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2011年10 月17日 (月曜日)
あさお区民まつりで東日本大震災の被災地支援 : 約5万人が被災地の物産の買い物などを楽しむ
東日本大震災の被災地を支援しようと、「愛と元気をあさおから」をテーマに10月9日にあさお区民まつり(同実行委員会主催)が川崎市麻生区役所敷地内と麻生市民館で催され、家族連れなど約5万人(主催者発表)が、東北地方の物産の買い物などを楽しんだ。
写真=賑わいを見せた東北地方の物産ブース
同祭は区民同士の交流などを目的に開かれており、ことしで30回目。今回は、被災地復興に協力しようと祭の内容を大幅に変更、恒例のパレードや舞台イベントを中止した。このため人出が心配されたが、朝から青空の広がる穏やかな陽気に誘われ、大勢の人が次々と会場を訪れた。
会場には、麻生区商店街連合会などが招いた福島県などの業者が10数店出店、東北地方の名物料理や農産物の加工品、民芸品などを販売、デパートの食料品売り場並みに混雑したときもあり、心配した主催者をほっとさせていた。
行列が出るほど人気を集めたのは、会場中央で行われた、売上の全額を義援金にするつきたてモチの販売。JAセレサ川崎から60kgのモチ米の提供を受けて、同祭実行委員が汗をにじませながら交代でモチをついた。
会場にはこのほか、区内で活動するさまざまな団体が活動展示やバザーを開催、ボーイスカウトなどが義援金の募金を呼びかけた。
市民館と区役所のロビーでは例年通り、生け花・洋ラン展、美術家協会展、老人クラブの作品展、麻生観光協会が麻生観光写真コンクールの入賞・入選作品を展示、鉄道模型の展示には150分の1の小さなNゲージの電車が走り子どもたちが目を輝かせていた。
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