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2014年8 月28日 (木曜日)
J3・FC町田ゼルビアがFC琉球に0対1で敗戦 : 堅い守備を破れず今季2敗目
明治安田生命J3リーグ第22節の5試合が8月24日に各地で行われ、FC町田ゼルビアは町田市野津田の町田市立陸上競技場でFC琉球と対戦した。町田は27分に琉球のMF藤澤典隆(#15)に先制され必死に反撃したが、堅い守備を破れず0対1で今季2度目の敗戦となった。2位のツエーゲン金沢がブラウブリッツ秋田に勝ったため、首位町田との勝ち点差は4に縮まった。
写真(撮影 :すべて山本真人)=後半、琉球の守備陣に囲まれる町田FW鈴木孝司(#9)
第2クール最後の試合。町田は前回の対戦では7対1と完勝していたが、キャプテンで好守の要のMF李漢宰(#6)が18節からケガで離脱しているのに加え、試合序盤から前線で激しいプレスをかけるチームスタイルが、暑さの影響で運動量が落ちるなど、このところ引き分けや1点差など、一時の圧倒的な得点差で勝てない状態が続いている。
競技場には2,553人が入場、試合を熱心に観戦した。今節も李は欠場したが、MF鈴木崇文(#17)と新加入のFW久木野聡(#38)はベンチ入りした。試合は、町田がボールを支配するものの、琉球が引き気味で自陣を守る形を取ったためフィニッシュまでなかなか持ち込めず、シュートも相手のマークが厳しく、ゴールに持ち込めない状態が続いた。一方、琉球はバーに当たったミドルシュートからチャンスを作り、混戦のなか、藤澤が体勢を崩しながらヘディングでゴール(写真左上)。町田も反撃したが、0対1で前半を終えた。
後半、ホームで負けられない町田は、攻撃の変化を付けるため、早めの57分に鈴木崇文と久木野を投入。町田はボールを支配して攻撃の厚みを増し、後半だけで相手の4倍以上の9本のシュートを放ったが、1点を死守したい琉球が超守備的布陣を敷いてゴールを守り抜き、勝利した。
試合後の会見で相馬直樹監督は「前半は不甲斐ない、迫力がない内容から先に失点してしまった。後半、勢いがつけられたと思うが、琉球の粘りの前に点を取ることができなかった。今日で第2クールが終わり、これからの第3クールが、最後の勝負の11試合になるので、改めて次のゲームはリスタートできるように準備したい」と悔しさをかみしめて話した。
試合前には、広島県の高校に通い、9年間サンフレッチェ広島に在籍した李選手らベンチ入りしなかった選手らが、広島市内土砂災害義援金の募金を呼びかけ(写真左下)、147,625円の義援金が集まった。
次のホームゲームは、9月7日17時からJリーグアンダー22と対戦する。
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2014年8 月23日 (土曜日)
天皇杯3回戦・FC東京は松本山雅FCに2対0で快勝、川崎フロンターレは愛媛FCに0対1でまさかの敗戦
第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦の8試合が8月20日に各地で行われた。
FC東京は松本山雅FC、川崎フロンターレは愛媛FCとともにカテゴリーがひとつ下のJ2チームとホームスタジアムで対戦し、FC東京は2対0と順調に快勝して次にコマを進めたが、川崎Fはミスから失点して0対1と無得点で敗退し、悲願のタイトル取りの可能性を1つ失った。
写真=41分、FC東京のFW河野広貴(#17)が先制
FC東京の対戦相手の松本は、現在自動昇格の2位と好調を維持しており、平日のナイターにも関わらず松本サポーター約2,000人が駆けつけ(写真左)、味の素スタジアムには9,446人が観戦した。
