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2009年10 月 6日 (火曜日)
川崎市の多摩区総合庁舎で平和イベント: アフガン写真展とイラク帰還兵の証言映画
川崎市多摩区登戸の多摩区総合庁舎で、市民団体が「広河隆一 アフガニスタン写真展」を10月1日から開催、庁舎を訪れる市民の多くが熱心に鑑賞している。主催団体では、真の平和について考えてと10月9日にアメリカのイラク帰還兵の証言を綴ったドキュメンタリー映画「冬の兵士」の上映会も催す。
写真=熱心に写真を見る来庁者
この催しは、多摩区や麻生区、川崎区の女性約20人で4年前に設立した「地域から平和を考える会」(大野圭子代表)が川崎市と川崎市教育委員会の後援で開催。同会は平和の大切さを伝えようと毎年1回、湾岸戦争や被爆者をテーマにした写真展や映画会を催してきた。今回は、イラクからアメリカ兵撤退を宣言する一方、アフガニスタン増兵を表明するアメリカのオバマ大統領の言動に疑問を感じ、日本人ジャーナリストが記録した作品展示と映画上映を通して平和について考えようと、多摩区の市民団体「特定非営利活動法人ぐらす・かわさき」のサポート基金を得て2つのイベントを催している。
写真展は、10月7日までで、フォトジャーナリスト・広河さんが2001〜2年に撮影したアフガニスタンと攻撃と占領の様子46点。開催時間は午前9時から午後5時まで。
映画「冬の兵士」は、2008年にワシントンDC郊外で開かれたイラク帰還兵の集会の模様を日本人ジャーナリスト田保寿一さんが撮影・編集・制作、監督した作品。イラクに従軍した約50人の兵士が、最前線の現地で行ってきた行為を赤裸々に語り、戦争加害者の悩みや心の傷を浮き彫りにする内容だ。
上映会は同庁舎内の多摩市民館3階大会議室で午後6時30分から。映画終了後には田保監督の講演会も行われる。定員は200人。
問い合わせは電話044(922)4917ぐらす・かわさき。
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