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2012年1 月28日 (土曜日)

川崎市麻生区の麻生不動でだるま市:不況退散願い家族連れなど約7万人で大にぎわい

120128daruma01川崎市麻生区下麻生の麻生不動院で1月28日、だるま市が開かれた。このだるま市は毎年1月28日に開かれており、ことしは開催日が土曜日になり、好天に恵まれたこともあって、不動院周辺は昨年より1万人ほど多い約7万人(主催者発表)が訪れ、にぎわいをみせた。周辺の参道にはだるまに加え、植木や食べ物など約500店の露店が立ち並び、午前中から不況退散や受験の合格祈願などで訪れた家族連れなどでラッシュアワー並みの混雑となった。

だるまを売る店が並んだ境内では午前11時ごろにはだるまを求める人やお参りに訪れた人などでぎっしり。
だるま屋の売り子たちは「縁起物だよ」「安くしとくよ」などと景気の良いかけ声が盛んに上がり、だるまが売れると、火打ち石を切りながら「家内安全、商売繁盛、ヨヨヨイ、ヨヨヨイ、ヨヨヨイ、ヨイ」というかけ声が上がっていた。だるまの値段は昨年並みで、5号2800円、6号3500円前後の大きさのものが売れていた。
また、本堂の前は参拝客や火伏せのお札を求める人の長い列ができていた。
ことしは、出店した露店から東日本大震災の義援金を集め、被災地へ送るという。
麻生不動院は「火伏せの不動」として信仰を集め、火災や盗難にご利益があるという。また、だるま市は、旧暦で関東地方で最後に開かれることから「関東納めのだるま市」と呼ばれて親しまれている。

 

2012-01-28 in 02)イベント・催事, 05)歴史, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink

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