週末リーグ戦を控えタイトな日程だったが、両チームともメンバー変更は少なく、試合は立ち上がりから両チームとも攻撃的で好守の切り替えが早い展開で進んだ。互いにビッグチャンスを作る一進一退の攻防が続いたが、41分にFC東京のFW河野広貴(#17)が先制ゴールを決め、前半を1対0で折り返した。
後半FC東京は52分にFWエドゥー(#11)に替えFW平山相太(#13)を投入、これが効奏し54分に平山が追加点を決めた(写真右)。その後、FC東京が主導権を握り松本の攻撃の目をつみとり試合を優位に進め、チャンスを作り出すがゴールは生まれず、無失点で勝利した。
試合後の会見で松本の反町康治監督は「後半は相手に翻弄された。我々は現在J2で良い順位にいるが、J1との差を感じさせてくれ、FC東京には感謝したい。90分で終わり退場者やけが人がでなかったことをポジティブに受け取り、まだ上がいることという気持ちでトレーニングにはげみたい」とさばさばとした表情で話した。一方のFC東京のマッシモ・フィッカディティ監督は「松本はJ2で非常に良い結果を残しているので、しっかりと臨んでくると思っていた。その予想どおりの試合の入り方になった。試合を通して自分たちのマネジメントができた」と笑顔だった。
川崎Fの対戦相手の愛媛は17位と低迷しているが、天皇杯は2007年にベスト8まで勝ち進んだ経験を持ち、この時の対戦相手は、F川﨑で2対0で川﨑が勝利した。等々力陸上競技場には5,104人が来場した。
川﨑Fは、スターティングメンバーは直前の試合と総入れ替えで、スタメン組のMF大島僚太(#16)、FW小林悠(#11)ら4人がベンチ入り、一方の愛媛も直前の試合と総入れ替えでスタメン組が6人がベンチ入りした。
試合は、川﨑Fのパスの精度がいまひとつでなかなかリズムに乗れない状態が続き、愛媛のチャンスをしのぐ状態が続いた。34分に愛媛が川﨑Fからボールを奪いFW表原弦太(#24)が先制ゴールを奪った。川﨑Fは反撃するものの、ゴールまでいかず前半を0対1で折り返す。
川﨑Fはハーフタイムで選手を2人入れ替え大島と小林を送り出し、ボールが回り始めてチャンスはつくるもののパスとフィニッシュの精度が足りない。川﨑Fは引いて守る愛媛のカウンターに危ない場面もありなんとかしのいだが、後半だけで愛媛の4本のシュートに対し11本、CKも愛媛4回に対し6回と数字の上では得点チャンスを上回ったものの、ゴールネットを揺らすことができず完封負けを喫した。
試合後の会見で川﨑Fの風間八宏監督は「今日のスタメンは期待して出したが、智恵と技術をつけてもらいたい」と話したのに対し、愛媛の石丸清孝監督は「選手は最後まで良く守ってくれた。チーム状況があまり良くなかったので、選手を入れ替えてフレッシュな選手を出したなかで、勝てたというのはチームの底上げにもなりますし、次のリーグに対していい雰囲気で臨めるのではないかと思います」と笑顔だった。
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2014年8 月22日 (金曜日)
狛江市の多摩川で灯ろう流し : 数百基が夜の川面に光の模様描く
夜の多摩川を彩る「狛江多摩川灯ろう流し」(多摩川灯ろう流し実行委員会主催、狛江市観光協会後援)が8月22日、多摩水道橋下流の狛江市側河川敷で催され、訪れた数百人の見物客たちは夜の川面を彩る数百基の灯ろうを見つめ、亡くなった人をしのびながら昔ながらの夏の風物詩を楽しんでいた。
写真=夜の多摩川を彩る灯ろう
会場となった河川敷には18時頃から市民が次々と訪れ、灯ろうの申し込みを受け付けるテントでは故人の供養を申し込む人の列ができた。
暗くなり始めた18時30分過ぎ、狛江市仏教会の市内6つの寺院の僧りょが読経を開始。これに合わせて小田急線多摩川鉄橋付近にとめた屋形舟から、ボランティアの実行委員がろうそくに次々と点火して灯ろうを川に浮かべた。
この日は、下流側から時折強い風が吹いたため、灯ろうは上流に向かって流れたが、河川敷を埋めた見物客たちは水面を照らしながら漂う灯ろうの光の模様をうっとりと眺めていた。
