川崎市多摩区の生田緑地ばら苑：開苑50周年記念しミニコンサート、花と音楽の競演にうっとり

川崎市多摩区の生田緑地ばら苑で6月7日、開苑50周年記念コンサートが催され、訪れた人たちはバラの花と香り、音楽のハーモニーにひたっていた。

ばら苑が旧向ヶ丘遊園時代から通算して半世紀を迎えたのを記念して、芝生広場に特設ステージを設け、5日からミニコンサートを楽しんでもらおうと企画したもの。
洗足学園弦楽四重奏、タンゴ・レクエドル、ラルナ＋１の3グループが日替わりでタンゴ、弦楽四重奏などを1日３〜4回、演奏した。
前日まではあいにくの雨模様に見舞われ、盛り上がりに欠けたが、この日は久しぶりの梅雨の晴れ間に恵まれたため、次々と夫婦や家族連れなどが訪れ、広い園内に咲き誇るバラの花を花を楽しむとともに、クラシックやポピュラー、タンゴなどのなじみ深い曲やバラにちなんだ曲の演奏に静かに耳を傾けていた。
5月15日から始まったばら苑の春の一般公開は８日までで、ミニコンサートも4回行われる。
入園、コンサートの鑑賞は無料。
問い合わせは044-978-5270ばら苑管理事務所（開園期間中のみ）。