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2007年7 月14日 (土曜日)
アメフトW杯川崎大会:ドイツがスウェーデン破り3位に
アメリカンフットボールワールドカップ2007川崎大会は7月14日、川崎市川崎区の川崎球場で欧州勢道理による3位決定戦が行われ、ドイツがパントリターンダッチダウンを奪ってスウェーデンを7対0で破り、前回に続き3位の座を獲得した。
写真は決勝点となったドイツのマルセル・ドゥフト選手(8)のラン
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午後7時にキックオフの3位決定戦は、台風4号の影響による雨が一段と激しくなり、選手が走るたびに水しぶきがあがるがるほど。視界がさえぎられるところもあったが、ヨーロッパ代表1位のスウェーデンと2位ドイツの好対戦を見ようと、スタンドには雨カッパにカサをさした熱心な観客が訪れた。
試合はスウェーデンはパスプレー、ドイツはランを中心に試合を展開、互いにディフェンスに力を入れ、一進一退の攻防が続き前半を0対0で折り返した。試合が動いたのは第3クォーター。9分36秒にパントを受けたドイツのWRドゥーフト(8)が自国チーム側のサイド際を一気に駆け抜け、最後は味方選手に守られながらエンドラインを踏み越え85ヤードのパントリターンタッチダウンを決め、直後のトライフォー・ポイントもK/Pディルガー(11)が成功、この貴重な得点を守り抜いて3位を獲得した。試合後のハドルを終えたドイツ選手は、横殴りの激しい雨の中で水しぶきを浴びながらピッチにダイビングして喜びを爆発させた。
勝利したドイツのウォルター・ロールフィング守備コーチは「前半は厳しかった。相手チームのミスを待っていたが、なかなかしてくれなかった。攻撃は慎重で控えめにラインコントロールして、スペシャルチームが点を取ってくれた。、メダルを取れてよかった」と語り、ヤーク・メケントゥーン スペシャルチームコーチは「このような天候では、スペシャルチームが重要となることはわかっていた。アメリカ戦ではできなかったが、今回はスペシャルチームが能力を発揮して点を取ることができた」と試合を分析、ダッチダウンを決めたドゥフト選手は「前の試合までは攻撃の選手として余り活躍できなかったが、きょうのあの場面はアナが見え、パントリターンで点が取れとてもラッキーだった」と笑顔「4年後は決勝戦まで勝ち進み、日本かアメリカと対戦したい」と話した。
敗れたスウェーデンのB.Dケネディ監督は「びしょぬれになりながらも選手がよく戦ってくれたことを誇りに思いたい。ドイツはラッキーだった。このような天候のときは、むずかしく、ミスがこの結果になった。最後は何かをやらねばと思いターン・オーバーにかけたが成功しなかった。スウェーデンは金メダルをとれるだけの力があるので、2009年にヨーロッパチャンピオンで雪辱を果たしたい」とさばさばとした表情で語った。
2007-07-14 in 02)イベント・催事, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b7) 川崎市川崎区, スポーツ | Permalink