川崎市麻生区役所であさお区民まつり: 75,000人が買い物など楽しむ

あさお区民まつり(同実行委員会主催)が10月11日、川崎市麻生区役所周辺で催され、連休中日の好天に恵まれ昨年より5,000人多い家族連れなど75,000（主催者発表）がパレードやステージでの演技、買い物などを楽しんでいた。

同祭は区民同士の交流などを目的に開かれており、ことしで28回を数える。
午前10時に区役所前の道路を白バイの先導で消防音楽隊やあさおまつり唄の踊り、区内の団体など40団体約800人がパレード。麻生一輪車クラブの見事な演技や西生田小学生の鼓笛隊に沿道から盛んな拍手が贈られていた。
市民館外側の階段を利用したステージでは、同区のイメージソング「輝いて麻生」にあわせたストレッチ体操も区内などの団体が和太鼓、コーラス、ダンスやが次々と披露され、消防局カラーガード隊の華やかな演技やアメリカンフットボール「Xリーグ」チアリーダーのパフォーマンスに大きな人垣ができていた。
駐車場に並んだテントでは区内産の野菜の産直や特産品の禅寺丸柿、バザーや手作り品の販売、起震車体験などが行われ、ピーク時の昼ごろには通路を抜けられないほどの混雑となった。
市民館ではホールで「あさおサウンド＆ヴィジョン」と題して音楽の演奏や踊りなどが披露された。ロビーには愛好家が育てた華 やかな洋ランが展示され、熱心に見て回る人も多かった。
区役所のロビーでは老人クラブの作品展、鉄道模型の展示には150分の1の小さなＮゲージの電車が走る姿に目を輝かせて見入る子どもたちでにぎわっていた。