川崎市内の美容師ボランティア団体が8月3日にチャリティカット : カンボジアの学校建設資金のため

 カンボジアの恵まれない子どもたちが通う学校建設資金を——川崎市内の美容師ボランティア団体「pric（プリック）」(菅原司郎代表）が、8月3日午前10時から午後7時までチャリティカットを催し、主旨に賛同する来場者を呼びかけている。

写真＝昨年のチャリティカット（手前でカットしているのが、菅原代表）

同会では、美容師の技術を提供して社会貢献をと以前から毎年この時期にチャリティカットを行い、収益を社会福祉団体などに寄付しており、今回で14回目になる。2006年からは、発展途上国のひとつカンボジアに小学校を作ることを目的にカンボジア大使館の後援を得て社団法人シャンティ国際ボランティア会に寄付している。昨年春に約184万円をシャンティに寄付。2009年秋にアンコールワット遺跡の約２００キロ南東にあるコンポントム州のプムトナル小学校を建設した。今回は２校目の学校建設資金のための活動となる。チャリティカットは、同館ホールにビニールシートを敷き会議用の机に卓上鏡を置くだけの臨時美容室を設営、現役美容師がボランティアでカットとマユ毛カット、ネイルアートを行う。カットとネイルが1000円以上、マユ手入れが500円以上の寄付と破格料金のため、この日を楽しみにしている常連客も多い。同会では、ボランティア参加する美容師や床はき、受け付けなどを手伝うボランティアも募集している。ボランティア参加は、午前10時〜午後1時、午後1時〜4時、午後4時〜7時の３交代で、通し参加も歓迎している。会場では、使用済み切手、プリペイドカード、ペットボトルキャップ、書き損じ葉書なども募集する。
 ボランティアの受け付けは、美容室ラ・クープの八木隆太郎さん電話044（911）0464。
プリックの活動は、HPで（こちら＞）