横断幕が掲げられ、町田選手一同が福島サポーター席の篤いエールに感謝の挨拶をした(写真左下)
151101zelvia 04試合後の監督会見で相馬直樹監督は「正直、ここまで苦しいゲームになるとは思っていませんでしたが、非常にタフな難しいゲームをものにできたのは支えてくれている方々のおかげだと思っています。数少ないチャンスにかなりの人数がゴール前に入っていき、ゴールのにおいを感じてくれた選手たちに感謝したいと思っています。内容としては正直、もう一段ブラッシュアップしないといけない、やらないといけないことがありますが、勝ち点3を取って帰ってきてくれた選手たちに感謝したい」と振り返った。またエールの横断幕を掲げた福島サポーターには「気の抜けない相手であるサポーターの方々が我々を一つ認めてくださったということの証で、うれしく思っています。福島さんも地域に根ざしながら強くなっていってもらえたらなと思います。まずは(横断幕に書かれていたような)結果を出せるように頑張りたいと思います」と感謝の言葉を述べた。

 

2015-11-02 in 02)イベント・催事, c)町田市, h)東京都, スポーツ | Permalink

コメント

コメントを投稿