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2013年7 月27日 (土曜日)

FC東京がスペイン2部のCEサデバルと業務提携記念し親善試合 : 西が丘で2対2の引き分け

130723tokyo 01FC東京が7月23日、東京都北区の味の素フィールド西が丘でスペイン2部リーグCE SABADELL(サバデル)とフレンドリーマッチを行い、7月にサバデルに移籍したMF田邊草民選手(#21)の恩返しゴールなど互いに点を取り合うシーソーゲームで、2対2と引き分けた。

写真(撮影 : すべて桑山輝明)=かつてのチームメイトボールを競り合うCEサバデル田邉草民(#21、右)とFC東京東慶悟(#38、中央)

130723tokyo 02この試合は、FC東京が6月下旬にCEサバデルと業務提携したのを記念して催された。CEサバデルはスペインのカタルーニャ州サバデイ市をホームとし1903年に創立したサッカーチームで、110周年の歴史を持つ。
FC東京によると、業務提携の目的は(1)人材育成(2)国際交流(3)情報収集の3つ。具体的には(1)FC東京の次世代の選手がスペインリーグでプレーすることで高いレベルでの刺激を与え「自立」した選手を育成する(2)異文化を肌で感じることで、国際間の相互理解の意識を高めて人的ネットワークを拡大する(3)スペイン国内におけるスカウト網の強化、を掲げている。その一環としてすでに田邊選手が2013年7月1日から2014年6月30日までサバデルへ期限付き移籍し、親善試合ではサバデルの選手として出場した。

試合は、東京は日本代表のDF徳永悠平(#2)・森重真人(#3)・高橋秀人(#4)とGK権田修一(#21)のほか韓国代表のDFチャン ヒョンス(#30)が欠場、ギリシャのパナシナイコスFCからレンタル移籍あけのMF梶山陽平(#10)がメンバーに名を連ねた。
立ち上がりは東京がボールを支配、7分にMFネマニャ ヴチチェヴィッチ(#32)のミドルシュートで先制した(写真左上)。東京はその後もチャンスは作るがゴールには至らない。開始直後は相手の様子を見ていたサバデルは、次第に本来のパスをつなぐ素早い攻撃の本来の姿を見せ始め、34分に田邉が中央からダイレクトにゴールを奪い、前半を1対1で折り返した。
130723tokyo 03フレンドリーマッチとあってハーフタイムに東京は前線のメンバーを4人、怪我で前半1人交代していたサバデルはGKとDFの2人を替えて後半に臨んだ。
サバデルがリズムをつかみ、互いにチャンスを作りながらゴールが奪えない時間が続いていたが、71分に途中出場のMF河野広貴(#17)がGKをかわして技ありのゴールで勝ち越した。しかし、71分にサバデルFWスルド アニーバル(#9)にゴールを許して再び同点となった。JFL時代からの久しぶりの”ホーム”西が丘に駆けつけた4,386人のファンに勇士を見せたい東京はなおも攻撃を続けるが、ゴールは奪えず同点でタイムアウトとなった。
試合後は、田邉選手がピッチで「スペインで頑張りますので、遠くからの応援をよろしく」と挨拶(写真右)、温かい拍手が送られた。

2013-07-27 in 02)イベント・催事, h)東京都, スポーツ | Permalink

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