川崎市麻生区で初の「おじさま達のファッションショー:40代以上のモデルが60〜70年代の音楽にあわせ演技

川崎市麻生区の新百合ヶ丘駅前の新百合21ビル多目的ホールで、５月10日午後１時30分から中高年の市民モデルが音楽に合わせ舞台パフォーマンスなどを繰り広げるユニークな「第１回　おじさま達のファッションショー」が開かれる。

このイベントは、シニアが中心の市民団体「達人倶楽部」が主催、川崎市と川崎商工会議所が共催する。「達人倶楽部」は、団塊の世代が退職を迎える「2007年問題」を前に、それまで培った技術・経験などを市内の産業発展や地域の課題解決に還元できる仕組みをつくろうと川崎市と川崎市商工会議所が音頭取りして2006年７月に発足した市民団体。現在、約100人の登録会員がおり、映画やドラマ制作の協力、都市型農業・緑のまちづくりなどさまざまなプロジェクトに参加、「かわさきＦＭ」でシニア世代の目線で取材した地域情報を発信する番組を制作するなど各分野で活動している。
ファッションショーは、「おじさんがおしゃれをしたらもっと元気になるのでは」という達人倶楽部会員の発言をきっかけに、同倶楽部の活動と退職後に地域デビューを果たした会員の紹介を兼ねて企画され、ＦＭ放送を担当の７人の会員が中心となり３月から準備をすすめてきた。プロの音楽プロデューサーも参加、ラジオ番組を受け持つＣＭモデルの斎藤ひろこさんが振り付けを担当、衣装合わせやモデルウォークの練習も行った。
当日舞台では、達人倶楽部会員10人と公募モデル1２人が、1960年代から1970年代の音楽をバックに当時流行していたファッションを取り入れた衣装を身につけ、青春時代を彷彿させるパフォーマンスを披露する。
入場は無料。午後１時開場で、終了は午後４時の予定。
問い合わせは電話044(200)3212川崎市経済労働局雇用部　達人倶楽部事務局。

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