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2007年1 月21日 (日曜日)
狛江市中央公民館で遺跡展:古墳時代に焦点あて円筒埴輪などを展示
狛江市和泉本町の中央公民館で、市内に数多く作られた古墳時代に焦点をあて、地名が付いた「和泉式土器」など展示する「狛江市遺跡展」が1月31日まで開かれている。
写真=中央公民館2階のショーケースで展示
同館の2階ガラスケースに展示しているのは、約1300年から1500年前(古墳時代前期から後期)の円筒埴輪や壺(つぼ)など土器20点と遺跡分布図、写真・解説パネル。和泉式土器(写真左)は、古墳時代中期(5世紀半ば)に南関東一円で使われた素焼きの土器で、ロクロを使わず粘土を積み重ねて表明をハケ目で調整して全体をていねいに磨いて仕上げたている。1940(昭和15)年に現在の東京航空計器(株)敷地(和泉本町1丁目)で偶然発見された古墳時代中期住居跡からその様式として初めて出土したため地名が付けられた。
今回は、古墳時代中期の弁財天池1号墳の周溝(古墳の周りに彫られた溝)から出土した壺、坏、長胴甕(ちょうどうかめ)、稲荷前遺跡の高坏(たかつき)・埦(わん)、橋場遺跡の坩(かん)、球胴甕などを発掘調査時の写真などと解説付きで、1階では、田中・寺前遺跡の住居跡の写真を展示している。
また関連展示として、2004年7月に発掘が行われ土屋塚古墳について昨年春からは市役所2階ロビーに「土屋塚古墳展示コーナー」(写真右)を設けて展示中だ。このコーナーでは、発掘当時の写真、周溝や墳丘(ふんきゅう)の復元図、調査後に保存された現況写真、遺物の円筒埴輪などを展示している。土屋塚の調査については市教育委員会社会教育課が2006年3月に報告書を発行、希望者に400円で領布している。問い合わせは電話03(3430)1111狛江市役所社会教育課。
2007-01-21 in 02)イベント・催事, 05)歴史, a) 狛江市のニュース | Permalink
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