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2008年10 月28日 (火曜日)
Jリーグ・川崎が首位と勝点差2に:コンサドーレ札幌に快勝、再び3位に浮上
Jリーグ30節第2日程の試合が10月26日等々力競技場で行われ、川崎がコンサドーレ札幌に3対1と快勝、勝点を51に延ばし3位に浮上した。この日の試合で、首位の鹿島アントラーズが負けたため、首位との勝ち点差はわずかに2と迫り、念願のタイトル取りに再び近づいた。
写真=7本目のシュートでダメ押しの3点目のゴールを決め、ゴールネットで喜ぶFWジュニーニョ(10)と称えるFW鄭大世(16)、19試合ぶりに復帰の森勇介(19,撮影:藤井栄美)
Jリーグは残り5試合、川崎Fは前節のアウェイで清水エスパルスに完封負けをしており、これ以上引き離されると優勝戦線から遠ざかることになる大切な戦いだった。
川崎Fは、ケガで戦線離脱していたMF森勇介)が19試合ぶりに先発、前節累積警告で出場停止のDF寺田周平とMF谷口博之もスタメンと安定した布陣。開始早々から積極的に攻撃をしかけ、3人のFWが札幌のゴールを再三襲うものの、相手にかわされゴールが決まらなかったが、20分にMF中村憲剛があざやかなミドルシュートで先制点を奪うと、川崎イレブンは清水戦で無得点だったプレッシャーから解放されたように、サポーターを鼓舞して喜んだ。28分にはMF谷口博之が追加点(写真右下)を決め、試合を有利に進めた。
後半は、降格の決まった札幌が意地を見せて反撃、の攻撃一瞬の隙を突いて72分に1点を返した。川崎Fは、後半だけでも16本のシュートを放つが、精度が低く札幌GKの攻守もあって、なかなかゴールを割れない時間が続く。84分にDF寺田周平のヘディングを右足で決め、ダメ押しの3点目を決めて試合を決定づけた。ゴールとなったジュニーニョのシュートはこの日7本目。一端Gゾーンに走りかけたが、ゴールネットに飛び込み、ネットを握りしめて大きく揺らし、喜びを爆発させた。
川崎Fは、トップとの差は勝ち点2となったが、優勝するためにはこれからの1試合1試合がトーナメントのようになり、1試合も落とせない状態が続く。この日の川崎Fのシュートは、リーグ1の得点力を誇るチームらしく27本だったが、残り4試合では、その精度も課題で、得失点差も視野に入れる必要がある。
リーグ戦の次の試合は、11月18日にアウェイで大宮アルディージャと対戦、ホーム試合は11月23日にガンバ大阪と対戦する。
2008-10-28 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink