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2008年9 月29日 (月曜日)

川崎市高津区の公園で畜産まつり:3000人が動物とのふれあいを楽しむ

080927tikusanmaturi04 川崎市高津区梶ヶ谷の梶ヶ谷第一公園で、9月27日に「畜産まつり」(川崎市畜産まつり運営協議会主催)が開かれ、親子連れなどが、市内の畜産農家で飼育されている乳牛やブタを見学、小動物とふれあってのんびりとした休日を楽しんでいた。

写真=ニワトリにエサをあげる子ども、子牛に触れる、卵の品評会、卵のつかみ取り

080927tikusanmaturi02_2 まつりは、市内の畜産について理解を深め、畜産物の普及を図ることを目的に、開かれており、会場に成牛1頭、子牛1頭、ニワトリ4羽、子ブタ3頭を展示。牛にふれ「あったかい」「おとなしんだね」などと話しながら動物の前で記念写真を撮影していた。テントの中では卵の品評会も行われ、23点の出品のなかから高津区宇奈根の河崎幸一さんが飼育するイサブラウンの鶏卵が金賞に輝いた。
080927tikusanmaturi05 おだやかな荒天に恵まれた会場には昨年の2倍以上の約3000人が訪れ、主催者を驚かせた。人気の集めたのは、ミルクとゴルフボール使った卵のつかみ取り。家族連れが長蛇の列で順番を待ち、用意された千パックの牛乳と150キロの卵はあっという間になくなった。会場アトラクションとして、イベント用の小動物を貸し出している高津区の畜産農家の協力で、うさぎやモルモット、ヒツジなどにふれるミニ動物園、ポニーの乗馬なども行われ、子どもたちを喜ばせていた。
080927tikusanmaturi03_2担当の市経済労働局農業振興センターによると、市内ではかつて畜産が盛んで1999年まで畜産まつりの会場で成豚の品評会も行っていたが、畜産農家が急激に減少したため、展示のみに切り替えたという。ことしは特に、市内産の卵の販売倍所などをたずねる人が多く「予想以上に、食の安全性に関心が高い」と笑顔で話していた。

2008-09-29 in 02)イベント・催事, 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, b3) 川崎市高津区, | Permalink

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