また、法要会場のテントでは、焼香をする人が並び、故人の面影をしのびながら、めい福を祈っていた。
この灯ろう流しは、多摩川の伝統的な夏の風物詩を市民の手で守り、世界平和と環境保全を願って、2005年から寺院関係者とボランティアの市民が実行委員会を結成、灯ろうの点火や回収などの運営を行っている。
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2014年8 月18日 (月曜日)
Jリーグ・川崎フロンターレがセッレソ大阪に5対4で辛勝 : 乱打戦制し2位に浮上
Jリーグ第20節の9試合が8月16日に行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場でセレッソ大阪と対戦した。川﨑Fは前半4ゴールをきめて4対1の楽勝ムードだったが、後半C大阪の猛反撃で乱打戦となり5対4で辛勝した。浦和レッズと並んで1位のサガン鳥栖が今節負けたため、川﨑Fは勝ち点差1に迫る2位に浮上した。
写真=81分、この日2点目の決勝ゴールに喜ぶ川﨑フロンターレFW小林悠(#11) 撮影 : 山本真人
夏休み中の最後のリーグ戦ホーム試合となるため、競技場には親子連れのサポーターが数多く来場、18,124人が観戦した。
試合は、5分にC大阪のFW南野拓実(#13)が先制ゴールを決めたが、川﨑Fが10分にFW小林悠(#11)が決めて同点とし、13分にCKのチャンスにFW大久保嘉人(#13)がゴールを奪い逆転した。その後のC大阪の攻撃を守った川﨑Fは、26分にMFレナト(#10)がペナルティエリアで相手のファウルを誘って得たPKを自ら決めて2点差とし、前半終了間際の45分+1にはMF中村憲剛(#14)が倒れ込みながら足を伸ばしGKの股間をぬいて蹴り込みゴール(写真左上 撮影 : 桑山輝明)、前半を4対1で折り返した。
3点差を付けられたC大阪はハーフタームに中盤の選手を2人替えシステムも変更、これか効を奏し49分にDF丸橋祐介(#14)がゴールを決め反撃ののろしを上げた。その後もC大阪の猛攻で危ない場面が続き、74分に再び失点して1点差に迫られた。C大阪の反撃の対応に追われていた川﨑Fだったが81分、CKのチャンスにDF實藤友紀(#2)のヘディングを相手GKパンチングしたボールに小林が走り込んでゴールに押し込み(写真左下 撮影 : 桑山輝明)再び2点差となった。
しかしC大阪はさらに粘り85分にFWフォルラン(#10)がゴールを決めて再び一点差としさらに猛攻を続けたが、川﨑Fは90分にDFジェシ(#5)、90分+3にDF田中祐介(#3)を守備堅めに投入して逃げ切った。
次のリーグ戦のホームゲームは9月23日(23節)19時から徳島ヴォルティスとの対戦だが、その前に8月20日19時から天皇杯3回戦で愛媛FCと対戦する。また9月7日19時からナビスコカップ準々決勝第2戦でC大阪と再び対戦する。
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2014年8 月15日 (金曜日)
川崎市麻生区の麻生小学校で8月23日に野外上映会 : トーベ・ヤンソン生誕100年にちなみ『ムーミン谷の彗星』
夏休みに親子で映画を楽しんでと、8月23日の夕方から川崎市麻生区の小田急線新百合ヶ丘駅近くの麻生小学校校庭で恒例の「なつやすみ野外上映会」が開かれる。今回はトーベ・ヤンソン生誕100周年にちなみ『ムーミン谷の彗星』を上映、屋台も出店する。
野外映画は、10月25日〜11月3日に開催する「第20回KAWASAKIしんゆり映画祭2014」に先がけ催されるもの。NPO法人KAWASAKIアーツと麻生区が主催、川崎市、川崎市アートセンター、川崎市教育委員会、日本映画大学、川崎市新都心街づくり財団が共催する。
