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2007年7 月11日 (水曜日)
アメフトW杯川崎大会:スウェーデンがフランスに辛勝
アメリカンフットボールワールドカップ2007川崎大会の第1ブロックの2回戦の第1試合、スウェーデン対フランス戦が川崎市川崎区の川崎球場で7月10日に行われ、2大会ぶりに出場したスウェーデンが16対14の接戦の末、フランスをくだし、初戦を飾った。
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雨の中で行われた欧州勢同士の試合は、逆転に次ぐ逆転の緊迫した内容となった。
第1クォーターにまずフランスがタッチダウンで今大会初の得点を挙げて先制。第2クォーターにスウェーデンがタッチダウンで追いついた。第3クォーターは波乱の展開。まず、スウェーデンが追加点を挙げると、フランスもタッチダウンを決めて再逆転。しかし、スウェーデンがフィールドゴールを決めて再々逆転した。第4クォーターは両チームとも追加点が奪えず、そのままスウェーデンが逃げ切った。
勝利したスウェーデンのB.Dケネディ監督は「こういう大会では初戦に勝つことが大切で、勝てて気持ちいい。フランスにパントをブロックされ多時は、腹にけりを入れられたように驚いたが、あの後スウェーデンのオフェンスが力を回復し、相殺できた」と試合を分析。次の日本戦については「2003年にドイツで行われたW杯も見ているが、日本は早さ、強さ、力があるすばらしいチーム。チャンピオンになるために(第1回W杯の雪辱のため)日本を目標に準備してきた。すばらしい試合になる」と意気込みを語った。同点のタッチダウンを決めたRBのP.ビヨーンハンマー選手(背番号37)は「フランスに勝ててうれしい。次は200ヤード走って我々が勝ちます」と自信のほどをのぞかせた。
敗れたフランスのラリー・ルゴー監督は「厳しい試合だった。2点差で負けたのは悔しい。うちは攻撃は良かったが、ディフェンスは相手の攻撃をつぶすことができなかった。スウェーデンはミスが少なく勝つための戦い方をしていた」と相手を称えた。
スウェーデンは12日第2試合(午後7時開始)で日本と決勝進出をかけて対戦する。フランスは2敗で第1ブロック最下位が決まり、14日の5位決定戦(午後3時開始)に出場する。
2007-07-11 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b7) 川崎市川崎区, スポーツ | Permalink