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2008年10 月25日 (土曜日)
川崎市麻生区のギャラリーで田中岑さんの小作品展
川崎市麻生区の新百合ヶ丘駅近くのギャラリー華沙里(麻生区上麻生1-10-6ー2F)で、多摩区に住む画家田中岑さん(88)の小作品展「モネ・モネ」展が開かれており、有名な画家の軽やかで絵物語のような楽しい作品が人気を集めている。
展示しているのは、田中さんの愛犬トイプードル「モネ」のモチーフにした作品30数点。体を伸ばしたモネと丸まって寝ているモネの2種類の版画を様々な角度で刷り、色彩色や紙などが貼ってある。田中さんは、第1回安井賞を受賞した洋画家で、神奈川県立近代美術館に絵が収められている洋画家で、市内では個展を開くのは初めて。
同展は、多摩区に住む芸術家の水島一生さん(60)のプロデュースによるもので、ことし6月に水島さんが同ギャラリーで手がけた12人のアーティストによるボックス・アート展で今回の企画がまとまった使った。
ボックス・アート展で使った田中さんの凸版を使い、水島さんが印刷。これに色使いに高い評価を持つ田中さんがが直筆で手彩色、紙を貼るなどしてオリジナル作品を制作。元の版画が2種類とは思えないほど、イヌが多種多様な姿態を見せる楽しい作品展だ。初日の10月16日には、田中画伯が手彩色を実演するイベントも開かれた。会場での即売も行われている。
展覧会は28日までで、最終日は午後5時まで。問い合わせは電話044(954)2333ギャラリー華沙里。
2008-10-25 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, b1) 川崎市麻生区, b2) 川崎市多摩区 | Permalink