« 「音楽の街」めざし狛江市在住の音楽家が「夢コンサート」:空席待ちも出るほどの人気 | メイン | 川崎市麻生区で植樹祭:230人が森の恵み味わう »
2007年12 月 9日 (日曜日)
天皇杯・川崎が準々決勝に進出:ひさびさ出場の我那覇に温かな声援
サッカーの天皇杯第5戦の6試合が12月8日に各地で行われ、川崎は神戸総合運動公園ユニバー記念競技場でヴィッセル神戸と対戦。川崎は前半の3得点を守り、無失点で準々決勝に駒を進めた。次は12月23日13時から埼玉スタジアム2002で、J2のリーグ成績は10位ながらも浦和、横浜FCを破って好調の愛媛FCと対戦する。
写真(撮影:山本真人)=先制ゴールを奪った森勇介(中央正面)を祝福するチームメイト,久々出場でジュニーニョとともにボール競る我那覇和樹(左)、神戸まで応援に来たサポーターに勝利のあいさつするイレブン(上から)
ことし「タイトル取り」を掲げている川崎は、リーグ戦終了後、「元旦に国立に立とう」を目標にチーム一丸となって天皇杯に臨んでいる。
試合は、開始早々の2分川崎のMF森勇介がミドルシュートで先制リズムにのって攻撃するが、中盤での激しいボールの奪い合いが続いた。一方神戸は、守備の要MFエメルソン・トーメが27分に負傷退場、29分にはMFボッティが2枚目のイエローカードで退場。数的優位に立った川崎はすかさず、31分にFW鄭大世がヘディングでゴール、続く35分にも鄭が右足でゴールを決め、神戸のFW大久保嘉人らの反撃をかわして前半を3対0で折り返す。
勢いに乗る川崎は、後半に左サイドのMF村上和弘に変えFW黒津勝を起用、神戸も激しく反撃に出るが、ディフェンス陣がパスコースを消して攻撃をくい止める。数的不利で決め手を欠く神戸に対し、川崎は64分に2ゴールあげた鄭に替え、9月30日以来久々にベンチ入りしたFW我那覇和樹を送り出すと、神戸まで駆けつけたサポーターから大きな声援が起きた。川崎は後半、途中出場の我那覇の4本のシュートを含め神戸の3倍以上の14本のシュートを打つが、ハーフタイムに気持ちの立て直しを図った神戸の必死の守備にネットを揺らすことなく、前半のリードを守り、ベスト8入りを果たした。
2007-12-09 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink