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2008年5 月 8日 (木曜日)

川崎市多摩区の二ヶ領せせらぎ館で野鳥の写真展:カワセミなど通年見られる30種の生態写真を展示

080507yatyo01 川崎市多摩区の二ヶ領せせらぎ館で多摩川で見られる野鳥の写真「多摩川の仲間達」が開かれ、ゴールデンウィーク中に立ち寄った市民らが熱心に観賞していた。

写真=写真の説明をする大野さん

撮影したのは、同館の近くの宿河原に住む大野章さん(61)。2004年に夏に同館の依頼で夏に見られる鳥と昆虫の写真展を開催。2回目の今回は、1、2年前に登戸から東名高速陸橋付近までの多摩川と二ヶ領用水宿河原線とその間の河川敷にあるビオトープなどをエリアに撮影したカワセミ、ハクセキレイ、セキレイ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ウグイスなど通年を通して見られる30種をA4サイズにプリントして展示。アシの茂みにいる鳥や大きな口をあけるヒナ、子どもに給餌中の親鳥などそれぞれの生態がわかる写真が多い。
このほか2007年にタカ目ハヤブサ科のチョウゲンボウの抱卵から巣立ち、うち1羽が釣り糸にからまりレスキュー隊に救出されその時飛び出そうとして左足を骨折しNPO日本希少生物保護協会に自然に戻す訓練を受け手飛び立つまでの約4カ月間の貴重な記録なども展示している。写真を見た市民から「身近なところでこんなにたくさん鳥がいるのは知らなかった」などの声が上がっている。
大野さんが野鳥写真を取るようになったのは数年前。体調を崩して医者から運動を勧められ、自宅近くの多摩川を散歩するうちに野鳥が姿が目につくようになりカメラ持参で散歩するようになり、定年退職したいまは査定した写真で自分のホームページを開設するほど熱心に取り組んでいる。大野さんは今回の展示に「多摩川に来た人が自然とふれあう参考になれば」と話している。
写真展は5月31日まで。問い合わせは電話044(900)8386二ヶ領せせらぎ館。

2008-05-08 in 01) 自然・環境, 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink

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