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2015年3 月 7日 (土曜日)

川崎市多摩区で3月8日の夕方に灯籠流し : 東日本大震災と阪神淡路大震災の鎮魂と復興願い

川崎市多摩区の市民団体が、2011年に起きた東日本大震災と1995年の阪神淡路大震災を記憶に留め、被災者の鎮魂と被災地の復興を祈ろうと、3月8日の夕方に川崎市多摩区稲田堤で催す「多摩川灯ろう流し」の参加者を募集している。

この市民団体は、多摩川の生態系を守る活動を行っている特定非営利活動法人おさかなポスト(山崎充哲代表)。同会は、多摩川に外来種の魚を捨てないようにと、2005年から飼いきれなくなったペットの魚やカメなどを多摩区の稲田公園内に水槽を設けて引き取り、里親を探して飼ってもらう命の引き継ぎを行っている。このほか市内などのイベント会場で移動水族館を開き、魚への関心や命を大切にする啓蒙活動も行っている。
東日本大震災後は、避難所で飼えないなどの理由で多くの魚を引き取った。また、被災地の福島県の子ども達に魚を届ける「多摩川水族館」活動も行っており、2013年は須賀川市、2014年は本宮市に出かけて子どもたちと交流を行っており、
2015年は会津若松市など2市で「多摩川水族館」の実施予定だ。
震災後は「あの日を忘れない 追憶と鎮魂 復興を祈る」を目的に稲田公園にあるおさかなポストの近くの多摩川で灯ろう流しを毎年開催している。
会場では、16時から流し灯ろう工作、多摩川美化活動、おさかなポスト里親捜しや被災地の子どもに多摩川水族館を届けるための募金活動を行う。17時30分に開会式と黙祷後、灯ろうを流し始め19時30分に終了の予定で、強風の場合はキャンドルナイトに変更する。
参加は自由で、小学生以下は保護者同伴。美化活動のゴミ拾い用のレジ袋と、マッチやライター(保護者が持参)、灯ろう工作用の紙コップ・油性ペンと灯ろうを水に浮かべるための発泡スチロールトレー(スーパーなどで肉や魚を販売するためのに使われる食品トレーなど)と懐中電灯、あればライフジャケットを持参する。
同会では当日の灯ろう回収などのお手伝いスタッフも募集している。
問い合わせは電話090-3209-1390山崎さんまたはメール([email protected])。


2015-03-07 in 01) 自然・環境, 02)イベント・催事, 09)市民活動, 12)防災・安全, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink

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