『ムーミン谷の彗星』(1992年作、72分)は、トーベ・ヤンソン、ラルス・ヤンソン原作、宮崎晃脚本、齋藤寛監督によるテレビアニメ「楽しいムーミン一家」のスタッフが手がけた劇場版でおとなから子どもまで楽しめる内容。
ムーミン谷に引っ越してきたばかりムーミン一家。哲学者のジャコウネズミが「まっ黒な雲が谷を覆い、黒い雨を降らせ、世界は滅びる…」との予言を聞き、恐怖のおびえながらも原因を突き止めるためにムーミン、ミイ、スナフと孤独を愛する旅人スナフキンが力を合わせ天文台に向かうと、あと3日に彗星がムーミン谷にぶつかることを知ると冒険ストリー。
会場は17時に屋台がオープン、19時に上映が始まる。
入場は無料で、雨天の場合は同小体育館(定員500人、屋台は規模縮小)、荒天は中止。問い合わせは電話044(953)7652NP0法人KAWASAKIアーツ・映画祭事務局またはHP(こちら>)。
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狛江市の多摩川で8月22日夕に灯ろう流し:川面に漂う数百基の光
多摩川の夏の風物詩「多摩川灯ろう流し」(多摩川灯ろう流し実行委員会主催、狛江市観光協会後援)が、8月22日午後6時30分から多摩水道橋下流の多摩川狛江市側河川敷で催される。当日は、数百基の灯ろうが屋形船から流され、夜の川面を静かに彩る。
写真=昨年の灯ろう流し
同市の灯ろう流しは、江戸時代から行われていると伝えられ、かつては花火大会と同時に開催されたこともあった。
多摩川の伝統的な夏の風物詩を市民の手で守り、世界平和と環境保全を願って、2005年から寺院関係者とボランティアの市民が実行委員会を結成、灯ろうの点火や回収などの運営を行っている。
灯ろうは1基1000円で、前日まで市内6カ所の寺院で申し込みを行うほか、当日午後4時から6時まで会場でも受け付ける。
見学は自由。
当日雨天の場合は23日に順延。
問い合わせは電話03(3489)8440円住院内多摩川灯ろう流し実行委員会事務局。
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2014年8 月12日 (火曜日)
J3・FC町田ゼルビアがガイナーレ鳥取と1対1でドロー : 雨中の接戦、先制実らず同点許す
明治安田生命J3リーグ第21節の6試合が8月10日に各地で行われ、FC町田ゼルビアは町田市野津田の町田市立陸上競技場で4位のガイナーレ鳥取と対戦した。町田は22分にMF吉井直人(#2)が先制したが、78分に追いつかれ引き分けに終わった。2位のAC長野パルセイロと3位のツエーゲン金沢の試合で、金沢が長野に勝ち、2位と3位が入れ替わったが、町田と2位との勝ち点差は7のまま。
写真(撮影 : すべて山本真人)=22分、先制ゴールに喜ぶ町田MF吉井直人(#2)
台風11号の影響で17時のキックオフ前から大雨が降り出し、時折強風も吹くあいにくの天候だったが、6月に新加入したMFフェルナンジーニョ(#10)を擁する鳥取との対戦を楽しみにする観客も多く、2,231人が入場した。
今節もキャプテンのMF李漢宰(#6)、MF鈴木崇文(#17)が欠場したが、DF星野悟(#25)が復帰しベンチ入りした。
視界をさえぎられるような強雨のなかで始まった試合は、互いに慎重な動き出しだったが、14分に町田のDF原田啓輔(#7)が負傷し星野と交代した。その後ボールの支配率を高めた町田は、22分にフリーキックのチャンスから移籍後初スタメンのMF吉井直人(#2)がゴールを決めて先制した。町田は、鳥取の司令塔フェルナンジーニョのドリブル突破に苦慮するシーンもあったが、守備陣が守りきり、前半を1対0で折り返した。
後半も同様な展開で始まったが、町田は68分にFW木島徹也(#14)に替え、新加入
