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2014年8 月12日 (火曜日)
J3・FC町田ゼルビアがガイナーレ鳥取と1対1でドロー : 雨中の接戦、先制実らず同点許す
明治安田生命J3リーグ第21節の6試合が8月10日に各地で行われ、FC町田ゼルビアは町田市野津田の町田市立陸上競技場で4位のガイナーレ鳥取と対戦した。町田は22分にMF吉井直人(#2)が先制したが、78分に追いつかれ引き分けに終わった。2位のAC長野パルセイロと3位のツエーゲン金沢の試合で、金沢が長野に勝ち、2位と3位が入れ替わったが、町田と2位との勝ち点差は7のまま。
写真(撮影 : すべて山本真人)=22分、先制ゴールに喜ぶ町田MF吉井直人(#2)
台風11号の影響で17時のキックオフ前から大雨が降り出し、時折強風も吹くあいにくの天候だったが、6月に新加入したMFフェルナンジーニョ(#10)を擁する鳥取との対戦を楽しみにする観客も多く、2,231人が入場した。
今節もキャプテンのMF李漢宰(#6)、MF鈴木崇文(#17)が欠場したが、DF星野悟(#25)が復帰しベンチ入りした。
視界をさえぎられるような強雨のなかで始まった試合は、互いに慎重な動き出しだったが、14分に町田のDF原田啓輔(#7)が負傷し星野と交代した。その後ボールの支配率を高めた町田は、22分にフリーキックのチャンスから移籍後初スタメンのMF吉井直人(#2)がゴールを決めて先制した。町田は、鳥取の司令塔フェルナンジーニョのドリブル突破に苦慮するシーンもあったが、守備陣が守りきり、前半を1対0で折り返した。
後半も同様な展開で始まったが、町田は68分にFW木島徹也(#14)に替え、新加入
のFW久木野聡(#38)を投入し追加点を狙った。一方、鳥取も59分と73分にFW2人を投入して反撃、交替で入ったFW中山仁斗(#18)が78分にゴールを決めて同点となった。ホームで負けられない町田は、80分にMF戸高弘貴(#29)に替えてMF大竹隆人(#13)を送り出したが、チャンスがつくれないまま、引き分けに終わった。
試合後の会見で相馬直樹監督は「リードしてから、マインド的に逃げ切ろうと考えてしまったなかで追いつかれてしまった。ただ、負けずに勝ち点を得たのは、選手たちが最後まで戦った結果だと思うし、よくがんばってくれたと思う」と、悪コンディションとケガ人を抱えるチーム状態で、負けなかったことを評価した。
次のホームゲームは、8月24日17時からFC琉球と対戦する。
2014-08-12 in 02)イベント・催事, c)町田市, h)東京都, スポーツ | Permalink