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2008年10 月 3日 (金曜日)

川崎市多摩区で警察、消防、区役所が合同防災訓練:大震災に備えスクラム

080928kunren01_2 川崎市多摩区の多摩区総合庁舎北側の道路で大震災に備えた救出、消火などの訓練が9月28日に行われた。多摩警察署、多摩消防署、多摩区役所などが合同で開いたもの。小田急バスからの乗客の避難、乗用車からのけが人の救出、毒物が流出した車からの救出と消火など実戦さながらの訓練に見学の市民たちは緊張した面持ちで見入っていた。

080928kunren03 この訓練は、大地震が発生した場合、迅速で的確な救出活動が必要となるため、行政機関が緊密に連携して能力の向上をはかる目的で、多摩警察署135人、多摩消防署約50人をはじめ多摩消防団、多摩区町会連合会、多摩消防ボランティア委員会、小田急バスなどが協力、周辺住民など約200人が参加した。
080928kunren05_2 会場となった道路には救助工作車など大型の車両8台が参加、県警のレスキュー隊員、防護服に身を包んだ消防隊員などが忙しく走り回り、空気で膨らませるテントなど数多くの器材を使って救助、消火活動を展開した。また、上空を消防局のヘリが旋回して撮影した映像を、衛星通信システムを使って総合庁舎1階の大型液晶テレビに訓練の様子を映し出した。
080928kunren04 080928kunren02_21時間余りの訓練終了後、伊藤敬警察署長、山口高広消防署長、皆川敏明区長が講評、「震災は必ずやってくる。本番は生やさしいものではないので、訓練を重ねて備えなければならない」「回を重ねるごとに充実してきており、これからも協力してがんばりたい」「災害時には自助、協調、互助が大切。訓練の成果を安心、安全のまちづくりにいかしたい」などと話していた。

2008-10-03 in 10)社会, 12)防災・安全, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink

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