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2010年4 月 2日 (金曜日)
川崎市多摩区宿河原で4月4日に桜まつり:用水完成400年に向け盛り上げ、3日にはせせらぎ館でコンサート
川崎市多摩区宿河原の二ヶ領用水の桜が見ごろを迎え、4月4日に「桜まつり」が催される。用水には、多摩川の宿河原堰(ぜき)近くの取り入れ口から緑化センター付近まで約2kmにわたって約400本のソメイヨシノが両岸に植えられており、シーズンにはピンクのアーチができ、川崎市北部で指折りの花の名所として例年多くの見物客が訪れる。
宿河原桜堤保存会では、桜を住民の手で守り育てる活動を続ける一方、多くの人に親しんでもらおうと毎年、まつりを催しており、ことしで36回を数える。
当日は午後1時に宿河原駅近くの八幡宮に集合、用水に沿って川崎市消防音楽隊とカラーガード隊レッドウングス、小学校の鼓笛隊、よさこい鳴子踊りなどがパレードするほか、中学吹奏学部や太鼓の演奏、宿之島囃子(はやし)が行われる。また、人力車も沿道を走る。また、来年が二ヶ領用水の完成400年にあたることから、用水の大切さを見直してと呼びかけることにしている。
また、3日には宿河原堰近くにある二ヶ領せせらぎ館で午後1時半から「多摩川桜のコンサート」が催される。
会場では、桜井純恵さんの歌、ALL AREAのブレイクダンス、稲田中学校チアダンス部の演技などで桜とにぎやかに競演する。
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