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2012年1 月27日 (金曜日)
東京ヴェルディが新体制発表:J1昇格めざし新戦力15人、新ユニフォーム
東京ヴェルディが、1月22日に稲城市坂浜の駒沢学園記念講堂で2012年の新体制を発表、参加した約800人のサポーターの前でJ1昇格を誓い、新入団選手や新ユニフォームを紹介した。
同クラブは2011年から、女子チームの日テレ・ベレーザのメインパートナーでホームタウン稲城市にある駒沢女子大学(学校法人駒沢学園)で新体制の発表を公開(有料)しており、発表後は「ファンの集い」として選手がサポーターとふれあい、1年の応援を呼びかけている
発表は、羽生英之社長がまず、チームがひとつになる、J2優勝J1昇格、1日1日を全力、唯一無二のサッカーの思いを込めたことしのスローガン「One」について説明。「ベレーザの方ももう2番はいいだろうという話を野田監督ともしています。この度、新潟からなでしこJAPANの阪口選手を補強することができました。ことしは、ヴェルディ、ベレーザそろって頂点に立ち、それぞれ上のステージに行こうと固く決意をして今日この場に立っています。ことしは、良いメンバーが揃ってくれたと確信しています。ぜひ、みんなの力でJ1に上がり、すぐにJ1で頂点に立つようにみんなで頑張りましょう。レイソルにできたんだから、我々にできないわけはないです」とあいさつ。
続いてホームタウンの髙橋勝浩稲城市長が「震災の影響でみんなが意気消沈していたが。なでしこジャパンで力をもらった。5位という結果は支援・声援が足りなかったと思っている。得点はJ2でトップで期待できる。ことしは推進担当職員も2人体制で強化した。昨年のアウォーズで『最優秀育成クラブ賞』を受賞したアドバンテージを結果に結びつけ、地域に根ざしたクラブとして支えますので2012で決めましょう」とエールを送った。
3年目になった川勝良一監督は、「本当に今季新しい選手が約半分ぐらい入ります。スタッフも替わりました。チームワークに関して心配だと思いますが、たぶんそれは大丈夫です。選手もまだ1週間ぐらいですけど、一生懸命チームに馴染んでくれています。今季は、鬼になって、チームの結果最優先で試合を進めていきたい。5位はもう十分だということも理解していますし、J1に上がるためにヴェルディのスタイルを崩さず駆け上がっていくだけ。そして最後に皆さんと一緒に喜びを分かち合いたい。今年はもう松葉づえで挨拶をしていないので、選手と一緒に精一杯汗をかいてやりたいと思います」とユーモアを交えて豊富を語った。
その後、新入団の15人の選手が紹介された。
新たに加わったのは、移籍組が西紀寛(ジュビロ磐田/30歳、FW/11)、吉弘充志(愛媛FC/26歳、DF/2)、太洋一(ガンバ大阪/29歳、GK/31)、島川俊郎(ベガルタ仙台/21歳、DF/29)、刀根亮輔(大分トリニータ/20歳、DF/21)、アレックス(ザスパ草津/26歳、MF/20)、小池純輝(水戸ホーリーホック/24歳、MF/14)、ジョジマール(愛媛FC/24歳、FW/15)、鈴木慎吾(京都サンガ/33歳、MF/13)、中後雅喜(セレッソ大阪/29歳、MF/8)。新卒の梶川諒太(関西学院大/22歳、MF/23)、ユースから昇格した田中貴大(18歳、DF/28)、舘野俊祐(18歳、DF/27)、南秀仁(18歳、FW/24)、杉本竜士(18歳、MF/33)。
その後、なでしこリーグの岩清水梓選手も参加し、ヴェルディとベレーザの新ユニフォームが発表された。今回のユニフォームの最大の特徴は、背中にVictory(勝利)とVerdyのVをイメージした羽ばたくコンドルをモチーフにした透かし加工で、客席からどよめきが起きた。フィナーレには、2012年のシーズンチケットなどを買い求めたサポーターに限定で、新ユニフォームを着用して選手念撮影に応じられる特典があり、楽しそうに順番待ちしている家族連れなどもいた。
2012-01-27 in 02)イベント・催事, f)稲城市, h)東京都, スポーツ | Permalink