のFW久木野聡(#38)を投入し追加点を狙った。一方、鳥取も59分と73分にFW2人を投入して反撃、交替で入ったFW中山仁斗(#18)が78分にゴールを決めて同点となった。ホームで負けられない町田は、80分にMF戸高弘貴(#29)に替えてMF大竹隆人(#13)を送り出したが、チャンスがつくれないまま、引き分けに終わった。
試合後の会見で相馬直樹監督は「リードしてから、マインド的に逃げ切ろうと考えてしまったなかで追いつかれてしまった。ただ、負けずに勝ち点を得たのは、選手たちが最後まで戦った結果だと思うし、よくがんばってくれたと思う」と、悪コンディションとケガ人を抱えるチーム状態で、負けなかったことを評価した。
次のホームゲームは、8月24日17時からFC琉球と対戦する。
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2014年8 月10日 (日曜日)
Jリーグ・川崎フロンターレが浦和レッズに逆転勝ち:上位対決制し、首位と勝ち点差1に肉薄
Jリーグ第19節の8試合が8月9日に各地で開かれ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場で浦和レッズと対戦した。川﨑Fは、開始2分に先行されたが、直後に追いつき、78分にFW大久保嘉人(#13)があざやかなミドルシュートで逆転、勝ち点を36に伸ばし2位の浦和と差を1に縮めた。
台風11号の影響で、エディオンスタジアム広島で19時から予定されていた勝ち点37でトップのサガン鳥栖対6位のサンフレッチェ広島の試合が延期になったため、暫定とはいえ首位との差も1になった。
写真=逆転ゴールを決めて喜ぶ川﨑FのFW大久保嘉人(撮影 : 山本真人)
試合は、2位と3位の直接対決で、チケットは完売。台風による悪天候の予報だったが雨はほとんど降らず、アウェイーゴール裏は満席、アウェー席に近いバックスタンドにも赤いレプリカユニフォームを着たレッズサポーターが数多く見かけられし18,378人が拮抗する試合を観戦した。
試合は、立ち上がりから両チームともアグレッシブで、浦和が2分に川﨑FのDFのクリアボールに反応したMF梅崎司(#7)がダイレクトにゴールを決めて先制。1分後に川﨑FのMF森谷賢太郎(#19)がゴールポストにあてたシュート(写真左/撮影:桑山輝明)のこぼれ球をMFレナト(#10)がゴールに押し込み試合を振り出しに戻した。その後は、一進一退の緊迫した攻防が続くが、両チームとも高い守備意識でしのぎ、前半を1対1で折り返した。
後半立ち上がりは浦和が攻勢をかけGK杉山力裕(#1)の好セーブなどでピンチをしのぐ時間帯が続いたが、その後フロンターレも反撃に転じ互いにチャンスを作った。浦和は早めに選手を交代して、早い攻撃を仕掛けたが、78分にレナトがドリブル突破しMF中村憲剛(#14)にボール送り、中村からパスを受けた大久保が右サイドからゴール左端にみごとなミドルシュートを決めて逆転した。川﨑Fは前節負傷退場したDF實藤友紀(#2)に替えDF稲本潤一(#20)を、89分には森谷を下げてDF田中祐介(#3)を投入して守備を固め、さらに終了間際の90+3分にDFジェシ(#5)の入れて守りきり、上位対決を制した。
試合前には、頭部と靴の色を緑色からフロンターレカラーに一新ししサポーターから新しい名前を募集していたフロンターレのマスコット(旧名ピーカーブー)の新名披露セレモニーが行われた。新しい名前は「カブレラ」で、カブのデザイナー西塚カツユキさんから名付け親の魚石祐司さんにフロンターレカラー仕様のHONDAのスーパーカブが贈られた。
2014-08-10 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink | コメント (0)
2014年8 月 5日 (火曜日)
J3・FC町田ゼルビアが藤枝MYFCに2対1で勝利 : 終了間際、鈴木孝司がサヨナラ決勝弾
