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2008年12 月11日 (木曜日)
川崎市多摩区で防災フェア:防災機器や被災写真に高い関心
災害時の知識を体験できる「多摩区防災フェア」が川崎市多摩区登戸の多摩区総合庁舎で12月10日から催され、訪れた市民たちは1階アトリウムに展示されたさまざまな防災グッズや被災地の写真などを真剣な表情で見入っていた。防災フェアは11日も開かれる。
写真は防災機器や被災写真が並んだアトリウムの会場
区内の町会や自治会でつくる多摩区自主防災組織連絡協議会が多摩消防署、市総務局危機管理室、多摩応急手当普及ボランティアの会などの協力で開いた。
多くの人に防災への関心を持ってもらおうと、アトリウムに段ボールの仕切りで作った2m四方の避難所や、災害時用の応急トイレ、自転車を利用して人力で濁った水をろ過する装置、各種の救助用の器具などが並べられた。日本や中国・四川省の大地震の被災地の様子を写した写真、区内の避難所を紹介した幅約2.5m、高さ約1.6mの地図なども展示され、所用で訪れた市民は足を止めて見入ったり、熱心に係員に質問、地震への関心の高さをのぞかせた。
庁舎6階では参加したアルファ米や最新の災害備蓄保存食の試食(写真下)も行われ、「案外おいしいね」などと話しながら舌鼓を打っていた。
AED(自動体外式除細動器)の使い方やCPR(心肺蘇生法)の講習では、親子連れに加え、多摩市民館の日本語学級の外国人受講生も参加、熱心に手ほどきを受けていた(写真上)。
防災フェアは入場無料で、時間は午前10時から午後4時。
問い合わせは電話044-935-3146多摩区役所地域振興課地域安全担当。
2008-12-11 in 02)イベント・催事, 11)まちづくり, 12)防災・安全, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, 時事問題 | Permalink