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2009年2 月 4日 (水曜日)

川崎市麻生区の高石神社で豆まき:境内は縁起物拾う人でぎっしり

090203setubun1 節分の2月3日、川崎市麻生区高石の高石神社で豆まきが行われ、約1000人が縁起物の豆や菓子を受け取ろうと懸命に手を伸ばしていた。

写真=まかれる縁起物に手を伸ばす参加者、境内いっぱいの人の中を逃げる着ぐるみの鬼

豆まきは、子どもたちが参加しやすいようにと、放課後の時間に設定。午後3時前から幼児連れのお母さんや学校帰りの子どもたちが次々と集まり、境内はぎっしり。
090203setubun2 本殿で節分祭の神事の後、午後3時30分に伊藤光海宮司が「鬼は外、服は内」と唱え、着ぐるみを着た赤鬼めがけて豆をまいて開始。かみしもの上部のような形のおそろいの白い上着をつけた神社関係者、高石町会役員、周辺の寺の住職、地元企業の社長、地元の市会議員・県会議員・代議士など36人が、本殿前などに赤白の幕で張って作った3カ所の台の上から、段ボール50個分の豆やお菓子、ラーメンなどをまいた。友だち3人と誘いあってやってきた小学生高学年の男児は「初めてだった去年よりコツがわかってたくさん採れた」とにっこり、もらったお菓子を見せ合っていた。
境内では、近くのコンビニエンスストアが特別出店。登り旗を立てて最近人気の「恵方巻き」を販売したが、大塚店長によると混雑するためお金を持たない親子連れや小学生が多く、人出の割りに買い求める客はボチボチだったと話していた。

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