JFL・町田ゼルビアがMIOびわこに6対0と快勝

JFL後期第1節の試合が7月2日と3日に行われ、FC町田ゼルビアは第1日程の2日に町田市立陸上競技場でMIOびわこ草津と対戦した。町田は前半と後半にそれぞれ3ゴールを決め、6対0と久々に快勝を果たした。

写真＝57分、4点目となるFWディミッチ（左）のゴールを讃えるMF酒井良（撮影いずれも：山本真人）

試合は、開始1分にコーナーキックのこぼれ球をDF田代真一が豪快にけり込み、プロ初ゴールとなる先制弾を決めた。早い時間帯のゴールでリズムに乗った町田は、ボールを奪って前に出ようとするびわこのファールを誘い、11分にはMF鈴木崇文が約30mの直接FKを決めて追加点を奪った。その後、危険な場面もあったが（写真左）落ち着いてプレーを続け、37分にはMF酒井良がゴール左隅に流し込み3点目を決めた。
後半は、57分にDF藤田泰成が相手GKと競り合ったこぼれ球をFWドラガン・ディミッチが決めて4点目。FW山腰泰博が66分と81分にゴールを決めた。
試合後、FC町田ゼルビアのポポビッチ監督は「（前節）残り10分で3失点してしまったあの試合から何かを学ぶことができたからこそ、今日のような結果が得られたのだと思います。得点を重ねても、気持ちを切らさずに質の高いサッカーを最後まで続けることができました」と笑顔で話していた。
この試合のマッチスポンサーは、玉川学園・玉川大学。試合前には、同学園高学年のダンスチームによるパフォーマンスも披露されたほか、キックオフ前に6月28日に死去した小原哲郎玉川学園名誉総長を悼み、黙祷が捧げられた。
町田の次のホーム試合は7月16日（後期第3節）、16時からツエーゲン金沢と対戦する。

写真＝66分の山越泰博のゴール、サポーターに挨拶する町田GK修行智仁、玉川学園のダンスパフォーマンス