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2010年10 月 5日 (火曜日)

狛江駅前の噴水広場を改修し円形ステージ : 「音楽の街ー狛江」推進に駅前ライブ

101002ekimaelive05 改修中だった小田急線狛江駅北口の噴水池に円形のミニステージが完成、10月2日にお披露目の「駅前ライブ」が催され、散歩や買い物客ら約300人が音楽演奏や大道芸などを楽しんだ。

写真=完成した北口噴水円形ステージで歌う小栗さん

 


101002ekimaelive02 噴水池は、同駅北口の交通広場に「水と緑の住宅都市 狛江」のシンボルとして、1996年3月に設置された。名前は噴水だが、実際には隣接する弁財天池特別緑地保全地区の樹木をバックに西側壁面に水が流れる直径11mの円形池で、高さ約30cmの池のまわりは、石とウッドデッキが施されてベンチ代わりに利用されていたが、経年変化でウッドデッキが腐り改修が必要になった。
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「音楽の街—狛江」を提唱する同市では、この噴水前で2007年11月から年間約10回「駅前ライブ」を催しており、「『音楽の街ー狛江』推進委員会」などから池を舞台に利用する提案があったが、市民から池を残してほしいとの声も出ていた。9月1日から1カ月がかりで行われた工事は、池面を縮小して通路側に近い半面(半径5.5m)を人口木材で覆い舞台に改修した。総工費は約700万円。
101002ekimaelive04 お披露目のライブには、市制施行40周年記念として定番の駅前ライブの倍の時間をかけるスペシャル版として、音楽関連会社の社員らで構成するベンチャーズサウンドの「The Nippers」、市内の地域センターで定期的に公演している落語家・三笑亭可女次さん、ジャグリンググループ「Yuta」、花火大会のライブで演奏した狛江市出身の歌手小栗さんが出演した。懐かしいエレキギターのサウンドに引かれて親子でステージを見た市民は「間近で音楽や落語や大道芸を楽しめました」と満足そうに語っていた。
101002ekimaelive01 演奏に先立ち矢野裕狛江市長が「音楽の街を推進するため発表の場を作ろうと噴水広場に池を残して舞台を作りました。小さなステージですが、水と緑の住宅都市のシンボルとして活用されるよう期待しています」とあいさつした(写真左)
ステージの利用は、「音楽の街—狛江」を担当する同市地域活性課(電話03-3430-1111)の許可が必要。次回の駅前ライブは、10月31日午後1時からジャズバンド「ITS」が出演する。
問い合わせは電話03(3430)4106狛江市文化振興事業団。 

【編集部注】2022年現在、ステージの利用許可は同市道路交通課が担当している。

写真=The Nippersの演奏、かっぽれを演ずる三笑亭可女次さん、ガラス玉の大道芸を演ずるYutaさん

 

2010-10-05 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, 11)まちづくり, a) 狛江市のニュース, 音楽 | Permalink

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