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2007年9 月 9日 (日曜日)
アメフトXリーグ2007:富士通フロンティアーズは、オール三菱ライオンズに辛勝
社会人アメリカンフットボールのXリーグの秋季リーグが9月5日に開幕した。川崎市を本拠地とするイーストディビジョンの富士通フロンティアーズは、9月6日に東京ドームで行われたオール三菱ライオンズとの試合に17対7で勝ち、初戦を飾った。
写真=第2Q、富士通・進士祐介(28)の勝ち越しのタッチダウン
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イーストディビジョン最初の試合となったこの日は、関東地方に台風9号が接近する大荒れの天気のなかで、19時にキックオフ。
富士通は、1Q(第1クオーター)で新加入のQB(クオーターバック)出原章洋(背番号18)からWR(ワイドレシーバー)清水聡(86)にロングパスが通り先制のタッチダウン。2Qの開始早々に富士通が自陣ゴール近くでファンブルしたボールを三菱RB(ランニングバック)丸茂俊介(39)にタッチダウンされ同点となった。富士通はその5分後にRB進士祐介(28)のタッチダウンで追加点を取り再びリード、14対7で前半を終えた。後半は、3Qに富士通のK(キッカー)長谷樹(17)が23ヤードのFG(フィールドゴール)を決めて3点を追加、粘る三菱は4Qに相手ゴール間際まで攻め込んだが、富士通ディフェンス陣が踏ん張り追加点を許さず試合終了となった。
逃げ切った富士通は試合後のハドルで藤田智ヘッドコーチが「負けなくてよかった。一歩一歩確実に進もう。次は大切な一戦、積極的に戦おう」と選手を鼓舞、今井義教キャプテン(21)は「きょうの試合は負けたと思って反省しよう。真剣に練習をして(きょうのような)初歩的なミスをなくそう」と気持ちを引き締めた。
次節、富士通フロンティアーズは、9月17日18時から東京ドームでオービックシーガルズと対戦する。
社会人1位をめざし18チームが3ディビジョンに分かれリーグ戦
Xリーグは、企業・クラブの社会人18チームがイースト、セントラル、ウエストの3つのディビジョンに分かれ、総当たりでリーグ戦(5試合)を戦う。その後、各ディビジョン上位2チームが、トーナメント方式のファイナル6に進出し、その決勝戦が12月17日に東京ドームで行われるジャパンエックスボール(日本社会人選手権)。優勝チームは、2008年1月3日に学生1位と日本1の座をかけて対戦する(ライスボール)する。
また、各ディビジョンの最下位チームは、それぞれのディビジョンに属するX2優勝チームと12月に入れ替え戦を戦い、勝者が翌年のXリーグに在籍する。
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