狛江市の多摩川で８月21日に灯ろう流し

「こまえ　多摩川灯ろう流し」（多摩川灯ろう流し実行委員会主催、狛江市観光協会後援）が、8月21日午後6時30分から多摩水道橋下流の多摩川狛江市側河川敷で催される。

写真＝昨年の灯ろう流し

当日は、世界平和と環境保全を願って市内の６つの寺院の僧りょによる読経や称名のCDが流れるなか、川にこぎ出した屋形舟から数百基の灯ろうに点火して流す。
同市の灯ろう流しは、2004年までは市と観光協会などが主催する花火大会と同日開催され、多くの市民に親しまれてきた。の花火大会が中止となった2005年からは、多摩川の夏の風物詩が市民の手で守ろうと実行委員会を結成し、屋形船に乗り込んで点火したり灯ろうを回収するボランティアの市民も加わり開かれている。最近は川縁で夕涼みを兼ねた見物客も増えている。
灯ろうは１基千円で、申し込みは前日まで狛江市内の寺院で受け付けているほか、当日午後４時ごろから６時まで会場でも受け付ける。見学は自由。
当日雨天の場合は22日に順延。
問い合わせは電話03(3480)2330玉泉寺内多摩川灯籠流し実行委員会事務局。