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2011年10 月17日 (月曜日)

川崎市麻生区の昭和音楽大学周辺でしんゆり・オリーブまつり:10月30日までアート市、フードフェスなど多彩な催し

111009olive04川崎市麻生区の昭和音楽大学周辺で「しんゆり・オリーブまつり2011」(財団法人川崎新都心まちづくり財団、しんゆり・オリーブまつり実行委員会主催)が10月8日から30日まで催されている。9日には、オリーブの植樹やアート市などが催され、約4500人が買い物や大道芸などを楽しんだ。

写真=アート市で作品を選ぶ客


111009olive01祭は、小田急線新百合ヶ丘駅南口ペデストリアンデッキの街路樹が2008年にハナミズキからオリーブに植え替えられたことにちなみ、イタリアオペラに力を入れる昭和音楽大学などの地域資産を、同区がめざす「芸術のまちづくり」に反映させようと専修大学の学生のアイデアで企画され、2009年からオリーブの実のなる10月に催している。
9日には、昭和音楽大学正面アプローチの傾斜地の芝生など2カ所で記念植樹が行われ、瀧峠雅介麻生区長、オリーブまつり実行委員長の白井勇さん、新都心街づくり財団事務局長の箕輪進さん、同大学理事長の下八川共祐さん代理の岸田生郎さんが、高さ約1mの若木を植えた。
111009olive05昭和音楽大学南校舎に隣接する新百合アートパークスでは、メインイベントのアート市が行われ、似顔絵、キャンドル、手作り石けん、ビーズアクセサリー、猫の小物などの店が出店、穏やかな陽気に誘われて散歩に来た家族連れなどでにぎわっていた。
会場ではオリーブの種飛ばしも行われ、幼児からおとなまで115人が参加、最長記録はおとなの部で参加した男性で、8.71m飛ばした。
大道芸パフォーマンスも行われ、大勢の観客が芝生に座って演技に見入っていた。
人気を集めたのは、専大生のインターシップ企画の制作体験コーナー「しんゆりエコアート〜世界でひとつのデコトート」。保護者や大学生のアドバイスを受けながら、子どもたちが無地のバッグに毛糸やスパンコールの飾りを施していた。
区内にオリーブの木を増やそうとスタンプラリーが行われ、参加者に苗木をプレゼントした。
111009olive07最終日前日の29日には同会場で10時から16時にエコバック作りと区内の手作り愛好家らが作ったアクセサリー、陶芸、和服のリメイクなど30店が出店する2回目のアート市、カボチャの重さ当て大会、オリーブのリース作り(11時〜13時)が催される。また、昭和音大祭(29日)にちなんで、13時から15時まで「〜play and pray for 東北〜復興チャリティイベント」が催され、同大学生有志による演奏と被災地出身の学生による「被災地の今」を語るトークが行われる。 
関連イベントとして30日まで、区内のレストラン、洋・和菓子店、パン屋などと専大学生らが共同で開発した食品などを販売する「しんゆりフォードフェス2011」も催されている。
今回は、区内の12店舗が、ことしのテーマのオリーブ、イタリアンカラー(緑・白・赤)を取り入れたオリジナルメニューを提供している。メニューの詳細は、オリーブまつり「しんゆりフォードフェス2011」のHP(こちら>)へ。
オリーブまつりの問い合わせは電話044(959)1020 特定非営利活動法人しんゆり・芸術のまちづくり事務局内 しんゆり・オリーブまつり実行委員会。

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2011-10-17 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, 11)まちづくり, b) 川崎市のニュース, 音楽, | Permalink

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