明治安田生命J3リーグ第20節の6試合が8月2日と3日に各地で行われた。FC町田ゼルビアは3日に藤枝市の藤枝総合運動公園演サッカー場で藤枝MYFCと対戦。町田は一端追いつかれたが、アディショナルタイムにFW鈴木孝司(#9)がこの日2点目となるサヨナラ弾を決めて勝利をもぎ取り、勝点を47に伸ばした。
写真(撮影 : いずれも山本真人)=終了間際に決勝団を決めサポーターにガッツポーズする町田FW鈴木孝司(#9)
町田は、前節の25周年記念マッチで引き分けに終わり、連勝がストップした。
この試合はMF李漢宰 (#6)とDF星野悟(#25)、MF鈴木崇文(#17)をケガで欠いたのに加え、チーム2位のポイントゲッターMF遠藤敬祐(#8)が累積警告で出場停止だったが、栃木SCから加入したばかりのFW久木野聡(#38)がベンチ入りした。
試合は、町田が序盤からペースをつかんだが、藤枝の守備に苦しみ、思うようにボールが回せなかった。しかし26分に、ペナルティーエリア内でDF深津康太(#5)が倒されて (写真左)得たPKをエースの鈴木が決めて先制(写真右)、前半を1対0で折り返した。
後半、開始直後の49分に藤枝のFW西山貴永(#11)に直接フリーキックを決められて同点となった。暑さの影響もあり、運動量が落ちた町田は、次第に藤枝にペースを握られた。流れを変えるため、町田は59分にFW木島徹也(#14)に替え久木野を投入したが、攻め込まれる場面が増え、73分、84分、86分と立て続けに選手を交代、打開をはかった。アディショナルタイムも4分になったところで、MF庄司悦大(#10)のパスを受けた鈴木がドリブルでペナルティーエリアに侵入、相手DFを振り切って藤枝のゴールネットを揺らし、劇的勝利をあげた。
2位のAC長野パルセイロが引き分けたため、町田は首位をキープするとともに2位との勝ち点差を7にのばした。
次のホームゲームは、10日17時から4位のガイナーレ鳥取と対戦する。
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2014年8 月 2日 (土曜日)
川崎市多摩区の多摩川でエコいかだレース:エコ素材の手作りいかだ13艇が川下り
川崎市多摩区の宿河原堰下流で8月2日、「かわさき多摩川博2014 エコ☆カップいかだ下り」(エコ☆カップいかだ下り実行委員会主催)が開かれ、エコをテーマにペットボトルや新聞紙などで作ったユニークないかだ13艇が川下りを楽しんだ。川岸からは参加チームのメンバーや見物客など約300人が盛んな声援を送っていた。
写真=エコ度1大賞のいかだ「甘柿隊」
このイベントは、多摩川の魅力を発信し、川の安全や環境についても考えてもらおうと、多摩川に関係する市民団体などで結成した実行委員会(松井隆一委員長)が主催、NPO法人多摩川エコミュージアムと川崎市が運営しており、ことしで7回を数える。
今回は、例年より開催が1カ月ほど早まったこともあり、参加は例年より少ない13艇にとどまった。
川崎市消防音楽隊とカラーガード隊レッドウィングスの演奏と演技(写真左)に続いて、10時30分頃から1艇ずつスタート、約900m先の県立多摩高校裏までのゴールをめざした。真夏の強い日射しが照りつけたものの、水量や川の流れもいかだには絶好のコンディションに恵まれ、参加者たちは元気に多摩川を下った。
参加したいかだは家族や地域の仲間、学童ホールなどのグループがペットボトル、ベニヤ板、段ボールなどのエコな素材を使って自作したもので、なかには新聞紙を使ったものもあった。また、ハリネズミ、ニワトリなどさまざまに仮装したチームもあり、見物客から盛んな声援を受けていた。
いかだのできばえや仮装などについて審査が行われ、エコカップ大賞には初参加の溝の口英語クラブの「LET's号」(写真右)、エコ度1(ワン)大賞には禅寺丸柿をデザインしたチーム・チェリーブロッサムの「甘柿隊」が選ばれた。
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