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2007年9 月10日 (月曜日)
しんゆり薪能に川崎市麻生区の小学生9人が出演
川崎市麻生区万福寺の十二神社で9月13日に催される「しんゆり薪能」に、地元の小学生出演、本番に向け「能」独特のすり足や所作の練習に励んでいる。
写真=すり足の練習に励む子どもら(9月8日、万福寺会館)
この薪能は、小田急線開業80周年と新百合ヶ丘駅北口の丘陵地を開発して誕生した新百合山手まち開きを記念して催されるもので、「しんゆり・芸術のまち」推進のための芸術文化イベントのひとつ。演目は、狂言「昆布売」と能「鞍馬天狗」で、和泉流の人間国宝・野村萬さん、金春流の櫻間右陣さん、下掛宝生流の森常好さんら第一人者が出演する。
「鞍馬天狗」には、牛若丸役、稚児役に11人の子どもが出演。麻生区からは稚児役に公募7人を含め小学1年から6年の9人が約15分間舞台に上ることになった。子どもたちは、舞台となる十二神社近くの万福寺町内会館で8月26日、9月2日、9月8日に今回の能で地謡に出演する櫻間会の能楽師からすり足や体の回し方、目線などの指導を受け、慣れない足袋をはいて真剣な面持ちで練習に励んだ。千代ヶ丘小学校の遠藤あおいさん、宮川遥さんは「能は見たことがないけど、家族に勧められおもしろそうだったので参加しました。すり足は覚えたけど、体をまわすところが難しい」と話している。最後まで残って練習していた最年少の笹川拓望君の母親は「家でもすり足で歩く練習をしています」とステージママぶりを発揮していた。
雨天の場合は午後1時に会場変更を発表
かがり火に照らし出される幽玄の世界を近くて見られるとあって、前売り券は短期間で完売したが、当日券(4500円)が若干あり、会場で販売する。また、雨天の場合は会場が麻生市民館大ホールに変更となる。会場の変更時間は当日午後1時に決定し、薪能を協賛する三井不動産、小田急電鉄のHP(イベント用)に掲載される。HPのアドレスは三井不動産はこちら>、小田急電鉄はこちら>。
問い合わせはフリーダイヤル0120-755-950しんゆり薪能実行委員会。
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2007-09-10 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 11)まちづくり, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink