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2011年5 月31日 (火曜日)
町田市の小野路公園グラウンドが市内初の人工芝に改修 : 町田ゼルビアFCの練習拠点にも利用
町田市小野路の町田市立小野路公園内のグラウンドが照明施設を備えた市内初の人工芝グラウンドに改修され、5月28日に完成披露式典が行われた。グラウンドは、FC町田ゼルビアが練習拠点として週4回利用するほか、6月からは一般市民も利用できる。
写真=鷲北町田副市長、ゼルビアユースの子どもなどがテープカット
雨が降るなかで行われた式典には、鷲北秀樹・町田市副市長のほかサッカー関係者など約30人が出席、テープカットとキックオフセレモニー(写真左)が行われた。その後、幼児から高校生までのスクール生とゼルビアジュニアユース、ユース生約130人がミニゲームで芝の感触を確かめていた。
町田ゼルビアの育成・普及やフットボールスクール、チアリーディングスクールの運営を行っている「特定非営利活動法人アスレチッククラブ町田」(守谷実理事長)が、「町田市スポーツ振興計画」に基づき、だれもが参加できる地域総合型スポーツ・文化クラブをめざし、その活動拠点として20010年度に「スポーツ振興くじ(toto)助成金」を申請。承認されたのを受けて、町田市の協力で同グラウンドの改修工事を行うことになった。
ことし2月から、toto助成金約9,300万円に自己資金などを追加し約1億6,000万円をかけて改修を行った。グラウンドは約9,910㎡で、このうちサッカー場1面分は腰やヒザへの負担が少ない天然芝に近い最新の人工芝を張り、残りの部分には天然の芝を張った。このほか、四方に照明施設(計150ルクス)を新設した。
サッカーだけでなく、ラグビーやアメリカンフットボールにも使う予定で、競技に合わせた白と黄色のラインやポールなどが整備された。
敷地面積76,219.88㎡の同公園は、町田市が2004年に民間企業が所有していた野球場とサッカー・ラグビーなどができる天然芝のグラウンドを購入、運動公園として市民に貸し出していた。ただ、グラウンドの天然芝が傷んで土がむき出しになるなど整備が求められていた。園内にある野球場も、市内唯一の硬式野球場として改修工事が現在進められており、2013年の東京都の国民体育大会の野球の会場になる予定。
グラウンドの完成に、守谷理事長は「FC町田ゼルビアだけでなく、子どもからお年寄りまでスポーツに親しんでもらえる活動拠点ができてうれしい。天然芝の場所ではアンチエイジングのスポーツ教室なども開く計画で、サッカーだけでなく他のスポーツ関係者とも連携し、市内の地域総合型スポーツ・文化クラブの第1号のモデルケースとなるように努力したい」と笑顔で話していた(写真右)。
利用時間は午前9時から午後9時で、年末年始を除いて休園日はない。料金は2時間あたり全面6,000円、半面3,000円。照明は全面30分で1,400円、半面30分700円。問い合わせは電話042(737)3420同小野路公園管理事務所。
2011-05-31 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , 09)市民活動, 11)まちづくり, c)町田市, スポーツ | Permalink