川崎市第三庁舎で坂本九さんの写真展

世界的なヒット曲「上を向いて歩こう」などで知られる川崎市川崎区生まれの歌手・坂本九さん（1941〜1985年）の誕生日にちなみ、川崎市役所第三庁舎で「坂本九　写真展　九ちゃんのメモリアル」が12月３日から開かれ、来庁者が熱心に足を止め見入っている。

写真展は、坂本さんの功績をたたえ音楽や映像などを通してその活躍を再認識し、川崎のイメージアップを図ろうと2003年に創設された「坂本九顕彰事業」として川崎市市民・こども局市民文化室が主催、坂本九音楽事務所などの協力で催されている。
会場には、生誕直後のお宮参り、幼稚園や小学校時代の行事、上を向いて歩こうがミリオンセラーとなり全米レコード協会よりゴールデンレーコードが贈られた時、市内の母子寮の子どもたちを招いてのイベント柏木由紀子さんと二人で川崎市を訪れ結婚届けを提出した時など坂本さんの人生の節目となった貴重な白黒写真を21枚のパネルに展示している。このほか、ヒット曲の年譜なども展示されており、ファンにとっては必見の内容となっている。
最終日の17日午後12時10分から40分までは、ランチタイムコンサートが開かれ、「上を向いて歩こう」のほか」クリスマスにちなんだ曲が演奏される。演奏者は、クラリネット森本治子さん、ハープ高江州愛さん。展示は、17日までで入場無料。時間は午前８時30分から午後５時で最終日は午後３時まで。
問い合わせは電話044（200）2030川崎市市民・こども局市民文化室。