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2011年11 月27日 (日曜日)
川崎市の新百合ヶ丘駅前で11月12日からイルミネーション点灯 : 「つなげよう希望の光」テーマに仙台のイルミ支援の募金活動も実施
「芸術のまち」の玄関をアピールしようと川崎市麻生区の小田急線新百合ヶ丘駅周辺で、ことしも11月12日からイルミネーションイベント「kirara@(きららっと)アートしんゆり」が始まった。ことしは、東日本大震災の影響による電力事情に配慮し、点灯時間を少し短縮するほか、仙台市のイルミネーション事業の支援の募金活動も行う。2月14日まで17時〜23時まで点灯し、冬の街に彩りを添える。
写真=新百合ヶ丘南口のイルミネーション
このイベントは、2007年に昭和音楽大学が厚木市から同駅南側に移転開校、北側には川崎市アートセンターがオープンするなど「芸術のまち」づくりの環境が 整ったことから、新百合ヶ丘駅周辺景観形成協議会、新百合ヶ丘商店会、昭和音大や日本映画学校などのほか企業や団体で実行委員会を結成し、街のイメージ アップと街おこしのために行われており、ことしで5年目。
対象地域は、南口の交通広場周辺のペデストリアンデッキの植え込みと水路の周辺、北口の交通広場周辺、麻生区役所前通り、アートセンター近くの 並 木に加え、南口のペデストリアンデッキ中央道路から麻生スポーツセンター前のマンション「ベルクレエ新百合ヶ丘」まで500m余りの道路の街路樹など。ペデストリアンデッキの中央部分にある「光のピラミッド」と名づけた高さ8mの四角錐と高さ15mのシンボルツリーの電飾が見どころで、既にイルミネーションが始まっている新百合ヶ丘マプレ商店街などと光の回廊で結ばれる。
ことしのイルミネーションは、「つなげよう、希望の光」をテーマに、街路樹イルミネーションの先駆的存在の「SENDAI 光りのページェント」への支援のための募金活動を行う。kirara@アートしんゆり実行委員会によると、1986年に始まった「SENDAI 光りのページェント」は、東日本大震災にで55万個のLED電球の大半が流出したが、復興のシンボルとしてことしも12月に開催する予定という。
初日の12日は、午後4時30分から三浦敦川崎市副市長、瀧峠雅介も参加して点灯式が行われ、5時に一斉に点灯、見物客から歓声が上がった。その後、イルミネーション をバックにパーカッショングループ「Yuk Pak」がマリンバなどで「アフリカンブルース」など軽快な音楽を演奏した。点灯前には、スクールコーラスちよがおかが合唱を、カウントダウンには大道芸のひぃろさんが折りたたみ椅子を重ねて逆立ちするパフォーマンスを披露して点灯式を盛り上げた。
会場では、期間中に駅周辺の街路灯に付ける旗「フラッグコンテスト」の表彰式も行われ、「希望」「光り」をテーマに公募した作品のなか最優秀賞に選ばれた高松木徳子さん、優秀賞の小島愛莉さん、敢闘賞の大石理夏子さんに表彰状が贈られた。
南口のペデストリアンデッキ中央広場周辺では、クリスマスイベントとして、12月17日17時からゆりキャロとして一部でろうそくの点灯や17時30分まで、昭和音楽大学有志と百合ヶ丘児童合唱団、しんゆり芸術のまちイメージアーティストJisongさんのミニライブが開かれる。
協賛イベントなどの詳細は 「kirara@(きららっと)アートしんゆり」のHP(こちら)
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